オレンジデイズの無料動画を1話からフル視聴する方法【最終回まで】

オレンジデイズの動画を無料視聴する方法

「オレンジデイズ」

動画配信サービス「Paravi」

第1話から最終回まで全話配信中です

 

今すぐ無料おためし

 

「Paravi」2週間無料です

無料期間中に解約すれば違約金もなく、ボタン一つで簡単に解約できます

<Paraviのおすすめポイント>
 
・TBS系列の人気ドラマやテレビ東京系列の人気ドラマが見放題
・最新の連続ドラマやバラエティ番組も見逃し配信
・アニメ、海外ドラマなどParavi独占でラインナップ!話題の新作映画も
・スマホのアプリでは動画のダウンロードも可能
スマートフォンパソコンは もちろんテレビでも楽しむこともできます
・無料期間後は、月々1017円(税込)で継続できる
 
<Paraviユーザーの声>

20代女性

下町ロケットが見たくて、登録したところ、登録後すぐに動画を見れて便利だなって感じた!スマホのアプリで見れるし、すぐ見れるところがとにかくお手軽。他の動画配信サービスでは配信されていないTBSやテレビ東京の独占ドラマがあり、ドラマ好きには必須の動画配信サービスだと思う。また、水曜日のダウンタウンなどのバラエティ番組も充実してるから、自宅で退屈なときに重宝してる♪

オレンジデイズの見逃し動画まとめ

■第1話から最終回までフル動画の視聴方法■

Paravi

■動画共有サイトを検索■

YouTube

 

注意
動画共有サイトはフルの動画でなく低品質であることが多いです。また、スマホやパソコンがウイルスに感染することもあるので、公式の動画配信サービスを利用することをおすすめいたします。視聴する場合は、自己責任で視聴してみてください。

<見逃し動画>最終回(第11話)
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
最終回(第11話)の公式あらすじ

ドイツへ行った沙絵(柴咲コウ)。チベットへ撮影旅行に行った翔平(成宮寛貴)。櫂(妻夫木聡)、茜(白石美帆)、啓太(瑛太)も、顔を合わせる機会が減り…。
 
<出典>TBSチャンネル

最終回(第11話)のネタバレはここをクリック
沙絵の手紙
沙絵から届いた一通の手紙。そこには文字はなく、大きな丸が書かれていた。
櫂は茜に沙絵の手紙のことを相談すると、手術が成功したことを表しているのではないかと告げられる。実は茜も沙絵から手紙をもらっていて、手術が成功し少し聴力が回復したことを聞かされていたようだった。
 
茜はオレンジの会のみんながバラバラになってしまったことなどを翔平に手紙を送っていたが、翔平から返事が来ることはなかった。そんな翔平はチベット、ネパール、カンボジアを周り、日本へと帰国していた。沙絵がドイツに行く前に旅立っていた翔平はオレンジノートを沙絵が持っていることを知らず、大学のラウンジでオレンジノートを探していた。
 
櫂は翔平が帰国したことを受け、久しぶりにオレンジの会のメンバーを呼び、皆でラウンジに集まった。そこで再会した茜と翔平。茜はなぜ手紙の返事をくれなかったのかと翔平を責め立てるが、翔平は写真を撮ることで茜に話しかけていたのだと撮った写真を見せた。
 
「この景色見せたい。こんなとこ行った。こんなものに感動したってさ。行く先々であんたのこと思って写真撮ってた」
 
「許そうかな。許しちゃいそうだな。弱いな、私」
 
 
再会
沙絵はドイツでハルキとの結婚準備を着々と進めていた。本人たちよりもゆり子の方が張り切ってドレス選びに精を出していたが、ゆり子は沙絵の聴力が回復したにもかかわらず、まだ言葉を発さないことに不安を抱いていた。
 
櫂たちは卒業に必要な単位を無事取得することができ、お祝いにと3人で飲みに行くことになった。櫂はまだ沙絵のことを吹っ切れておらず、それを見かねた翔平は沙絵に指輪を買ってドイツに行ってプロポーズすればいいと提案する。
指輪を選ぶために銀座に向かい、指輪を見て回っている中、櫂たちに気付いた沙絵が櫂の名前を呼んだ。
 
「櫂…櫂―!」
 
その時沙絵は手術後初めて声を発していた。沙絵は家のことや大学卒業の手続きなどで日本に来ており、ハルキと指輪を見に来ていたところだった。
 
少し2人で話す沙絵と櫂。沙絵はハルキと結婚することを櫂に告げた。
沙絵に言いたいことや聞きたいことがたくさんあったはずの櫂だったが、その言葉を沙絵に向けることはなかった。
 
沙絵は櫂と再会してから、焦るように結婚の準備を進めているようだった。
ハルキは沙絵が呼んだ「櫂」という言葉は昔の恋人を呼ぶ声ではなく、愛しい人を呼ぶ声だったと告げた。
 
「急がないから、ちょっと考えてごらんよ、僕との結婚。沙絵ちゃん、お母さんのために俺と結婚しようとしてるんじゃない?」
 
〈なんか冷静だね。自分のことなのに〉
 
「冷静な振りしてるんだよ。わかってよそれくらい」
 
 
真実
沙絵は卒業の手続きのために大学を訪れると、そこで真帆に遭遇する。
真帆と絵が櫂のシャツを届けに櫂の家に行ったときの話になり、真帆は櫂には少し未練があったが、きっぱり振られたこと、もう会っていないことなどを沙絵に告げた。それをきいた沙絵は店を飛び出し、リハビリ施設で働く櫂の元へと向かった。
 
〈真帆さんと付き合ってたんじゃなかったの?〉
 
「付き合ってないよ」
 
〈私があなたが忘れたシャツ届けに行ったあの日、彼女とふたりで家から出てきたじゃない〉
 
「でもそれだけだよ」
 
〈だったらどうして私のこと追いかけてくれなかったの?〉
 
「は?」
 
〈私、誤解したまま、あなたを諦めてそれでドイツ行ったのよ!なんで追いかけてくれなかったの!?〉
 
「もしもし?何言ってんのあんた。追いかけたでしょ?バスに乗ったあんた」
 
〈そうじゃない、あのシャツ届けに行った日によ〉
 
「あのさ、勝手なことばっか言ってんなよ!自分でおしまいって言ったんだろ?お母さんに付いてドイツに行くって」
 
〈そうだけど〉
 
「信じられなかったのそっちだろ?俺のこと信じられなくて、勝手に新しい恋人つくって結婚してくのそっちだろ?俺だっていつもいつも沙絵の思うようにはならないんだよ。ロボットじゃないんだ。あんたもさ、もう大人なんだから、自分の言ったことや決めたことに責任持てよ」
 
〈わかったよ。わかったけどそのあんたってやめてよね!すっごいアタマ来るからやめてよね!〉
 
沙絵は怒ってその場を後にした。
 
真帆は沙絵を追いかけてきて、沙絵に向かって櫂の気持ちや思いを知らせようと必死に説得をする。
 
「みんな最初から強いわけじゃないんだと思うの。あなたがしゃべるの怖いように。ごめん許して。しゃべるの怖いように櫂君だって怖いのよ。みんなそうやって弱いとこあるのよ。それわかってあげて」
 
沙絵はハルキにもらった指輪を外し、一人部屋で泣いていた。
 
 
卒業式
櫂は専門学校の試験が終わり、茜や啓太たちから少し気の早いお祝いをしてもらっていた。櫂は茜から沙絵が結婚をやめて延期したことを聞き、沙絵はまだ櫂のことが好きなのだと言われるが、櫂はもう遅いと一蹴する。
翔平からも許せない気持ちはわかるが、一生に一度の人なら乗り越えられないかと説得された。
 
その後、櫂は志望の専門学校に見事合格すると、そのことを堺田教授に報告しに向かった。堺田は沙絵も櫂の専門学校の試験のことを気にかけていたと告げ、報告してはどうかと勧めた。櫂は沙絵の家に向かったが、すでに沙絵はドイツへと発ったようで、部屋はもぬけの殻になっていた。
 
卒業式当日。櫂は大学生活を懐かしみ、校内や思い出深いラウンジを見て回っていた。すると沙絵がドイツへ持って行ったはずのオレンジノートが置いてあることに気付いた。
 
開いてみると、最後のページには、沙絵から櫂に向けてのお礼や思いなど、たくさんの言葉が敷き詰められていた。
 
「櫂は私にとってかけがえのない人でした。そして、これからもきっとそうです。離れてしまっても。最後に、ごめんね、櫂。あなたを信じきれなくてごめんなさい。私、考えてみた。どうしてあの時あなたのことを信じられなかったか。自分が弱かったせいだね。自分が弱いと人も信じられないんだ。だから私は強くなろうと決めました」
 
沙絵はノートの最後の方に、強くなるために、これから一人で暮らして、一人でやっていくことを決めたと書いていた。
 
大学を飛び出し沙絵を探して辺りを探し回る櫂。その後通学路にあるオレンジがなる木の前でオレンジをもぎ取ろうとしていた沙絵を見つけた。
 
〈こっちで仕事見つけるの。こっちで頑張ることにした〉
 
「ふーん」
 
〈一人で部屋も借りたのよ。えらいでしょ〉
 
「えらいよ」
 
〈ドイツには帰らない〉
 
「そう」
 
〈そう…それだけ?〉
 
「こっから始めないか?俺たち、もう一度。もう一度2人で」
 
沙絵はオレンジを手に取って櫂に向かって投げた。
 
〈あげる。卒業おめでとう〉
 
沙絵と櫂は互いに強く抱き締め合った。2人で大学に戻り、茜や啓太、翔平たちと最後の時間を惜しむように過ごし、皆でおめでとうを言い合った。
 
月日が経ち櫂が専門学校へと向かおうとしている時、沙絵がたどたどしく言い放った。
 
「櫂。いってらっしゃい」
 
沙絵が声をしゃべると櫂は目に涙を浮かべながら答えた。
 
「いってきます」
最終回(第11話)の感想はここをクリック
いよいよオレンジデイズは最終回を迎えました。沙絵は日本を離れドイツでの生活を送っていて、しかもなんとハルキとの結婚を進めていたのですから驚きでしたが…実際は櫂も沙絵を諦めようとし、沙絵も櫂を諦めようとして、お互いに諦めようとしてすれ違っていたみたいですね。すれ違いのまま離れ離れで終わってしまうのかと冷や冷やさせられましたが、沙絵は日本に戻り、日本で生活をすると決め、見事に櫂と沙絵は再会を果たすことができました。そして1人ではなく2人で生きて行くことを決め、2人で歩みだそうとします。2人が結ばれてくれて本当に良かったです。
 
ずっとしゃべることを避けてきた沙絵でしたが、櫂を見つけて呼び止めるために言葉を発するシーンは本当に印象的でしたね!柴咲コウさんの演技がとても引き込まれましたし、同時に感動させられました。啓太や茜や翔平たちとの大学生活もまさにエモい展開ばかりで、学生時代に戻りたくなりますし、手話が出てきて、しかも皆で手話で会話する場面もとても新鮮です。オレンジデイズはラブストーリーとしてももちろん魅力的なドラマですが、学生時代を思い出して、疑似学生生活を送った気分になれますし、何度も何度も繰り返し見たくなるドラマでした。
<見逃し動画>第10話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第10話の公式あらすじ

沙絵(柴咲コウ)の耳が前よりも聴こえづらくなっていることを知ったゆり子(風吹ジュン)とハルキ(沢村一樹)は、前々から考えていた手術の話を沙絵に切り出す。
 
<出典>TBSチャンネル

第10話のネタバレはここをクリック
別れの足音
櫂達が急いで病院に駆けつけるとそこには元気そうな沙絵の姿があった。バイクと衝突したが、足を少し擦りむいただけで大怪我をしたわけではなかったのだ。沙絵は周囲のあまりにも真剣な表情を見て驚いていたが、とても心配されていたということに気付き、皆に向かって謝った。
 
ゆり子はなぜ耳が悪くなっていたことを言わなかったのかと沙絵を問いただすが、沙絵は言おうと思っていたと返す。ゆり子はハルキの知り合いで沙絵と同じ病気の人が手術で聴力を取り戻したという話をすると、ドイツで手術しないかと提案する。しかし、ゆり子は沙絵を気遣い、東京から離れたくないのであれば東京で手術しても良いと言い、自分も付き添うと告げる。沙絵はそうなればゆり子の夢が絶たれることに胸を痛めるが、ゆり子は自分の夢より沙絵が大切だと答えた。
 
一方、翔平は写真のためにチベットに行くことを茜に打ち明け、自分の意思を伝えたい。茜は少し寂しそうにするものの、翔平の思いを聞き快く応援すると背中を押す。 
 
未来への誓い
オレンジの会のメンバーが集まり、翔平の送別会を開くことになった。沙絵はみんなで集まることも少なくなることをしみじみ感じていた。道すがら、綺麗な夕陽を見て立ち止まった沙絵。
 
〈ねえみんなは、未来に誓おうよ、一つずつ〉
 
「なにを?」
 
〈なんでもいいよ。自分がこうなりたいとかこうありたいとか、そんなこと〉
 
恥ずかしいことでも手話なら声に出さずにすむと茜が提案して、皆で夕陽の前に並んだ。
 
沙絵、櫂、啓太、茜、翔平が順番に夕陽に向かって誓いを述べていった。
 
〈じゃ、私は、正直でいられますように〉
 
〈強くいられますように〉
 
〈優しくいられますように〉
 
〈人の気持ちがわかる人でいられますように〉
 
〈大切な人を守りきれますように〉
 
そして、残り少ない学生生活を楽しもうと、それぞれが自分や仲間との時間を大切に過ごしていた。オレンジの夕陽へ向かってたてた誓いの言葉は大人になってもそれぞれを励ます盾になったのだった。
 
