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富豪刑事1(ドラマ)の見逃し動画まとめ

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<見逃し動画>最終回(第10話)
 
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最終回(第10話)の公式あらすじ

焼畑市内のカジノバー摘発に失敗してしまい、マスコミに突き上げられる警察。そんななか、喜久右衛門は、親交のある県警刑事部長・大谷の腹心の部下・市川に、元刑事の川村が営むバーに呼び出されるのだが…。
 
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最終回(第10話)のネタバレはここをクリック
喜久右衛門に迫る黒い影
焼畑市内にはびこる違法カジノバーの摘発にメディアが注目する中、鎌倉達はことごとく摘発に失敗していまい、世間から警察の捜査能力不足を指摘され、批判の目が向けられていた。
 
神部邸では喜久右衛門が目を掛けていた喜久右衛門神奈川県警刑事部長の大谷重男(及川光博)と美和子達が食事を楽しんでいた。
 
そんな中、喜久右衛門は大谷の腹心の部下の市川正道(安藤一夫)から呼び出され、元刑事で大谷の部下だった川村春雄(松崎しげる)のバーに呼び出された。
 
バー“愛のメモリー”に到着した喜久右衛門は市川に重要な話があると言われ、ある調査報告書を見せられる。喜久右衛門は顔を歪め、この話は聞かなかったことにすると言うと、川村が突如市川をナイフで刺殺、喜久右衛門は薬で眠らされてしまった。
 
喜久右衛門が目を覚ますと手にはナイフを握らされており、そこには川村の姿はなく、市川の死体だけがあった。
 
 
アリバイの謎
喜久右衛門は取り調べを受け、目の前で川村が市川を刺殺したのを目撃したと証言する。
 
しかし川村は市川の死亡推定時刻とされる時間、飲み歩いていたと証言し、帰りに純子と裕美に酔っ払って絡んでいたことがわかった。
 
バーの場所と純子と裕美が川村を目撃した焼畑港のある場所は車で30分ほどはかかる位置関係にあり、交通課の純子と裕美の証言もあることから、川村の犯行は不可能とされ、喜久右衛門の証言は虚偽だと疑われる羽目になる。
 
警察に疑われ埒が明かなくなった喜久右衛門は取り調べ中にヘリで逃亡し、行方を眩ます。喜久右衛門は美和子に自分が必ず犯人を捕まえると電話で言い残していた。
 
祖父の件を大谷に相談する美和子。大谷はこの事件の裏には大きな力が働いて、喜久右衛門をよく思っていない誰かが罠を仕掛けたのではと推測した。美和子は祖父の無実を証明しようと独自に捜査を開始し、まずは現場のバーへと向かった。
 
美和子がバー付近を物色しているとタイヤ痕のようなものを発見する。バーに着いて少し経ってから美和子の元に電話がかかってきた。相手は瀬崎だった。瀬崎が会えないかと申し出ると、美和子はバーで待ち伏せることにする。
瀬崎がやってくると、瀬崎は喜久右衛門の悪行が書かれた著書を美和子に見せだした。
 
 
瀬崎と喜久右衛門の過去
瀬崎は大学時代、麗子(種子)という女性を好きになった。しかし麗子は瀬崎ではなく喜久右衛門を愛していたのだ。喜久右衛門は金儲けに目が眩み、麗子が病に伏しても見向きもしなかった。
 
瀬崎は喜久右衛門を説得するも喜久右衛門は麗子に愛情をかけることなく、麗子は失意のうちに亡くなった。
瀬崎はそれ以来喜久右衛門を許すことが出来なかった。
 
「私はあの日から鬼になった。愛情も、下らぬ正義感も、全部捨てた」
 
「いいえ、それはあなたが50年間片時も忘れずにその麗子さんという女性を愛し続けていた印じゃないですか。あなたは本当は優しくて心の綺麗な人です」
 
「バカなことを言うな」
 
すると瀬崎の元に秘書から電話がかかってきた。秘書はしきりに瀬崎の居場所を尋ねる。
 
「今度の事件を仕組んだのはあなたではありません。それが今わかりました。ドアを開けてみてください」
 
ドアを開けるとそこには来た時とは違う景色があった。店が元いた場所から焼畑港へと移動していたのだ。
 
 
裏切り
美和子は早速鎌倉にバーのことを報告した。
 
「あのお店は、下に車輪のついたトレーラーハウスだったんです