 
沙絵の決意
沙絵は茜にドイツ行きの事を話すと、茜は手術して落ち着いたらすぐ日本に戻って来ればいいと言うが、沙絵は母のことを気にかけ、そうするわけにもいかないと答える。
 
一方櫂は沙絵とデートをしたときに買った音楽を聞きながら一生懸命紙に何かを書いていた。櫂は沙絵が櫂の好きな曲はどんな曲なのかと聞いてきた事を受け、くるりの『ばらの花』を自分なりに説明してみようと考えていたのだった。
 
沙絵は櫂に話があると言うと、母ゆり子と一緒にドイツに行き、そこで手術を受けることを伝えた。櫂は2人の関係がどうなるのかと尋ねるが、沙絵は終わりだと答える。沙絵は櫂とは住む世界が違うと言い、櫂はこれから沙絵以外の女性と恋をして結婚をし、自分との恋はいくつかある恋のうちの一つになるのだと告げた。
 
「なんでそんなこと言うの?なんでそんなひどいこと言うの?」
 
〈私とのことは若気の至りよ。一生背負うことないわ〉
 
「もし君の言った通りだとして、だとしたら僕の恋の話はそこで終わりだ。22歳で終わりだ。その先はない。22歳の時に巡り合った耳の不自由な女の子の話を永遠繰り返すだけだ。エンドレスリピート」
 
〈そんな泣けること言うのは反則だよ。私はママについていかなきゃいけないの。もう決めたの。ママが大事よ〉
 
 
離別
櫂は沙絵にもう一度会って話をしたいとメールを送るが、沙絵からの返事はない。居てもたってもいられず沙絵の家に向かった櫂だったが、沙絵は姿を見せることはなかった。
ゆり子からも沙絵の将来を邪魔しないでほしいと言われ、櫂はやるせないまま帰っていった。
 
ゆり子は櫂の沙絵宛のメールを消してしまったことを謝るが、沙絵はもう関係ないから構わないと言い放つ。ふと気付くとソファに櫂が忘れていたシャツがあった。シャツのポケットには櫂が描いたくるりの『ばらの花』を表現した絵があり、それを見た沙絵は急いで家を飛び出していった。
 
櫂は大学で久しぶりに再会した真帆に沙絵に振られた話を聞いてもらおうとするとしていた。真帆は買い物をして家にやってくると、2人は部屋で酒を酌み交わすことにする。櫂と真帆がちょうど外へ出た時、家を飛び出して櫂の家の前に来ていた沙絵が偶然2人の姿を目撃してしまった。沙絵は気付かれないように櫂のシャツをドアノブにかけて帰っていく。
 
真帆が帰ろうとした時、ドアノブにシャツがかかっていた。それを見た櫂は状況を察して頭を抱える。
 
大学へと向かった櫂は啓太と茜から沙絵がドイツへ発つ前にオレンジノートを記念に持って行ったことを知らされた。櫂はなぜ自分に知らせなかったのかと啓太を責めるが、沙絵が櫂には言わないで欲しいと口止めをしていたのだった。
 
櫂は沙絵を追いかけ、それらしきバスを見て回った。バスのドアが閉まった時、そのバスの窓からオレンジノートが見え、櫂は沙絵に懸命に合図を送った。
 
櫂に気付いた沙絵はバスの後ろから手話で櫂に語り掛けた。
 
〈今までありがとう。嬉しかったよ。あなたのことは忘れない。きっときっと忘れない。しあわせになってね。しあわせでいてね。もう会えないかもしれないけど、元気でね。ありがとう。ホントにありがとう〉
 
「ふざけんな!ふざけんな萩尾沙絵!」
 
櫂が沙絵に最後に言った言葉だった。
その後沙絵から連絡はなく、櫂は沙絵がドイツのどこにいるかすらわからなかった。
全てが幻のように感じられるほど瞬く間に時が過ぎ去って行く中、忘れようとした頃に一通の手紙がやってきた。
 
櫂は沙絵からの手紙を急いで開けた。
第10話の感想はここをクリック
沙絵は櫂に一方的に別れを告げ、ドイツ行きを決めてしまいました。櫂のことを思ってなのか、母親のことを思ってなのか、それとも自分のためなのか……様々な感情があるのかなと思いますが、櫂を突き放すシーンは思わず涙してしまいました。
 
櫂には何も言わずにバスに乗り、バスの中で追いかけてきた櫂にさよならとありがとうを伝え、ドイツへと旅立ってしまった沙絵。櫂は忘れたくても忘れられない、そんな日々を過ごす中、一通の手紙が……
 
思わずここで終わるの!?と突っ込みを入れたくなるほど続きが気になって仕方ない終わり方になっていました。沙絵からの手紙には一体何が書かれていたのでしょうか?手術は成功したのか?ピアノはどうなったのか?次回いよいよ最終回となりますが、どのような展開になるのか気になります!

<見逃し動画>第9話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第9話の公式あらすじ

沙絵(柴咲コウ)は、ゆり子(風吹ジュン)がドイツの交響楽団から入団の誘いを受けたことを聞く。母親の長年の夢が叶うことを沙絵は心から喜ぶが…。
 
<出典>TBSチャンネル

第9話のネタバレはここをクリック
幼馴染
萩尾家にて。ゆり子が嬉しそうに沙絵に話しを振ると、夢であったドイツのクラウス交響楽団から念願のオファーがあったと報告してきた。
沙絵も自分のことのように喜ぶが、一緒にドイツに来て欲しいと言われ、最低でも3年はドイツにいる事を聞かされると、少し複雑な表情を浮かべた。
 
沙絵が買い物から帰る途中、幼馴染でクラウス交響楽団でピアノを弾いている藤井ハルキ(沢村一樹)に出会す。ハルキは休養を取るため日本に帰国してしており、しばらく萩尾家で世話になると告げた。ハルキは沙絵のために手話を覚え、ドイツに行ってもゆり子と沙絵を世話してくれると言い、3人は久しぶりの再会を楽しんでいた。
 
ハルキとゆり子はホテルで沙絵の演奏を聞きに行った。沙絵の演奏に驚き、とても耳が聞こえないとは思えないと絶賛するハルキ。沙絵はピアノに関しては高音は少し聞き取れる箇所もあり、それを頼りにピアノを弾いてきたのだった。
 
 
守るもの
茜は昨夜眠れなかったと言い、朝早く翔平の元を訪ねていた。このまま2人にはなにもなく終わってしまうのではないかと思った茜は居てもたってもいられず、翔平と向き合おうとしていたのだ。
 
翔平は足の悪い妹のあゆみのことを気にしていたが、茜は翔平の守るものは自分も守るのだと告げる。
 
翔平と茜はあゆみを連れ、ショッピングや、美容院などに連れて行き、3人の時間を楽しんだ。あゆみは茜のことを良い人だと翔平に言い、あんな人が母親だったら良かったと零す。
 
 
穏やかな日々
沙絵は幼馴染が家に来ていることを櫂に告げると、嫉妬したかといたずらっぽく聞いた。
櫂は笑いながら、安心しているから妬かないと答える。
 
〈ねぇ知ってた?私目を閉じると本当に真っ暗闇に行くの。なにも聞こえないでしょ?だから目も見えない耳も聞こえない。でもあなたがわかる〉
 
「どうして?」
 
〈心がそばにいるような気がする〉
 
櫂は沙絵とできる限り一緒に居て、抱き合い、抱きしめ合って、届かない声を聞こえない声を補った。
櫂は、2人で一緒に強くなろうと決めていたのだった。
 
沙絵はゆり子とハルキに才能があると言われ、全日本ピアノコンクールに応募してみないかと勧められた。櫂はなぜ競争する場に自分を置くのかと懸念を抱くが、沙絵は自分の力を試すため、挑戦してみたいという思いを打ち明けた。早速沙絵はハルキにピアノの特訓してもらうことになり、練習に励んだ。
 
 
翔平の未来
翔平はあゆみから、母親が1人になってしまったため、一緒に住みたいと言い出したことに反対し、苛立ちを隠せず家を出て行った。
翔平の母親は男を取っ替え引っ替えしては、勝手に家を出て行った過去があり、あゆみの足が悪くなったのは男の元へ行こうとした母を追いかけて事故に遭ったからだった。
 
どうしようもなく途方に暮れた翔平は茜の家に行き着くと、茜を抱きしめ、このままだ抱きたいと告げる。
 
茜と会って気持ちが落ち着き、家に帰って、あゆみとそのまま仲直りした翔平。カメラアシスタントとしてアルバイトしていた事務所の岩崎から連絡がくると、岩崎は3ヶ月ほどチベットやネパール、カンボジアを周り、写真を撮る仕事をしないかと誘ってきた。
 
翔平は自分が雇われているのは女受けが良いからで、才能があるわけではないと話をしていたのを聞いていたことを持ち出すが、岩崎は才能があると認めてもいないが、認めていないわけでもないと言い、翔平次第でこれからいくらでも成長できるのだと語る。
 
 
聞こえない
オレンジの会の皆や、ゆり子、ハルキが見守る中、ピアノコンクールで沙絵の出番がやってくる。
 
演奏中、沙絵はいつもはかすかに聞こえるかはずの高音が聞こえなくなり混乱してしまう。指が定まらなくなった沙絵は途中で演奏をやめ、その場で呆然とする。
 
櫂は、沙絵をフォローすると、美味しいココアをご馳走すると言い、沙絵とレストランへ向かった。
 
〈突然、突然まるで聞こえなくなったの。いつもほとんど聞こえないんだけどね。ちょっとだけ聞こえてるの。高い音はね〉
 
沙絵はいつもはかすかに聞こえていた高い音すらも全く聞こえなくなり、パニックになってしまったのだった。
 
ふと楽譜を忘れたことに気付き、一人で取りに行くと戻っていった沙絵。ステージに佇むピアノが目に止まると、演奏会を想像し、一人で本番さながらにピアノを弾き始めた。
 
戻りが遅いことを心配になった櫂が会場へ戻ると沙絵が弾くピアノの音が聞こえてきた。
演奏が終わり、櫂は大きな拍手をして沙絵に向かって手話をする。
 
〈僕が審査員だったら君が大賞だ。君は神様に選ばれた人だ〉
 
櫂は沙絵の様子を受け、病院へ連れて行くことにすると、医師から聴力が落ちていて、このままでは完全に聴力を失ってしまうと告げられる。
 
手術をすれば、うまくいけば聴力が少し戻るが、上手くいかなければ完全に聴力を失ってしまうかもしれないと言われ困惑する。
 
櫂は沙絵に手術を勧めるが、沙絵は60%の確率に不安を拭いきれず、恐怖心を抱く。櫂は神様が沙絵が乗り越えられると思って与えた試練だと説得するが、沙絵は買い被りだと不安な顔を見せた。
 
「俺がいる。俺もいる。どう?」
 
〈ありがとう〉
 
 
沙絵の失踪
茜はゆり子から沙絵が行方不明になり帰って来ていないと連絡を受けた。茜は櫂にも連絡をし、そばにいた翔平や啓太と共に萩尾家に向かう。
 
ゆり子が心当たりはないかと櫂に聞くと、櫂は病院に行って、手術を勧めた話をする。ゆり子はその話を聞くと気を動転させ、なぜ手術を勧めたのかと櫂を責め立てる。ゆり子は沙絵の聴力がまだ少し残っていることから、最悪の事態を回避すべく手術を勧めていなかったのだが、櫂からその少しの聴力も失われそうだという事実を聞き更に動揺した。
 
その時電話が鳴り、ハルキが出ると、相手はどうやら病院のようだった。
 
「わかりました。山下記念病院ですね、すぐ伺います」
 
「どうしたの?」
 
「沙絵ちゃんが、バイクに……」
第9話の感想はここをクリック
沙絵が目眩がすると言っていたことから、悪い予感がしていた櫂。沙絵は今まで高音が少しだけ聞こえていたということもあり、日常生活やピアノも、その聞こえる高音に頼っていた部分があったようでした。しかし、その高音も聞こえなくなり、このままでは聴力がなくなってしまうと聞かされます。
櫂だけがこの事実に薄々気付いていたようですね。
 
手術で聴力が少しでも戻ればと思いますが 、成功する確率が60%というのは高いようで高くない、難しい数字ですよね。沙絵も母のゆり子も不安になるのもわかります。 
そして手術のことで悩んだのか、沙絵が行方不明!?と思いきや、病院から電話があり……沙絵に一体何があったのでしょう。そして沙絵は無事なのでしょうか?10話の展開が早くも気になります!
<見逃し動画>第8話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第8話の公式あらすじ

櫂(妻夫木聡)と沙絵(柴咲コウ)は、ちょっとしたことから、またケンカに。茜(白石美帆)は、櫂と沙絵を仲直りさせたいと、翔平(成宮寛貴)に相談をもちかける。
 
<出典>TBSチャンネル

第8話のネタバレはここをクリック
障害ある人の気持ち
大学で沙絵の姿を見つけ、挨拶しようと駆けつけた櫂。
しかし沙絵はなぜだか素っ気無い態度を取る。沙絵は櫂のおかげで心が落ち着いたと感謝の気持ちを述べるものの、会話をしようとする櫂を冷たくあしらう。
 
その様子を見ていた翔平は沙絵に振られたのかと櫂を茶化すように尋ねた。
櫂は腹を括り告白をしたつもりだったと言い、付き合うつもりでいたのだが、沙絵の態度に困り果てていると語った。
 
一方、父の手術のため名古屋にいた啓太の元へ、翔平が見舞いにやってきた。翔平は近くに来たからと照れ隠しの言い訳をするが、実際は気が小さい啓太を心配していたのだった。その後、無事手術は成功し、癌は全て取り除かれたと医師に告げられると、啓太も翔平も胸を撫で下ろした。
 
櫂はリハビリ施設のバイトに向かい、ある1人の初老の女性を担当する。少しずつ歩けるようになったことを喜んでいた櫂は次の目標をすぐに立てようとするが、その女性は自分の年齢こともあり、そんなに焦らずゆっくり良くなっていけばいいんだと告げる。
櫂はその言葉に気付かされ、沙絵にそのことを話しだしたが、沙絵は妙につっかかる。
 
〈結局、櫂には障害のある人の気持ちなんてわからないのよ。健康な櫂にそういう肉体的な欠陥を持った人の気持ちなんてわかんないのよ〉
 
「そうかもしれないけど、わかりたいって思ってるよ」
 
〈気持ちいいんだ。わかってあげてる僕って思うのがさ〉
 
「なんか俺と喧嘩したいわけ?」
 
〈あなたは自分より下の人にやさしくしてあげるのが気持ちいいのよ〉
 
「それで?なんか続きがあるんだったら聞くよ。嫌なことは一気に聞いちゃいたいから言えよ」
〈私にやさしくしたのだってそう。私がかわいそうだったから、同情。でもだんだん時間が長くなって来るとね、うんざりしてくるのよ、私の相手。だって何も出来ないんだもん。私一人じゃ授業も受けられないの。あなたはかわいそうな私やそのおばあさんに優しくして、いつも優越感確かめてたいのよね。心の底ではそういうことよ。私あなたに愛されてるって思えないもの〉
 
「本気で言ってんの?今言ったことは本気なの?」
 
〈本気よ〉
 
「あんたに付き合おうって言おうと思ってたんだ。でももういいよ。そんな風に思われてるなんて知らなかった。でも違うよ。今君が言ったことは全部違う。だけど君がそう感じるっていうんだったら仕方ない、俺たち付き合えない」
 
櫂は怒ってその場から去っていった。
 
 
一人で生きていく
堺田教授の元で話し込んでいた沙絵。堺田は沙絵にできそうな仕事を探して紹介したり、就職のサポートをしたりなど、沙絵に対して懸命に対処してくれていた。沙絵はホテルでのピアノ演奏のバイトを始めたと言い、そこでもう少し頑張ってみたいのだと覚悟を告げた。
沙絵の様子を見て、櫂と喧嘩でもしたのかと尋ねる堺田。
 
〈私の不幸は私のもので、誰も巻き込みたくないんです〉
 
「一人で生きていく気ですか?」
 
〈できれば〉
 
「それもいいかもしれない。それもいいかもしれないですけど、寂しいですよ」
 
〈ひとりで生きて行きます〉
 
「それを聞いたら、あなたの仲間はみんな寂しがります。みんなそんなにやわじゃない。特に、結城君は、櫂君は、そんなにやわじゃない。と、僕は思いますよ。人の不幸に悲しんだり、人の幸福に喜んだり、人を愛したり、人を怒ったり。それが生きてるってことじゃないですか、沙絵さん」
 
堺田に言われたことが頭の中で反芻しながら、とぼとぼと歩いていた沙絵。体育の授業を受ける茜の姿を見つけると、さっとタオルを差し出した。茜は沙絵の代返をしておいたと告げる。お礼に食事を御馳走してもらうと茜が言い、2人はお互いの発言を謝り仲直りする。
 
茜はお互い正直になって言い合い、喧嘩したら仲直りすればいいと告げ、櫂にも正直になっていいのではないかと言う。しかし沙絵は櫂に嫌われるのが怖いと不安を吐露した。
 
 
沙絵の本心
大学のラウンジでは、啓太が名古屋から戻ってきてオレンジの会のメンバーにお土産を渡していた。父の癌のことで心境が変化し、啓太は卒業したら名古屋の実家に帰ると皆に告げる。まだ卒業まで時間があると言っても、あと少ししかない大学生活。唐突に現実味の帯びた別れを告げられ、啓太も皆も懐かしむと同時に寂しがる。
 
茜は急に翔平の手を引っ張り教室に呼び出すと、沙絵と櫂の仲を取り持つために、2人きりにさせるよう協力してほしいとお願いをする。櫂と沙絵が両思いだと言うことは茜から見ても翔平から見ても明らかだったが、沙絵は恋愛に憶病になっていて自信をなくしており、茜は背中を押したいと考えていたのだった。
 
早速茜は沙絵にオレンジの会のみんなで海に行こうと提案をする。沙絵は櫂と気まずくなっている手前乗り気ではなかったが、茜が翔平との思い出を作りたいと言うとすんなり受け入れた。
 
海に行く当日、翔平と茜は口裏合わせをして体調不良の理由を作り、啓太にも中止との連絡をする。
2人きりになった櫂と沙絵だったが、櫂は沙絵の発言に対して怒ったままで、いつものように手話で話そうとしたり、沙絵に気遣いを見せる様子はなかった。
 
「君には失望した」
 
唇が読めないと言う沙絵に向かって、櫂は車を停め、沙絵に言い放つ。
 
そこへ体調不良ということにして断りを入れた茜から櫂に着信が入る。
「沙絵ね、本心じゃないの。たまに、本心じゃないひどいこと言うの。櫂君にいつか嫌われるのが怖くて、今すぐ嫌われるようなこと言っちゃうの。だから沙絵の言葉じゃなくて、沙絵自身をわかってあげて」
 
「そんな難しいこと俺にはできないよ」
 
「沙絵は櫂君のことが大好きなんだよ」
 
櫂は電話を切り、沙絵に方向を尋ねると、海へと向かっていった。
 
 
似た者同士
翔平はカメラアシスタントのバイトをやめ、自分には何もないと嘆き、沙絵が羨ましいと口にする。翔平の沙絵を小馬鹿にするような発言に怒った茜は翔平と言い合いになり、はずみでお互いの手に怪我をしてしまう。
 
「本当はね、ちょっとわかることあるの。沙絵はいいなぁって。やりたいことはっきりしてて。眩しいわ、たまに」
 
「何やっていいのか探せなくて探すほど大したものは自分にはなくて、輪郭がボケてるんだ。人生先延ばしにしてるだけなんだ」
 
茜は翔平の発言を聞き、自分のことを聞かされてるようだと笑った。
 
「ねぇ俺さ、骨にヒビ入れられて、あんたのこと余計に好きになったわ」
 
「変なこと言わないでよ」
 
茜と翔平は顔を見合わせ笑い合った。
 
 
2人きりの海
海を眺めたり、花火をしたり、沙絵と櫂が2人で手話をしながら楽しんでいると、沙絵は周囲の視線がこちらに向いていることを感じ、櫂に手話をやめるようにと告げた。
 
〈だから私なんかと付き合わない方がいいのよ。あなたまで笑われる〉
 
「笑われたっていいよ」
 
〈私のせいであなたまで笑われるのはイヤなの〉
 
沙絵は急に態度を一変し、櫂を冷たく突き放した。
 
沙絵が去っていこうとする背中に向かって、櫂は大声で叫びだす。
 
「沙絵―!萩尾沙絵―!口悪いぞー!正確悪いぞー!顔可愛いかもしんないけどモテねーぞー!でも好きだー!お前が好きだー!俺はお前が好きだー!どうだ!喋れないお前もカッコ悪いかもしれないけど、こんな大声でしゃべりまくる俺もカッコわりーぞ!みんな見てるぞ!どうだー何度でも言うぞー!」
 
違和感に気付いた沙絵は後ろを振り向いた。叫ぶ櫂の姿に気付き、走りながら戻ってくると、慌てて櫂の口を塞いだ。
 
〈やめてよ、びっくりするでしょ……もう一回、言って?〉
 
「何を?」
 
〈さっきのとこ〉
 
「どこを?」
 
〈好きだってとこ〉
 
「好きだ」
 
沙絵は涙を浮かべ櫂に抱き着き、2人はキスを交わした。
身体を重ね合い、結ばれた2人。
 
〈ずっと怖かった。音の闇が……誰か電気をつけてって私は泣いてた。でも言えなかった〉
 
「電気ついた?」
 
〈豆電球、ほんの5ワットだけど、ついた〉
 
「ずっと消さないから。愛してる」
 
〈生きていてよかった。生まれてきてよかった。あなたに会えたわ〉
 
櫂は沙絵が自転車で帰ろうとするのを見送ろうとすると、めまいがすると言って立ち止まる沙絵を心配そうに見つめる。平気だと言う沙絵をそのまま見送った櫂。
この時櫂はこれから2人に何が起きるのかなど考えてもいなかった。
第8話の感想はここをクリック
櫂にわざと嫌われるようなことを言ってしまった沙絵。確かにひどいことを言っていた沙絵でしたが、沙絵の立場になってみると、その気持ちもわかる気がします。とはいえ、櫂も櫂で誠実な気持ちでいたわけですから、そりゃあ傷付きますよね。温和な櫂もさすがに怒ってしまい、このまま終わってしまうのかとひやひやしてしまいましたが、茜と翔平のおかげ?もあり、沙絵は素直になることができたようです。そして気持ちを伝えあい、櫂と沙絵は晴れて結ばれました。櫂と沙絵だけでなく、意外と似た者同士とわかった茜と翔平の恋も、同時進行で少しずつ進んでいるようですね。
 
基本的にこのオレンジデイズは櫂の回想として始まっていて、その回想の中の大学お話がでてきているという構成なのですが、ラストでこの後何か起きるというような、不穏な動きがみられました。せっかく結ばれた2人に待ち受ける運命とは一体なんなのでしょうか。9話の展開が気になりま!
<見逃し動画>第7話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第7話の公式あらすじ

櫂(妻夫木聡)は、沙絵(柴咲コウ)の前に突然現れ、彼女と親しげに手話で会話していた男性(永井大)が誰なのかが気になり、翌日、茜(白石美帆)にその件について話す。
 
<出典>TBSチャンネル

第7話のネタバレはここをクリック
沙絵の恋
櫂の目の前で透とハグをする沙絵。透と沙絵の手話を見ていると、透がワールドミュージックエンターテイメントレコードという大手企業のエリートだとわかった。
 
櫂は茜に透の存在について聞くと、透は沙絵が留学していた頃に同じオーケストラにいた先輩だとわかる。透と沙絵は付き合っていたわけではなく、沙絵が一方的に透に憧れを抱いていて、透も沙絵を妹のように可愛がり、耳が聞こえなくなってからもサポートをしていたようだった。
 
学食にて、翔平が茜の告白を茶化すように持ち出すと、付き合ってもいいと冗談っぽく言い茜を困らせる。啓太は最初茜と気まずそうにしていたが、振られてきっぱり諦めがつき、翔と付き合うなら応援すると言うと、茜と今後も友達でいようと握手を交わす。
 
一方、沙絵が仕事先のホテルでピアノの演奏をしていると、そこへまた透がやってきた。
久しぶりに懐かしい会話を楽しむ2人。沙絵は留学中に世話になったと話し、透もまた沙絵を誘うと告げた。
 
 
櫂の気持ち
茜は櫂にこのまま沙絵を放っておいていいのかとけしかけるが、櫂は透がいい人であれば問題ないと告げる。
 
「私は櫂君なのかなだって思ってた」
 
「ん?」
 
「私は沙絵のそばにずっといたけど、私じゃダメなんだよね」
 
「どうゆうこと?」
 
「女同士じゃダメなところもあるんだよ。女の子の心の中にはさ、男の子にしか埋められないことってあるでしょ?」
 
「うん」
 
「それ櫂君なのかなって思ってた」
 
「買い被りだよ」
 
「買い被り?」
 
「俺じゃダメでしょ。あいつを受け止めるのはやっぱりその年上の先輩とか好きなだけじゃダメでしょ彼女の相手は」
 
本心でなさそうなことを言う櫂に茜は沙絵が好きなのかと聞くが、櫂は素知らぬふりではぐらかす。
 
 
ケンカ
翔平と書店で遭遇した沙絵。
翔平は沙絵には何故か自分をさらけ出し、素直になんでも話すことができていた。
翔平は沙絵と櫂がどうなっているのかと聞くが、櫂と自分は恋愛感情ではないと言う。
ふと、翔平も他のみんなもほとんど手話で会話できている理由を尋ねる沙絵。
 
〈ラウンジでもさ、みんなで話してる時、手話使うじゃない?なんで?〉
 
「だって沙絵ちゃんだけわからなかったらつまらないだろ?茜ちゃんが言ったんだ。みんなわかるところは手話使って話そうよって」
 
それを聞いた沙絵は、茜を問いただすと手話で怒りをあらわにしていた。茜は沙絵がアメリカ人だとしても英語を覚えて同じようにすると言い、それは同情ではないと言った。
 
「それがそんなにいけないことなの?沙絵は勝手だよ。同情されるのが嫌、可哀想と思われるくらいなら死んじゃいたいってよく言ってたけど、でも人が自分に注目してないと不機嫌になるじゃない」
 
〈そんなことない〉
 
「そんなことないことないよ。沙絵はいつも星みたいにキラキラしてて横にいる私はそれを際立たせる闇よ」
 
茜と沙絵はその喧嘩から互いに気まずくなってしまった。
 
 
デート
沙絵は透とのデートに向かおうとしていた。緊張すると言いながら、服装が変じゃないかどうかなど、櫂にしきりに尋ねていた。
 
健闘を祈ると言って沙絵を送り出す櫂。沙絵はその後ろ姿をどこか寂しそうに見つめていると、履いていた靴を櫂に向かって投げた。
 
〈櫂はいいの?〉
 
〈何が?〉
 
〈私が誰か好きになってもいいの?私、いなくなってもいいの?〉
 
「彼、来たんじゃない?とりあえず彼の前では靴投げないほうが良いと思うよ」
 
櫂は透が来たことを伝え、靴を沙絵に渡すと、そのまま後ろを向いて帰っていった。
 
 
不穏な影
沙絵と透が夜景を見ながら話をしていると、留学中の話になった。
透は留学中、彼女がいたが、本当は沙絵が気になっていたと言い、チョコレートをもらった時も舞い上がっていたのだと告げる。
 
沙絵は自分の耳がほとんど聞こえないことから、そんな自分でもいいのかと聞くが、透は沙絵は沙絵だから関係ないと答えた。
 
「あの頃は色んな状況の中でうまく言えなかったけど、本当は好きだったよ。それで、今も好きだよ」
 
透はまっすぐな目で沙絵に気持ちを伝える。
 
そして透は沙絵の写真とピアノ演奏を録音したMDが欲しいと沙絵に告げた。沙絵が疑問に思い理由を尋ねると、透は離れているときも写真を見て、沙絵のピアノを聞いていたいと答えた。
 
そんな中、大学では、啓太の携帯に電話がかかってきて、父親が倒れたと連絡があった。癌が発覚したのだが、初期のため手術で治るということで、啓太はしばらく父に付き添うことになった。
 
透とのデートで高級レストランに出向き、2人で食事を楽しんでいた沙絵は、肌寒くなり、透の車に忘れたショールを取りに行くことにした。
ショールを取ろうとした沙絵は、それに引っかかった企画書を見て驚愕する。
 
それは耳が聞こえない美少女ピアニスト、萩尾沙絵がデビューすると言う企画書だった。
そして車の中で見覚えのない女物のネックレスを発見する。
 
怒った沙絵は荷物を持ってレストランを後にしようとするが、透は沙絵のデビューの話を悪い話じゃないと説得しようとする。
 
「どう?一緒にやろうよ」
 
〈私は自分の不幸を売り物にする気はないわ!本当に先輩は変わっちゃったんだね。ねぇ、私に近付いたのはこのため?〉
 
「ごめん、俺全然仕事うまくいってなくて、このご時世でリストラされかかってたんだ。だから沙絵見たとき、こいついけるかもって、売れるかもって、そんなスケベ根性で……」
 
〈最後に一つだけ聞いてもいい?私のこと好きっていったのもウソ?〉
 
「ごめん」
 
〈…そう〉
 
沙絵は素っ気なくお辞儀をして透の前から立ち去っていった。
 
 
左手にあるもの
沙絵は公園のベンチに佇み、茜に連絡しようとするが、気まずいままだったことから連絡を躊躇う。櫂にメールをしてみると、すぐに櫂から返信があった。
そして沙絵はふられちゃったと告げる。
 
メールのやりとりで自分の気持ちを伝える沙絵。櫂は『うん』ばかりのそっけない返事だったが、沙絵の言葉を一つ一つ受け止めていた。
 
『会いたい、会えない?』
 
沙絵がそうメッセージを送った途端、携帯の充電が切れてしまった。
沙絵はとぼとぼと大学に戻りオレンジノートを見返し書き込みをしようとするが、閉館時間になってしまい大学を出ることにした。
すると目の前から櫂が走ってやってくるのが見えた。
 
〈どうしたの?〉
 
「どうしたのじゃないだろ?そっちが会いたいって言ったんだろ?」
 
〈どうしてここわかったの?〉
 
「なんとなく。てゆうか、色々行ったけど、本屋とか」
 
〈悲しかったのよ。そりゃ片思いだったけど、たった一つの恋だったの。自分なりに大切にしてた。ずっとずっと大事にね。こうして右手に握りしめてたのよ。でもね、こうして開いてみたら、何もなかった。からっぽ。何にもなかったの。バッカみたい〉
 
〈ねぇ、左手開けてごらん?俺いない?〉
 
〈ねぇ、そういうこと言ってて恥ずかしくない?〉
 
「すっげー恥ずかしい!」
 
沙絵が櫂に抱きつくと、櫂も答えるように沙絵を抱きしめた。
第7話の感想はここをクリック
櫂のライバル透が出現し、沙絵も憧れの透の出現に恋心が芽生えていました。
 
櫂も沙絵のことが気になっていましたが、透がいい人なら大丈夫だろうと沙絵の気持ちを大事にしようとしていました。
 
しかし、実際は透は沙絵のことが好きだったわけではなく、うまく行っていなかった仕事に利用しようとしていたことがわかってしまいます。
 
透最低ですね…でも手話を覚えていたり、留学時代は沙絵を懸命に支えていたようなので、沙絵の言うように社会人になってから悪く変わってしまったのでしょうか…… 
そして、傷付いた沙絵にそっと寄り添う櫂。
 
やっぱり沙絵は櫂じゃないとダメですよ!絶対!これを機に今度こそ2人が結ばれて欲しいと思うところですが、さて次回はどんな展開になっているのか、続きが気になります。
<見逃し動画>第6話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第6話の公式あらすじ

沙絵(柴咲コウ)は現実の厳しさに直面し、櫂(妻夫木聡)や母・ゆり子(風吹ジュン)に対しても、感情的に振舞ってしまう。
 
<出典>TBSチャンネル

第6話のネタバレはここをクリック
生きてる実感
櫂は沙絵と虫除けを買いに行き、茜はトイレの帰りに足を怪我をして翔平に負ぶられてバンガローへと戻った。茜を見送ったあと、翔平はふいに茜を抱きしめる。茜は自分はそんな軽くないと突っぱねると、翔平は素直に茜に謝った。
 
キャンプも終わり、普段の日常生活が戻ってくると、沙絵は再度就職課に行き、自分にできる仕事はないか探していた。ゆり子にはゆっくりでいいと言われるが、何かできることを見つけたい一心の沙絵は焦っているようにも見えた。
 
櫂に呼び止められ、気配を感じて振り向く沙絵。
 
「元気ないよ、どうかした?」
 
〈就職課行った。現実は厳しい。みんな、仕事ってどうやって選ぶんだろ〉
 
沙絵は夕焼けが綺麗なだけでは幸せを感じられないと、例え話をしてみせた。櫂は沙絵の性格を分かっているかのように沙絵の気持ちを引き出そうとする。
 
「何をやってたら生きてるって思える?」
 
〈音楽。あなたに言われて色々やってみたけど、試してみたけど、それ以外見つからない〉
 
「ピアノ弾こうよ。ピアノがあるじゃないか」
 
〈私のピアノ聞いたことないじゃない〉
 
「けっこうな腕だって聞いたよ」
 
〈誰に?〉
 
「お母さんから。高音は少しは聞こえるからピアノだったらモノになるんじゃないかって、お母さんから電話もらったんだ」
それを聞いた沙絵は怒ってその場を立ち去ろうとするが、櫂は母親がいかに心配していたのかということを熱心に沙絵に伝えた。
 
「俺だって怖かったんだ、就職を蹴って進路変えるの。あのあと親の説得も大変だった。でも俺が踏み出せたのは沙絵のおかげなんだよ。沙絵が頑張ってるのを見て、俺も頑張れた。な、俺たち今頑張りどこだと思うんだよ。頑張ろうよ」
 
〈わかった〉
 
「ほんと?」
 
〈わかった〉
 
沙絵は笑顔で答えた。
 
 
踏み出す勇気
沙絵ホテルやバーなどでのピアノ演奏の仕事を見つけると、求人にチェックを付け、早速履歴書を購入した。家に帰ってゆり子にピアノの稽古をつけてほしいと頼み、ピアノの練習を重ねる。ゆり子には詳細を言わず、面接のためにピアノの演奏を録音し、自分だけで様々なバーやホテルなどを回っていった。耳が聞こえないと言うこともあるせいか、なかなか取り合ってくれるところはなかったが、めげずに回っていると、一軒取り合ってくれるホテルを見つけたのだった。
 
沙絵は櫂を学食に呼び出すと、東京ドームホテルの人がピアノの演奏を聞いてくれることになったと嬉しそうに話した。そして沙絵はまだオレンジの会のメンバーやゆり子に言わないで欲しいと告げる。
 
その頃、茜と啓太は学食で櫂と沙絵の姿を見つけた。2人に話しかけようとする茜に対し、啓太は2人で話したいと告げる。
 
近くのレストランに入ると、啓太は日数を費やし、何枚も何枚も書いたラブレターを渡そうとするが、結局それを見せることはなく、茜に好きだと告白をした。
茜は啓太を友達としてしか見ていないと断るが、友達から始めようとなかなか引き下がらない啓太。しかし、付き合ったらどこに行くか、何をするかなどを2人で想像しているうちに、しっくりこないことがわかる。茜の気持ちが自分になく、今後も自分を向くことはないだろうと悟った啓太は茜を諦めようと心に決めるのだった。
 
一方沙絵はピアノ演奏者の面接に向かうため、ドレスを選んでいた。
面接の場に向かい、緊張していた沙絵。櫂のメールを見て落ち着きを取り戻すと、ピアノで綺麗な音色を奏で始める。
 
 
茜の告白
キャンプで翔平が撮った写真を眺めていた茜の元へ翔平がやってくると、翔平は茜が一人で綺麗に写っている写真をプレゼントした。
 
「あ!足完璧治ったんだ」
 
「あー、うん、もう全然」
 
「心配してた」
 
「忘れてたくせに」
 
「え?」
 
「だって今『あ』って言ったよ?思い出したときの『あ』でしょ?」
 
「思い出した振りしたんだよ、照れてんの」
 
翔平は茜に対しやけに素直な様子をみせる。
茜はそんな翔平を見て意外そうな顔をしていたが、思い出したようにラッピングされた小包を渡す。茜は実家が静岡でよく送られてくるお茶をみんなのために分け、それぞれラッピングしていたのだ。
 
「啓太にもやった?啓太、あいつあんたのこと好きだよ」
 
「知ってる。でも私が好きなのは、あなたなの。でもあなたがあのモデルの女の人好きなのはわかってるし。ただ自分の気持ちを言いたかっただけ。気にしないで」
 
茜はそういうと翔平の前から去っていった。
 
再会
沙絵は大学で櫂を見つけると、すぐさま櫂に向けてクラッカーを鳴らした。
櫂は朝からクラッカーを鳴らされ、誰かの誕生日なのかと聞くと、沙絵はお祝いだと告げる。沙絵は東京ドームホテルでピアノの演奏の仕事が決まったのだった。
 
〈ひとりでね、ひとりでやってみたかった。櫂にも茜にもママにも頼らず〉
 
沙絵は一人でやってみなきゃだめだと思ったと、櫂に一生懸命手話で伝える。
 
櫂は沙絵の演奏している姿を見に行くと言うと、沙絵は恥ずかしいから来なくていいと断ったが、結局沙絵を説得し、櫂は沙絵のピアノ演奏を見に行くことにした。
 
そこへ沙絵をじっと見つめる柿崎透(永井大)が現れる。
透に気付き、沙絵は明らかに動揺してピアノを少しミスしてしまった。
透が落ち着いて弾いてと動作で見せ、最後まで弾き終えた沙絵は、櫂ではなく、真っ先に透と挨拶を交わしたのだった。
第6話の感想はここをクリック
啓太がついに茜に告白!しかし、その茜は翔平に告白!?という展開になりました。翔平もなんだかんだ茜が気になっているようで、さよ子の誘いも断ったりしていましたね。啓太は失恋という形になってしまいましたが(結局最初から最後までいい人キャラなのかもしれないですね)今後は茜と翔平の恋が動き出すのでしょうか?
 
真帆とも別れ、沙絵といい感じの櫂はというと、沙絵が好きだということを自分で気付いていないだけのような気がしますよね。沙絵も櫂のことが好きな様子を見せているので両思いとわかるのも時間の問題だとは思いますが、ホテルのラウンジに現れた透の存在が気になります。沙絵がピアノの仕事ができるようになったのは喜ばしいことですが、なにやら不穏な感じがしてしまいます。次回オレンジの会のメンバーの恋愛模様がどのように動いていくのか見ものです。
<見逃し動画>第5話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第5話の公式あらすじ

真帆(小西真奈美)の心が離れていることを知った櫂(妻夫木聡)の気持ちは沈む。しかし、自分の進むべき道についての気持ちは、櫂の中で一層確実なものになって…。
 
<出典>TBSチャンネル

第5話のネタバレはここをクリック
櫂の葛藤
櫂は自転車に乗る沙絵を見つけると携帯を投げつけた。携帯が自転車に当たり、櫂に気付いた沙絵は信号が変わると櫂の方へ歩み寄って行く。
 
〈どうしたの?どうした?〉
 
櫂は自分が真帆に振られてしまいそうだと言うことを沙絵に話していた。
 
翌日、大学で皆から質問攻めにあう櫂。
真帆に振られそうだと言う話題を振られ不機嫌になっていた。
 
沙絵はふと、オレンジの会の皆が通訳なし自分の手話を理解していて、手話で自然に会話していることに驚きを感じていた。
 
沙絵は同情やボランティアなのではないかと不審がるが、茜は沙絵は昔から皆の姫で、皆沙絵と話したいから手話を覚えるのだと告げた。
 
それを聞いた沙絵はみんなではなく、自分を愛してくれて、一緒に泣いたり笑ったりできる、たった1人の人がいてくれればいいと呟くが、茜はそれは姫になるより何倍も難しいと言う。
 
 
失恋
茜と啓太の就職が決まったことを受け、啓太はオレンジの会のみんなでキャンプに行こうと提案をする。櫂は就職が決まったわけではないが、リハビリ施設でバイトを始め、作業療法士になるため専門学校も視野に入れており、それぞれ新しい道へと歩み始めていた。
 
沙絵は就職課へ向かい、耳が聞こえない自分でも働ける就職はないかと相談をしていた。沙絵が求人票を見ていると、リハビリ施設のバイトでご飯を食べるのが遅くなった櫂がやってくる。
 
求人票を見て、ピアノはやらないのかと聞く櫂に、沙絵はピアノは趣味なのだと答えた。
 
櫂は真帆と話をするため真帆の家に向かい、近くのカフェで真帆を見つける。
櫂は専門学校に行き、卒業したら現在のバイト先に作業療法士として雇ってもらい、晴れて就職となったら真帆と結婚したいと考えていると、自分の気持ちを真帆に伝えた。
 
真帆が櫂の話に終始うわの空のままでいると、そこへ佐野がやってくる。事を察した櫂はその場から立ち去ろうとする。
 
「待ってよ」
 
「何?」
 
「電話しようと思ってたの、ちゃんと話しなきゃって」
 
「じゃあ今話してよ。長い話じゃないんでしょ?今の人?この前家に泊まった人って」
 
「でも、何もないのよ泊まっただけで」
 
「それで?」
 
「もう彼が好きなの。櫂君のこと昔みたいに思えなくなっちゃった」
 
「わかった。こうゆうことはさ、お互い様だからどっちかだけ悪いってことはないから」
 
櫂は握手をしようと手を差し出した。
 
「櫂君……痛いよ。これ、握手じゃないよ」
 
「幸せに」
 
 
カッコ悪い者同士
オレンジの会のメンバーでキャンプの候補地を出し合いはしゃいでいる中、櫂は1人浮かない表情をしていた。
1人タバコを吸いに行くと出て行った櫂を追いかけ、沙絵は驚かそうと後ろから詰め寄る。
沙絵が肩に手をかけると、櫂は泣いていた。
 
沙絵は温かい飲み物を買ってくると、何も言わずに櫂のそばに寄り添った。
 
「俺だって頑張ったんだ。あっちが年上だから一生懸命大人ぶった。今何喋ったか、わかった?」
 
沙絵は泣いている櫂を後ろから抱きしめた。
 
〈言葉はわからないけど、気持ちはわかるし〉
 
「俺かっこ悪いな、女の前で泣いてるの」
 
〈いいじゃん私たちカッコ悪い者同士〉
 
「俺って、かわいい?」
 
〈自慢?〉
 
「真帆の新しい彼氏が俺を見てかわいいって」
 
〈かわいくないよ、かっこいいよ〉
 
「さっきカッコ悪い者同士って言わなかったか?まあいいや聞こえないし」
 
 
キャンプ
オレンジの会のメンバーは櫂が運転する中、キャンプ地へと向かっていた。騒がしくオレンジレンジの上海ハニーを聴きながら、手話を交えて歌う。
キャンプ地へ着き準備に取り掛かると、皆でビールを飲み、バーベキューをしながら、各々がはしゃいでいた。
 
湖を眺めながらビールを飲む櫂と啓太。啓太は茜とは自然と仲良くなりつつあるが、告白するタイミングを失い、いい人止まりになりそうな気がすると不安を吐露する。 
 
缶蹴りをすることになり、翔平が鬼になって数を数え始める。逃げ遅れて隠れ場所を失った沙絵は、近くにいた櫂の隠れ場所へと転がり込んだ。隠れながら話すには手話は便利だと言い、2人は手話で会話した。
 
〈私のため?〉
 
〈何?〉
 
〈こうゆうのさ、私なかったの、ずーっとなかった。こうゆうなんか、いかにも青春みたいなやつ。私と付き合うの面倒じゃん。耳聞こえないしさ。でも、今、楽しくて。私のため?私に思い出作ってくれてるの?同情?〉
 
〈いや、俺も楽しい。それに白状すると、俺もこういう青春っぽいの初めて〉
 
夜が深くなると、キャンプファイアーを囲みながら、啓太が夢を語りだした。啓太は実家の結婚式場を継ぐことにしたのだった。啓太の話を聞いた茜は啓太のことをいい人だと褒める。
 
 
付き合う確率
宿泊するロッジの中で、蚊を捕まえようとする櫂。沙絵がやってきて、虫除けを持ってないかと聞いてきた。
 
沙絵と櫂は沙絵が持ってきた自転車で虫除けを買いに行こうとするが、自転車が見つからず歩きながら探しに出ていくことにする。
 
一方茜はトイレに行こうとするが、柄の悪そうな人達がいると言い、翔平が付いていくことになった。
 
沙絵が自転車を見つけると、櫂に鍵の番号の4桁中3桁を教えた。櫂は自分が当てるから、何か賭けをしようと言い出す。
 
〈もし、当たったら、私達付き合う、どう?〉
 
「恋人同士ってこと?わかった。じゃあ、なんか、ヒント」
 
〈2、4、6、8〉
 
「偶数!」
 
櫂は数字の4を入れるが、正解を外す。
 
櫂と沙絵が付き合う確率は5分の1だった。沙絵がヒントで7の次の数と言えば櫂と沙絵は付き合ったのかもしれない。しかし沙絵は、櫂が漕ぐ自転車に揺られながら思った。そんなことができるほど頭も良くなく、小賢しくもなく、可愛くもないのだと。
 
櫂も、沙絵も、茜も、啓太も翔平も、皆それぞれが、笑いながら、はしゃぎながら、少し怖がりながらも、少しずつ前へと進んでいた。
第5話の感想はここをクリック
櫂と真帆は別れてしまうこととなりましたが、毒舌だった沙絵の優しい励ましが心に染みました。櫂は失恋をしてしまいましたが、オレンジの会と言う仲良しメンバーのおかげでキャンプに行き、ビールを飲んでバーベキューをして……と、失恋を忘れさせてくれるぐらい楽しませてくれる仲間がいることを実感したのではないでしょうか?
 
行きの車でのどんちゃん騒ぎや、夜のトイレの付き添いなど、まさに青春!といった感じで、学生時代に戻りたくなります。
 
櫂と沙絵は付き合っちゃうの!?とやきもきさせられましたが、今回は発展しなかったようです。オレンジの会のメンバーの、不器用ながらも前に進みながら成長しようとしている姿に心打たれます。少しずつ大人へと成長していく櫂達に、次回はどんな展開が待っているのでしょう?
<見逃し動画>第4話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第4話の公式あらすじ

突然、オレンジ色のノートを差し出した啓太(瑛太)。櫂(妻夫木聡)、沙絵(柴咲コウ)、翔平(成宮寛貴)、茜(白石美帆)は…。
 
<出典>TBSチャンネル

第4話のネタバレはここをクリック
オレンジの会
「じゃん!これがオレンジノート!みんな、なんでも書いていいよ」
 
「なんでもって何?」
 
「なんでもだよ。今日感じたこと、明日の夢、昨日の涙とか?」
 
啓太は皆を集めると、オレンジの表紙のノートを取り出し、なんでも思ったことをノートに書こうと提案をする。
 
啓太は今の自分達のような、甘酸っぱい青春をあらわすのがオレンジだと言い、櫂、沙絵、翔平、茜と自分のメンバーを“オレンジの会”と命名した。
 
校庭で沙絵に呼び出された櫂。
 
「何?用事は?」
 
〈彼女いるのにあんなこと言っちゃダメだよ〉
 
「ん?」
 
〈昨日言ったようなこと。「僕が君を音の闇から救う」〉
 
「あぁ」
 
〈かっこよすぎ。映画みたい〉
 
「そうかな?ダメ?」
 
〈ああゆうことは何かを捨てる覚悟をして言うもんだよ〉
 
「何かって、何?」
 
〈例えば、彼女〉
 
櫂はそれとこれとは話が違うと言い、沙絵を茶化した。
からかわれた沙絵は櫂のことを好きになることはないと反論し、その場から去ろうとする。
 
〈こんなこと言おうと思ったんじゃなかった〉
 
沙絵はそう言うと櫂に素直な自分の気持ちを語ろうとする。
 
〈私、あなたの言うように頑張ってみるよ。なんで私ばっかりって生きてても仕方ないもんね。バイオリンはダメになったけど、何か探してみるよ。前向きに検討してみるから〉
 
自分にできることを探すと前向きな沙絵を見て櫂も笑顔で喜んだ。
 
家に帰った沙絵はゆり子と夕食を囲むと、癇癪を起こしたことを素直に謝った。そして、これから後ろ向きになってばかりでなく、前向きに頑張っていく決意をしたことを母に告げる。
 
 
それぞれの将来
真帆は櫂を呼び出し、少し距離を置きたいと話す。真帆は沙絵を気に掛ける櫂と一緒にいるよりも、佐野と一緒にいる方が自分らしく居られるような気がしていた。
 
茜は大学のラウンジで一番乗りにオレンジノートに何かを書き込んでいた。翔平が様子を伺う素振りを見せると、茜は翔平を冷たくあしらう。
茜がノートを書いたあと、誰も書いていないのかと思いきや、櫂が自分の気持ちをノートに書き込みをしていた。櫂はアルファ時計の最終面接まで進み、ほぼ内定は確実なものとなっていたが、このまま就職していいのか、この先自分にできることはないのかなど、将来について悩みを抱えていた。
 
沙絵自身もバイオリン以外に何ができるのか考え、茜に今の気持ちを伝えてみる。
絵を描く、テニスをする、料理をする、ダンスをするなど、色々な発想をする沙絵。茜はそれを優しく見守りながら耳を傾けていた。
 
〈でもね、何考えても、何想像してもさ、横にあいつがいるの。あいつが横にいてね、笑ったりブーたれたり、怒ったり、つまんない冗談言ってたりするの〉
 
「櫂くん?そうゆうの、世間一般では、好きって言うんだよ」
 
〈知ってるよ。でも私はそうは言わないんだ。卒業したら離れちゃうんだしさ。だから今の話は内緒ね〉
 
「うん」
 
 
茜と翔平
企業の面接のため会場のホテルに向かった茜は、帰りのエレベーターに乗ろうとすると、翔平に出会した。茜に気付いた翔平は茜を呼び止めようとするが、茜は相変わらず冷たい対応を見せる。
翔平はさよ子とホテルの一室にいたが、さよ子は翔平と会った後も時間を置くことなく仕事関係者と寝ようといていたのだった。
 
翔平は目的のためには手段を選ばないさよ子と自分は似ていると茜に言った。
 
「似てないよ。あの女の人とあなた似てない。だってあなたが望んでるものって、お金とか名声とかそんなものじゃないもの」
 
「じゃあなに?教えてよ。俺何望んでるの?愛とかでも言う気?あんたがそれ俺にくれんの?」
 
「わかんないけど!あなたの言うことややること?いつもポーズって気がする。本当はいい人なのにわざと冷たくしてるって言うか、いい人の自分みるの怖いんじゃない?人恋しい自分認めるの怖いんじゃないかって思うわ!……ごめん、変なこと言った。忘れて」
 
「忘れられっかよ」
 
 
櫂の選択
櫂は堺田教授の紹介で福祉施設に働くことにした。とはいっても福祉への道は容易なものではなく、初めはアルバイトからのスタートだ。
 
櫂が内定を蹴ろうとしていることを聞き付けた沙絵は、櫂を呼び止めると理由を尋ねる。
 
「考えたんだ。思い出そうとしたんだ。大学に入ったとき何をしようとしてたかって。なんで福祉心理学なんて専攻しようとしたかって。介護の仕事とかリハビリの仕事とかしたいって思った。でも現実は厳しくて狭き門だったんだ。だけど俺沙絵見てて、頑張る沙絵見てて自分ももっと頑張れるかもしれないって思ったんだ。だから、今ちゃんと選ばないとダメだ。誰かを救いたいとか救えるとか思わないけどただ手助けしたいって思う。立ち上がる時の手すりくらいにはなれるかもしれない。初めて自転車に乗った時についてた補助輪、あれくらいにはなれるかもしれないって」
 
〈向いてると思うよ。だって私櫂に励まされたもの。補助輪以上にさ、手すり以上に。今いいこと言ったんだけどな。私の手話わかる?何言ってるかわかる?〉
 
「サンキュ」
 
〈応援する。頑張ってよ〉
 
櫂が自分の気持ちを伝えると沙絵は笑顔を見せて櫂を応援すると誓った。
そして櫂は決意を固め、アルファ時計の最終面接辞退の連絡をしたのだった。
 
一方、沙絵が家に帰るとゆり子がショパンのポロネーズを弾いていた。
ゆり子はピアノも打楽器だと言いピアノを弾いてみることを薦めると、沙絵はピアノで流れるようなメロディーを奏でる。
 
 
別れ
 
櫂はリハビリ施設のアルバイトの帰り、真帆が自分を待っていたことに気付く。真帆は堺田から事情を聞き、なぜ最終面接を辞退したのか問い詰めた。
 
「なんでアルファ時計断ったの?せっかく決まりかけてたのに。私を愛してないの?」
 
「え?」
 
「あなたの人生に私はいないの?」
 
「それどうゆう意味?あ、将来を約束するとかそういうこと?」
 
「そうよ」
 
「それは正直今の僕にはできない」
 
櫂は真帆とこれからもやっていきたいと気持ちを伝えるが、2人の間には険悪なムードが流れる。
真帆の車に乗った櫂は見覚えのないライターを発見する。
 
「急にあんなこと言いだすなんて、距離置こうとか。他に好きな人でもできた?」
 
「どうして?」
 
「なんとなく」
 
「好きになりそうな人はいるわ」
 
「付き合ってるの?その人と」
 
「付き合ってないけどその人の家に泊まったわ」
 
櫂は真帆にすぐに車を停めるように告げるとそのまま降りようとした。
 
「待って、これで終わりなの?」
 
「終わりにしたいから言ったんじゃないの泊ったなんて。ごめん電話する」
 
櫂は大学へ向かうとオレンジノートを覗く。
 
そこには沙絵がピアノを始めてみたといういことが書いてあった。
櫂は帰り道に自転車に乗る沙絵を見つけると、携帯を投げつけ自分に気付かせようとした。
第4話の感想はここをクリック
今回なんと、オレンジデイズの肝となるオレンジの会が啓太の発案で発足しました!いわゆる交換ノートのようなものでしょうか。皆4年生で学生最後ということもあり、大人と子供の間の、まさに青春といった感じですね。オレンジノートには茜が一番乗りでメッセージを書いて、それを翔平が茶化していますが、翔平は茜が気になって仕方ない様子です。茜も翔平が本当はいい人なのではないかと気が付いてきていますよね。櫂と沙絵もですが、翔平と茜の今後の関係も気になります。
 
また、バイオリンができなくなった沙絵は自分にできることを探していましたが、やはり音楽からは離れられず、ピアノを始めることになりました。櫂は悩みに悩んだ結果、内定確実の企業を蹴って自分の本当のやりたかったことをやろう奮闘しています。しかし、櫂が前向きになろうとすればするほど、真帆との関係は悪化。佐野の存在にも気付き始めているようですが、次回は一体どのような展開になってしまうのでしょうか?
<見逃し動画>第3話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第3話の公式あらすじ

櫂(妻夫木聡)は沙絵(柴咲コウ)のために、彼女を迎え入れてくれるオーケストラサークルを見つけてきたが…。
 
<出典>TBSチャンネル

第3話のネタバレはここをクリック
翔平の気遣い
櫂を心配して戻ったが、真帆と櫂に遭遇し、レストランにバッグを忘れたと嘘をついた沙絵。気まずい空気が流れる中、そこへ翔平がやってきた。
 
翔平がどうしたのか聞くと、沙絵は財布を忘れたと手話で伝える。
 
「財布、中にあるよ。忘れ物で財布あったって店の人が言ってた」
 
翔平は沙絵を送っていく言い、櫂と真帆を先に帰した。
 
「財布はその中でしょ?櫂のところに戻ってきたんでしょ?」
 
〈私のせいで怪我したんだからちょっと心配で〉
 
翔平は機転を利かせて財布があると言っていたのだった。
沙絵は翔平に筆談でひとつ聞いていいかと質問をすると、櫂と真帆がいつから付き合ってるのかと聞いた。翔平はもう3年かな、と筆談で答えた。
 
 
沙絵の再出発
櫂は大学で沙絵を見つけると、いい知らせがあると言いながら嬉しそうに沙絵を呼び止めた。
 
その知らせというのはリベルテと言うセミプロの学生のオーケストラのサークルの部長が沙絵のバイオリンを聞き、よかったらサークルに入れてくれると言うものだった。
 
沙絵は喜びを見せるものの、耳が聞こえないのにうまくやっていけるか自信がないと不安を吐露する。櫂は、ベートーベンは耳が聞こえなくてもピアノを弾いていたと励ますが、沙絵は一緒にしないでくれと憎まれ口を叩く。
 
その頃、真帆は大学の時同じゼミだった佐野(柏原崇)を食事に誘うと、沙絵が現れたことで櫂とうまくいっていないと愚痴を零していた。櫂の前では年上のお姉さんでいてしまうと言う真帆に、自分には泣いたり笑ったり怒ったり素直になればいいと告げる。
 
啓太が茜に向けてラブレターを書いていた頃、茜は翔平が大学内でさよ子とキスをしているのを目撃する。翔平の行動にびっくりしてばかりの茜になにかと絡もうとする翔平だったが、茜はそんな翔平を軽蔑していた。
 
リベルテに向かい演奏を披露する沙絵。見事な演奏を響かせると、部長は次回から練習に参加してもらうと告げた。
櫂と一緒に喜ぶ沙絵は素直にお礼を言う。
 
〈ありがとう〉
 
「いやいいよ、そんな改まって」
 
〈ねえ、私今すっごく嬉しいの。あんまり嬉しいから嬉しいの半分あげたいくらい〉
 
「こっちも嬉しいよ」
 
〈握手していい?〉
 
「え?」
 
〈握手したいの、いい?〉
 
「いや、いいけど」
 
〈ほんと言うとできたら抱きついていいかな?〉
 
「え、ここで?」
 
〈今、抱きつきたいの、嬉しいから〉
 
沙絵は櫂に抱きついてはしゃぐ様子を見せた。
 
その様子を見ていた啓太と翔平に沙絵との関係を掘り下げられた櫂は、沙絵に対して恋愛感情などはないと言い張る。
沙絵もあわせてやってくると、櫂は普通すぎてつまらないと言い、恋愛対象ではないことを伝えた。
 
沙絵は練習に向かう前に窓越しに見えた櫂に向けて、男としての魅力に欠ける、などいつもの調子で毒舌めいた手話をする。
 
〈でも私、あなたのこと好きだよ。好きだよ〉
 
沙絵は櫂の姿が見えなくなってから、その窓に向かって本当の自分の気持ちを手話で表現していた。
 
 
挫折
櫂がリベルテの部長から呼び出されると、沙絵にサークルを辞めてもらうようにと告げられた。沙絵は耳が聞こえないことから、音程を全体と合わせることができず、微妙にズレていくため、不協和音のようになってしまうとのことだった。
 
櫂はショックを受けるが、自分から沙絵に伝えると言い残し、バイオリンを練習する沙絵を見つけると、サークルを辞めてもらうことを話そうとした。しかし、楽しそうにサークルについて語る沙絵を目の当たりにし、結局その場で伝えることができずに練習に行く沙絵を見送ってしまう。
 
沙絵はサークルの練習に向かい、いつものように練習に励んでいた。皆と合わせている中で、沙絵のバイオリンの音程がずれてしまい、練習は一時中断される。
 
周囲の空気を感じ取り、自分のせいなのかと部長に尋ねると、部長は全てを打ち明けた。沙絵の頭の中で鳴っている音と実際の音が違うと言われ混乱する沙絵。
 
校庭を眺めながら、風の音、走る音、母の声、茜の声がどんなだったかと考えていたると、なぜ自分の世界にだけ音がなくなってしまったのかと思い詰める。
 
「沙絵さん、こんにちは。今ちょっといいかな?」
 
そこへ真帆が沙絵に話しかけてくると、真帆は沙絵のことを思って、喋る努力をしてみないかと提案する。以前は喋ることができたと言うこともあり、喋ってみれば世界が広がるのではないかと真帆は熱心に伝えた。
 
それを聞いた沙絵は立ち上がり、自分のことはほっといて欲しいと告げると共に、冷たくお礼を言って去って行った。
 
急用があると真帆に呼び出された櫂は、そこにいた茜と真帆に沙絵の状況を聞く。
沙絵が喋らなくなったのは以前喋ろうとしたときに笑われたことがあったのが原因だった。そして真帆は最初は笑われても喋らなければいけない時があると言い、櫂と真帆は言い合いになってしまう。
真帆に怒りを露わにし、櫂は沙絵の元へと向かった。
 
 
沙絵の涙
沙絵の家に向かい、沙絵の母のゆり子と3人で話をする櫂。沙絵は話の途中でゆり子に櫂のことを紹介すると、声がわからない、聞こえないと訴えた。
 
〈ねぇお母さん、私の母親でしょ?だったら娘に教えてよ、聞かせてよ、この人どんな声してるの?〉
 
「やめろよ、お母さん泣いてるじゃないか」
 
〈どうして、教えてよ〉
 
「教えてやるよ!カエルよりはマシでケミストリーほどいい声じゃないって、そんな声だよ、平凡な声だよ!」
 
櫂が少し声を荒げると沙絵はフォークを叩いたり、食器を割ったりしては、これはどんな音なのかと聞き、押さえつける櫂の手を振り解こうと癇癪を起こす。
 
〈なんで、なんで私ばっかりこんな目に合うのよ〉
 
「それこの間も聞いたよ。一生そうやって、なんで私ばっかりこんな目に遭うんだって、そう言いながら生きてくつもりかい?君はわがまますぎる」
 
〈わがまま?〉
 
「そうだよ。真帆だって君のためを思うから喋ってみたら?とか言うんだよ。怒る君の気持ちもわかるけど、君はいっつも自分の気持ちばっかりだ。相手にだって気持ちはあるし事情はあるし悩みもある。生きるのが苦しいのは君だけじゃない!」
 
櫂はゆり子が沙絵のために買ってきたケーキをダメにしたことを謝るよう沙絵に告げた。
割れた皿を片付ける櫂に、沙絵はもう私のことはほっといてと伝えて部屋へと戻って行く。
 
少し時間が経ち、片付けも終わろうとした頃、落ち着いたら様子で沙絵が櫂の目の前に現れる。
 
〈さっきはゴメン〉
 
沙絵は素直に謝ると、あとでゆり子にも謝ると櫂に告げた。
 
〈さっきはあなた言ったよね?私がこんな風になったのは誰のせいでもないって〉
 
「ああ」
 
〈だとしたら神様のメッセージは何?〉
 
「神様のメッセージ?」
 
〈私をこんな風にした神様のメッセージ〉
 
「神様にメッセージはない。ただ不幸がやってきた。でも僕にはプランがある」
 
〈プラン?〉 
 
「君を、音の闇の中から、救う。僕が、君を、音の闇の中から、救う」
 
沙絵は櫂に抱きつくと、声を出して泣いた。
第3話の感想はここをクリック
セミプロのサークルでバイオリンが引けることになった沙絵。櫂と一緒に喜ぶのも束の間、沙絵の耳が聞こえないことから、周りと音を合わせることができず、サークルを辞めさせられてしまいます。
 
母親や物や櫂に当たり散らし、何もかも嫌になってしまう沙絵の辛い気持ちが痛いほどに伝わりました……しかしその後の櫂の言葉がとても感動的でしたね。
櫂の懸命な励ましのおかげで沙絵は自分を取り戻したのではないでしょうか。
 
しかしこうなると真帆と櫂の関係は一体…櫂は沙絵に対しての気持ちは恋愛ではないと言っていますが……4話ではどのような展開をむかえるのでしょうか?沙絵を音の闇から救うことができるのか、櫂のこれからの行動が気になります!
<見逃し動画>第2話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第2話の公式あらすじ

櫂(妻夫木聡)の恋人・真帆(小西真奈美)は堺田教授(小日向文世)から、耳の不自由な沙絵(柴咲コウ)のサポートをするように頼まれるが…。
 
<出典>TBSチャンネル

第2話のネタバレはここをクリック
沙絵のバイオリン
真帆は大学で堺田教授(小日向文世)の助手をしており、手話が堪能な真帆は堺田教授から、耳が聞こえない沙絵のサポートを任された。
 
その頃沙絵はお金と引き換えに学生にバイオリンを渡していた。沙絵が校庭でバイオリンを弾いていたのは自分のバイオリンを売るためだったのだ。
 
沙絵を見つけ、手話を交えて話しかける真帆。
 
「これから、あなたをサポートするからよろしくね」
 
沙絵に挨拶をすると、真帆は櫂を見つけて駆け寄って行った。
 
櫂に笑顔で挨拶をする沙絵。
真帆に知り合いなのかと聞かれ、櫂は気まずそうな様子を見せる。
 
 
聴導犬
真帆は沙絵と共に授業に出向き、パソコンで講義の内容を打ち込んでいた。休み時間になり、聴導犬の話を持ちかけるが沙絵はあまり反応が良くない。真帆と堺田は櫂にも協力を仰ぎ、櫂も一緒に沙絵のサポートを任されることとなった。
 
沙絵は茜に聴導犬の話をすると、犬を連れて歩くことに抵抗を示し、愚痴を溢していた。
櫂は早速沙絵に自分かサポートすることになったと報告し、茜にも挨拶を済ませる。
沙絵がいなくなったあと、櫂は茜を呼び出し沙絵の話を聞きたいと告げた。
 
櫂は茜から、沙絵がコンクールで入賞した話、性格は変わっていない話、ニューヨークに留学してから病気でどんどん耳が聞こえなくなってしまった話などを聞かされた。
 
「あの子本当はすごくいい子なの」
 
「わかるよ」
 
櫂が笑うと茜は安堵したように笑顔を見せた。
 
 
恋ではないと思っていた
真帆に言われ、障害を持った人たちが行う講演会に参加した沙絵。好きなことを話していいと言われた沙絵はホワイトボードに「FUCK YOU!」と記し、中指を突き立てて去っていく。
 
また、真帆の厚意でバイオリンを弾ける初心者向けのサークルに参加するも、レベルの違いにうんざりし、手話でヘタクソと罵り、その場を怒って去って行ってしまう。 
 
沙絵の様子を見にやってきた櫂は、真帆が沙絵のことをわかっていなくて申し訳ないと謝ったが、沙絵はそうゆう問題じゃないと一蹴し、気持ちを爆発させた。
 
〈やめてよ!そうやって人が手話するとすぐ言葉にかえて、喋る言葉にかえて、みんなの言葉にかえて喋るのやめてよ!お前は喋れない、お前は聞こえないっていちいち言われてる気がするのよ!……ごめん。私はそこの電気消したら、ここが真っ暗になったらもうお喋りもできないのよね。なんで……なんで私なのよ。なんで私なのよ。なんでこの耳がダメになるの?私よりどうでもいいのいっぱいいるじゃない。渋谷歩いてても、ガッコウ行っても、バイオリン弾いても、私よりどうでもいいやついっぱいいるじゃない!私はこんなひどいバイオリンで、こんなとこで弾く私じゃないのよ。もっと光の当たる場所にいたのよ……やなこと言ってるね。ヤナ女と思ってるでしょ〉
 
「できるなら変わってあげたい」
 
〈バッカじゃない?〉
 
「あのバイオリン聞いたら誰でもそう思う君に初めて会ったときの、あのバイオリン。戻ろうよ、君の言う光の差す方へ戻ろう。そしてそこで弾くんだ」
 
〈そんなの無理だよ〉
 
櫂はやってみようと沙絵に懸命に言い聞かせた。櫂はその時沙絵を抱きしめたいという思いを抱えていたが、そうする事はできなかった。櫂は沙絵に対しての感情を恋ではないと思い込んでいたのだった。
 
 
バイオリンを探しに
櫂は翔平と啓太と一緒に東都大学へと向かうと、看板をひっさげ、沙絵からバイオリンを買った人を探していた。
 
看板を持ち、生徒たちに声を掛けながら3日間校内を探し回って、やっとのことで沙絵のバイオリンを買ったという学生(山口翔悟)に遭遇する。
 
櫂は早速返してもらったバイオリンを沙絵渡すと、啓太と翔平にお礼を言って欲しいと告げた。櫂は、沙絵が素直にお礼を言わず、余計なことをいうのではと懸念していたが、沙絵は翔平と啓太の前に立つと手話で語りかけた。
 
〈どうもありがとう〉
 
沙絵はそう伝えると2人に深く頭を下げた。
 
啓太も翔平も頭を上げていいと沙絵の体を起こそうとするが、沙絵は涙で顔を上げる事ができなかった。
 
沙絵にとってそのバイオリンは櫂が想像する以上に大切なもので、沙絵は夢を諦めてはいなかったのだ。
 
櫂達は沙絵にお礼に食事をご馳走すると誘われ、レストランへとやってくると、茜とも挨拶を交わした。
 
啓太は酒に酔い、茜に可愛いアピールを繰り返しながら寝入ってしまい、翔平はどこかの女性とキスをする始末だった。トイレから出てきて翔平の行動を目撃した茜はそんな翔平を毛嫌いする。
 
櫂は近くにいた同じ大学の学生が沙絵を馬鹿にするような発言をしていたことで、その学生の胸ぐら掴んで殴り、揉め事を起こしてしまう。結局悪口を言っていた人は別の人間だとわかったため、櫂達は皆平謝りし、事がなんとかおさまった。
沙絵は茜と電車に乗り家に帰ろうとしていると、途中で櫂が心配になり、1人でレストランへと引き返す。
 
沙絵がレストランの近くに着くと、櫂が真帆の車に乗り込んでいるところを目撃する。沙絵は車に乗っている2人の唇の動きを読んでいた。
 
車から出てきた2人が沙絵に気付きどうしたのかと尋ねると、沙絵はバッグを忘れたと誤魔化した。しかしその沙絵の手にはバッグが握り締められていた。
第2話の感想はここをクリック
序盤では真帆のサポートが空回りしてしまい、沙絵はひどい手話や怒った表現などが目立っていました。しかし櫂や翔平や啓太の優しさに触れ、少しずつ感情に変化が見られましたね。
 
涙ながらに手話でお礼をするシーンは感動でした。
 
櫂のまっすぐな思いが沙絵に伝わって、沙絵の心が動かされているのがわかります。
 
しかし、最後に櫂のことが心配になりレストランに戻った沙絵ら櫂と真帆の姿を見て現実を突きつけられてしまいます。
 
櫂と沙絵はお互いに惹かれ合っているのが目に見えているだけに、もどかしいシーンでしたが、次回の櫂と沙絵の心情はどのように変化していくのでしょうか?
<見逃し動画>第1話
 
TVerでの動画配信は終了しました
 
第1話の公式あらすじ

結城櫂(妻夫木聡)はごく普通の大学生。ある日、櫂は大学でバイオリンを弾く沙絵(柴咲コウ)と出会い…。
 
<出典>TBSチャンネル

第1話のネタバレはここをクリック
出会い
結城櫂(妻夫木聡)は明青学院大学文学部心理学科社会福祉心理学を専攻している4年生。
就職活動の真っ只中だ。面接を受けた後、
スーツで大学へ向かうと、矢嶋啓太(瑛太)から投げられたオレンジを受け取る。
 
櫂は相田翔平(成宮寛貴)や啓太と共に民家になっているオレンジをもぎ取っていたことを思い出した。
 
ふと、バイオリンの音が聞こえてくる方に目をやると、その音の先にはバイオリンを弾いていた萩尾沙絵(柴崎コウ)がいた。櫂はその音色に惹かれるかのように沙絵の元へと歩み寄る。
 
沙絵は将来有望なバイオリニストだったが、海外留学中にほとんどの聴覚を失ってしまい、耳が聞こえなくなっていた。ショックが原因なのか、敢えてなのかはわからないが、沙絵が言葉を発することはなく、会話は相手の口を読みながら手話で行っていた。
 
櫂の視線に気付き演奏をやめた沙絵は、手の動きで何か欲しいという素振りをした。お金を要求されたのかと思った櫂は手持ちのお金がなかったため、啓太にもらったオレンジを差し出した。
 
同じ大学の大学院の博士課程で3つ年上の髙木真帆(小西真奈美)が櫂に話しかけると櫂に就職活動の様子を心配そうに聞く。櫂は真帆と付き合っていた。
 
 
就職活動
櫂の妹の愛(岡あゆみ)は、母親に言われて櫂の様子を見に家にやってきていたのだが、櫂は就職のことをうるさく言われるのが嫌で、煙たそうにあしらうばかりだった。
 
そこへ櫂の着信音が鳴り、面接の合否の連絡かと期待をして出ると、相手はふざけて非通知で電話をかけ、飲みに誘ってきた啓太と翔平だった。不機嫌に電話を切ると今度は真帆からの電話が鳴る。
真帆は櫂に就職成就の御守りを渡しにやってきて、就職活動に奮闘する櫂を励ました。
 
翌日、櫂が大学で就職募集の掲示板を見ていると、沙絵がその様子をじっとみていた。
 
「何年生?どこ受けるの?」
 
櫂が話しかけると、沙絵は何も言わずどこかへ行ってしまう。
 
「なんだよ、口ぐらい聞けよな」
 
櫂は就職説明会に向かおうとすると、その際に真帆からもらった御守りを落としてしまった。沙絵はそれを拾い届けようとするが、櫂の姿は見えなくなってしまう。
 
櫂が翔平や啓太と説明会を受けていると、啓太から校内で自分のタイプで美人の学生を見たと言う話を聞かされる。啓太は翔平になんとか仲を取り持って欲しいとお願いをしていた。
 
その後、3人で食事をしていると、櫂は就職活動をしておらず、サラリーマンにはなりたくないと言う翔平につっかかり、言い合いになってしまった。
 
「じゃあお前は何になるんだよ?翔平は何になるんだよ?お前にそんな特別なもんがあんのか?」
 
「関係ないだろ。ほっとけよ!」
 
翔平はカメラマンのアシスタントのバイトをしており、櫂はカメラマンでは将来やっていけないだろうと翔平を心配していたのだった。
 
 
啓太の恋
翔平は
ベンチに座って本を読んでいた沙絵の写真を撮っていた。
 
「失礼、さっきから撮ってるのに全然気付かないんだもん。音聞こえなかった?」
 
沙絵は翔平からカメラを見せてもらうと、投げて壊そうとする。
 
その時小沢茜(白石美帆)がやってくると、沙絵は起こった出来事を怒りながら手話で説明した。
 
翔平は手話のやりとりを目の当たりにし、2人に謝ると、沙絵に用があると告げた。
啓太が仲を取り持って欲しいと言っていたのは沙絵のことだったのだ。
翔平は沙絵と遊園地での待ち合わせを取り付けると、早速啓太に報告する。
 
学食では、櫂と翔平の間には気まずい空気が流れていた。翔平が先に謝ると、櫂も翔平に説教じみたことを言って悪かったと謝る。
 
「なんとかしなきゃいけないのはわかってるけどさ、なんか違うだろうって。俺ん中でね」
 
「あぁ、わかる気するよ。俺もなんか、流れに流されてるだけだもんな。とりあえず就職しなきゃ、内定取らなきゃってさ。ちゃんと考えてるかっつったらどうだかって感じだよ」
 
「俺なりに、考えようと思ったよ」
 
「え?」
 
「いや、昨日お前に初めて言われて。ああゆうことあんま本気で言う奴いないからさ。ウゼーなって思ったけど」
 
櫂と翔平は笑い合った。
 
 
初デート
沙絵との初デートに喜び、そわそわしていた啓太だったが、翔平から沙絵の耳が聞こえないと言うことを聞かされると途端にたじろいでしまう。
 
啓太はOB訪問の際に出会った先輩から急遽来るように言われてしまったと言うと、櫂に代わりにデートに向かうように頼んだ。
 
啓太のかわりに遊園地へ向かった櫂。
そこに現れたのは沙絵だった。櫂は最初状況が読み取れなかったが、しきりに時計を気にしている沙絵を見て状況を察し、声をかけた。
 
「あの、俺、矢嶋啓太のかわり」
 
櫂がノートに書いて説明しようとすると、沙絵は唇を読むことができると動作で示した。
櫂が沙絵に啓太が来られなくなったことを伝えると、沙絵はそそくさと帰ろうとする。
 
「待って、それ、弁当作ってきたんじゃないの?」
 
〈手話できるの?〉
 
櫂が手話を交えて沙絵に尋ねると沙絵は手話で返事をした。
 
「ちょっとね。それ、食べようよ」
 
櫂は沙絵のお弁当を食べながら、自分の学科では手話が必須だったことや、ボランティアで聾学校に行ったことなどを説明した。
沙絵はここに来たのもボランティアなのかと聞くが、櫂は手話を交えて違うと固く否定した。
 
沙絵は綺麗な顔で、綺麗な指で、綺麗な手話でものすごく下品なことを言うのだった。
 
 
ジェットコースター
せっかくだから何かに乗ろうと提案して、ジェットコースターに並ぶ櫂。
沙絵は耳が聞こえなくなってから乗ったことがないため、怖いと言い出す。
櫂が乗るのをやめようとするが、怖がっていた沙絵は意を決してジェットコースターに乗った。
 
最初は不安な表情を浮かべていた沙絵だったが、次第に笑顔が溢れ、楽しそうな表情を浮かべていた。
沙絵は乗って良かったと櫂に感謝し、櫂が理解できないくらい早い手話で興奮した様子を見せていた。
 
2人はジェットコースターで撮れた写真の記念キーホルダーを申し込むと、椅子に座って順番を待つことにした。
 
「いつから聞こえないの?」
 
〈4年、まだ4年〉
 
沙絵は続けて手話で伝えた。
 
〈まだ耳ダメになって4年でしょ?まだ慣れないの。こうして鳥見てると、自分がおかしいんじゃなくて、鳥がおかしいような気がするのよね。なんで鳴かないの?声、どこに置いてきたの?でも、声置いてきたの、自分なのにね……〉
 
櫂は啓太が心配していたことを受け、啓太の謝罪を代わりに沙絵に伝えた。
 
「啓太が君にごめんって」
 
〈今日はありがとう。付き合ってくれてどうもありがとう〉
 
「こちらこそ」
 
沙絵は手話で素直にお礼を言うと、櫂も笑顔で答えた。
櫂の携帯の着信が鳴ると、櫂はついでに飲み物を買ってくると言い、沙絵をその場で待たせることにした。
 
電話は櫂が面接を受けたアルファ時計で、内容は最終面接の伝達だった。櫂は喜びすぐさま真帆に報告を入れる。
 
櫂が席を外している間、突然激しい雨が降ってきた。櫂が元いた場所へ戻るとそこに沙絵の姿はなかった。辺りを探しても沙絵の姿はなく、櫂は出口付近で待つことにするが、遊園地は閉園時間を迎えてしまった。櫂は諦めて出て行こうとするが、沙絵が乗っていた自転車がそのまま置いてあることに気付く。
 
 
雨上がりのキス
その頃、沙絵は自転車を置いてタクシーで家に帰っていた。
沙絵の母は有名なピアニストの萩尾ゆり子(風吹ジュン)。ゆり子はリサイタルのためピアノに夢中になっていた。
 
沙絵はゆり子と夕食を食べていたが、ふと窓の外を見ると、櫂のことが気になり、タクシーで遊園地へと向かった。
すると、沙絵が停めていた自転車の近くにうずくまっていた櫂がいた。
櫂の手に握られていたキーホルダーを触ろうとした時、櫂が目を覚ます。
 
「やっぱりいた。花火中止だって」
 
雨が上がり、沙絵は櫂をしばらく見つめると、そのまま櫂にキスをした。
第1話の感想はここをクリック
大学生の若者の青春ドラマと言えばオレンジデイズ!という方も多いのではないでしょうか?着信音も携帯の形も時代を物語っていますが、皆さんとても若々しいですね。妻夫木聡さんと柴咲コウさんもですが、瑛太さんや成宮寛貴さんや白石美帆さんなど名だたる俳優さんが出演しているのも見所の一つかと思います。
 
大学生というと、子供ではないけど大人でもない、中間の存在のような感じですが、それがまた楽しくもあり、もどかしくもある年齢です。ちょうど櫂達は就職活動真っ只中なので、まさに大人と子供の境目に立たされていて、色々なことに悩んでいるところが見受けられます。
 
大学に通っていた方は見ているだけで懐かしい気分になりそうですよね。
これからの櫂と沙絵の関係や、真帆の存在はどうなってしまうのかなど、第2話も気になる要素満載です!

オレンジデイズの内容

公式サイト

北川悦吏子脚本、妻夫木聡&柴咲コウ共演のラブストーリー。大学4年生・結城櫂と聴覚を失った萩尾沙絵の恋愛を、彼らを取り巻く友人たちとの交流を交えながら、若者の姿を繊細なタッチで描いていく。共演は成宮寛貴、白石美帆、瑛太、小西真奈美、山田優、上野樹里ほか。本作では手話が大きなファクターとなる。櫂は社会福祉心理学専攻のため手話は習得済み。沙絵はとても美しい顔だが、とても下品な手話を喋るというキャラクター。白石美帆、風吹ジュン、小西真奈美も手話ができるという設定のため、妻夫木・柴咲をはじめとする5人は手話のレッスンを根気強く重ね、クランクインに臨んだ。さらに柴咲はバイオリン、沙絵の母親役を演じる風吹はピアノのレッスンも受け劇中で腕前を披露している。
 
<出典>TBS公式

<出演者>

結城 櫂:妻夫木聡
萩尾 沙絵:柴咲コウ
相田 翔平:成宮寛貴
小沢 茜:白石美帆
矢嶋 啓太:瑛太
髙木 真帆:小西真奈美
佐伯 そよ子:山田優
桐島 あゆみ:上野樹里
堺田教授:小日向文世
萩尾 ゆり子:風吹ジュン
藤井 ハルキ:沢村一樹
佐野:柏原崇
アリサ:佐藤江梨子
柿崎 透:永井大
岩崎:光石研

第1話から最終回まで全話配信中です

今すぐ無料おためし

「Paravi」2週間無料です

無料期間中に解約すれば違約金もなく、ボタン一つで簡単に解約できます

オレンジデイズの感想

20代女性

オレンジデイズは毎回楽しみに見ていました。
聴覚を失った役を演じた柴咲コウさんもすごく魅力的で感情がこもった手話など字幕を見なくても視聴者側から見ててすごく気持ちが伝わりました。
妻夫木さんと柴咲さんのやり取りなどお互いをお互いに想っているけど、なかなか素直になれない2人がいて気持ちが通じ合った時はキュンキュンしました。
また、成宮寛貴さんや白石美帆さん、瑛太さん、小西真奈美さんなど今思えば、すごく豪華なキャストだったんだなと改めて思いました。
最初の柴咲コウさんが演じる萩尾沙絵と言う人は、美人でキレイだけど手話や行動はすごく激しくて気が強い人のイメージで、妻夫木聡さんが演じる結城櫂は彼女に振り回されてばかりだけど、なんだかほっとけない存在になり、いつの間にか彼女がいないと寂しいという気持ちに変わり始めました。彼女も突き放してばかりだったけど、いつも気付いたら側にいてくれる彼に惹かれていき、お互い離れられない存在になりました。
聴覚を失った役はすごく難しいと思いましたが、キャストの皆さんの意気もすごくバッチリで2人の共演も良かったと思います。また、2人が共演しているドラマや映画など見てみたいなと思いました。

50代男性

大学生の妻夫木聡さん、柴咲コウさん、瑛太さん、白石美帆さん、成宮寛貴さん達の大学生ならではの自由さと、将来に対しての苦悩も描かれているドラマで、男同士の仲間意識と、女性たちとの恋愛観も表現されています。上野樹里さんが成宮さんの妹役で、小西真奈美さんが大学院生として主演していて、若手の豪華な出演者なので、見応えがあります。オレンジデイズ、果物のオレンジの味、香りが青春期を表しているようで、夕陽を象徴するオレンジ色は今日の終わりであり、明日への始まりを表している感じで、若さを当たり前に思っていた時期を懐かしく思い出させられる内容です。同じ大学生でも、当たり前ですが皆それぞれ背負っている生活環境があり、時には仲間内で反発することもあるのですが、結局は自分の人生は自分でしか決められないし、行動に変えない限りは何も変わらないことをドラマを通して、改めて感じさせられる演出が様々なシーンで描かれています。同世代の人は、自分に置き換えて見ると何かしら指針になりそうですし、社会人の世代は懐かしさと、真っ直ぐだった時期の青臭い自分を思い出す事ができるような、それでいて希望や勇気もくれる内容でした。二度と戻る事のない青春時代、、、最高に幸せな時間。そして今日、この時が愛おしくなりました。

40代男性

主演の妻夫木聡さんの演技はもちろんですが、相手の障害者役を演じた柴咲コウさんが素晴らしかったです。声が出せない中で、笑ったり、怒ったり、表情で喜怒哀楽を表現しながら、ほのぼのとした学園生活を演じられたことがとても印象に残っています。ドラマの放送時間帯が日曜日の20:00だったことも、家族で久し振りにホームドラマを見る機会になりました。共演者の成宮寛貴さんと白石美帆さんも、2人を温かく見守る役どころで好感が持てました。妻夫木さんと柴咲さんが手話を通してコミュニケーションを取り、時にすれ違い喧嘩となり、時に心を寄せ合い学生生活を送り、お互いを理解していく過程が学園ドラマの神髄を見た気がしました。自分は、大学生時代はこういう恋愛とは縁がなかったので、個人的にうらやましく、「自分もこんなだったらよかったなぁ」と当時思ったものでした。この時は気が付かなかったのですが、放送当時は20代後半でまだ独身だったので、既婚で妻子持ちの現在とは視点も立場も異なっていたため、よりそう思ったのかもしれません。また、本ドラマの脚本は、当時時の人だった北川悦吏子さんが手がけており、あまりドロドロせず、さわやかな学生恋愛ドラマに仕上っていたのも、好意的に思った要因の1つです。

20代女性

中学生の頃の私が、キャンパスライフに憧れるきっかけを作ってくれたのがこのドラマです。大学に関する知識の無い中学生にとって、中庭や学食、休憩スペース等で描かれる友情や恋愛模様がとても眩しく、「大学生活ってこんなにキラキラしているんだ!早く大学生になりたい!」と思ったのを覚えています。そして自らの大学生活を終え、就職、結婚を体験した数ヶ月前、急にこのドラマが懐かしくなり、再び全話閲覧しました。就職という人生における大きな選択を迫られた大学時期に、各々色んな悩みや苦しみを抱えつつ、必死に生きて思い切り青春している様に、自分の大学時代が重なりとても懐かしい気持ちになりました。また、このドラマでは「障がい」についても色々考えさせられる機会となりました。健常者が良かれと思って行う親切が、相手にとっては違ったり、逆に傷つけてしまったり、そういった難しい現実を感じた反面、それでも躊躇なく正面から向き合おうとする周りの優しさが描かれており、「自分もこうありたい」と強く感じました。そして何より、大学生ならではの若くて勢いのある様を演じる俳優さん達が、全員美男美女すぎてキュンキュンするのもこのドラマのポイントだと思います(笑)。大学生活に憧れを持った中学生の私も、色んな経験を経た現在の私も、見る視点は違いますが物凄く引き込まれたドラマでした。ネタバレになってしまいますので詳細は言えませんが、個人的にはラストのシーンが大好きです!

40代男性

このドラマは、「ロングバケーション」など数々の名作ドラマの脚本を務めた北川悦吏子さんが脚本を担当しているので、見ているといつのまにかドラマの世界に引き込まれてしまう作品です。主人公の大学四年生の櫂を演じたのは妻夫木聡さんで、心優しい男性を等身大で演じています。もう1人の主人公で、耳の不自由なヒロイン沙絵を柴咲コウさんが演じています。耳が不自由なせいでどこか人を寄せ付けず、壁を作って生きてきた気の強い女性で、櫂の優しさで少しずつ心を開くも、自分の不幸を櫂に背負わせたくないという想いと、櫂への愛情に葛藤するという難しい役どころを見事に演じてくれています。また2人は手話での会話のシーンも多かったですが、スムーズな手話は相当練習されたのではないかと思います。2人がいまもトップ俳優としてドラマや映画で主役を張っているのも肯けます。主人公の2人以外も、瑛太さんや成宮寛貴さんも櫂の同級生として存在感のある演技をしていました。このドラマでは仲間5人が気持ちを書き合うオレンジノートというものが存在していましたが、このドラマ以降、オレンジ色のノートを使う学生が増えたとも聞いています。それだけ若者を惹きつけたドラマだったのだと思います。

40代女性

妻夫木聡くんと柴咲コウが、実際に付き合うきっかけになった作品。ザ・青春ドラマ!このドラマの何がイイって、妻夫木くんと柴咲コウの会話のやり取り。柴咲コウ演じる沙絵は聴覚障害をもっているバイオリニスト。人とのコミュニケーションに手話が欠かせない。この沙絵のことを好きになる、妻夫木くん演じる櫂が手話を覚えて彼女と会話をするシーンが、なんとも言えないくらいロマンチック。さすがは北川悦吏子の脚本だな~と思う。柴咲コウの表情や演技も素晴らしくて、体当たりの表現力がとっても美しかった。彼女の情熱的なメッセージを必死で受け取ろうとする、妻夫木くんの演技もまた、心を打つものがあった。二人が付き合ったのも、なんだか頷ける。本当にお似合いだったから、二人はてっきり結婚するものだと思ってた。(現実的に)北川悦吏子が紡ぎだす作品は、すごくドラマチックなものが多い。ドラマチックな展開には障害がつきものだ。ただでさえ、カップルはコミュニケーション不足ですれ違うのに、口がきけない沙絵は自分が障害者だということに劣等感があり、そのことを何度も櫂にぶつけてしまう。観ていて何度もつらくなったが、主題歌のミスチルのSignがいつも良い場面で流れ、何度泣いたことか分からない。
このドラマは二人の愛の物語である。

20代女性

今まで見てきた恋愛ドラマの中で一番面白かった作品と言っても過言ではありません。ドラマの中に無駄なシーンやいらないだろと思うような演出が全くなく、1時間、その作品を集中して楽しめるような内容になっていました。そしてなんといっても主演2人の演技がうますぎました。妻夫木聡さんは演じる櫂は、妻夫木さんにぴったりの役で、まるで妻夫木さん本人だと思うくらいに自然な演技でした。優しさに溢れていて、沙絵がどうしても気になってしまう様子を見ると、胸がキュンとしました。そして聴覚を失った沙絵を演じる柴咲コウさんの演技は圧巻でした。全く声を発さないのですが、表情でしっかりと言いたいことが伝わってきました。喜怒哀楽が激しく、耳が聞こえないのにも関わらず、櫂と言い合いをするシーンは2人のあっかんの演技に驚かされました。オレンジデイズの中で好きなシーンは、仲間たちと共に夕日に向かって夢を語り合うシーンです。みんなは沙絵が分かるように手話を使うのですが、その優しさとみんなの笑顔に心が温かくなりました。こんな青春を送ってみたかったなと、5人を見ていると感じさせられました。そして最後の沙絵が櫂に向かっていってらっしゃいというシーンは今でも心に残っているほど素晴らしいシーンでした。

20代女性

耳の聞こえない女の子サエは感情がいつもむき出しのイメージがあります!いい子ぶるわけじゃなく、思ったことをストレートに手話や表情にしていて言葉という表現ができない代わりに伝えようとする気持ちが言葉以外でとても伝わってきました。印象的なのは、カイくんと言い合いしているシーンです。サエは眉間にシワを寄せて言葉を話しているかのように早い手話で言いたいことを伝えていました。しっかりサエの気持ちを受け止めていたカイくんも一生懸命手話で伝えていて、言葉じゃなくてもコミュニケーションが取れることはすごいことだと思いました。1番感動したのは、サエが言葉でカイくんに「行ってらっしゃい」と伝えたシーンでした。最後のシーンで初めて手話ではなく言葉で伝えていて、それに対してカイくんも言葉で「行ってきます」と答えていたシーンに感動しました。耳が聞こえていないので、はっきり滑舌良く話すということは難しいけど耳が聞こえない人が自分の言葉で話すというのはとても勇気のあることだと思います。カイくんに対してだから言葉で伝えたかったのかなと思いました!障害を持っていても、気にせずぶつかってくれるカイくんのような存在の人はサエにとっても心強い人だと思いました。

30代女性

大大大好きなドラマです!大学生たちのキャンパスライフのお話。妻夫木聡をはじめ白石美帆と瑛太、成宮寛貴、柴咲コウなどが出演しています。柴咲コウ演じる耳が聞こえない沙絵を恩着せがましさゼロでサポートしていく友人たちの姿に、当時、自分の中での差別心や嫉妬心と向き合うことが出来たような気がします。手話を勉強中であまり出来ないから携帯のメモ機能を使って会話したり、皆でドライブしている時は流す曲に合わせて手話したりすっごく楽しそうでした。普通の演技でも感動するだろうなーというシーンでも妻夫木聡演じる櫂と沙絵の演技がうますぎて嗚咽するほど感動泣きが多かったです。櫂が子供だから守るって言っても全然非力で経験不足だから不器用でもどかしいんだけど、沙絵が悪い大人に傷つけられたときには一生懸命沙絵を守ろうとして奔走するところが胸打たれます。沙絵の性格の悪さと気の強さにいら立つこともありです。顔が可愛いから何でも許されていてドラマなのに嫉妬することもあります。全員が優しくて仲間の事をちゃんと考えていてすごく羨ましい同級生だなと思いました。私もこんな大学生活が送れるなら大学に行っておけば良かったと切実に思いました。

40代女性

平凡な男子大学生と、耳の聞こえない女子大生のストーリーということでめずらしい設定にひかれて見始めました。大学生特有のやんちゃだったり、怖いもの知らずなリアルな姿がよく描かれています。特に、仲間同士のじゃれあいがとても楽しそうでした。当時社会人だった私は、自分ももっと本気で、全力で楽しめばよかったとうらやましく思った記憶があります。妻夫木聡さんと柴咲コウさんの特殊な恋愛模様にハラハラしつつも、ガンバレ、といつも応援していました。柴咲コウさんがバイオリンを弾いているシーンでは、素晴らしい音色が流れてきて、ついつい聞き入ってしまうほどでした。音楽をしている人が音を聞けなくなる、ということはどれだけ苦しく辛い事なのか、想像でしかなかったことがうまく表現されていて最後まで引き込まれていきました。柴咲さんの会話は主に手話と口の動きを読むものでしたが、友人たちが少しづつ手話を覚えていく過程が丁寧に描かれており、自分も勉強したいと思って見ていました。音楽の素晴らしさと、周囲の無理解による聾者の生きづらさを、さわやかな大学生達の学生生活を通じて知ることが出来、辛くなりすぎずに最後まで見ることが出来る素晴らしい作品だと思います。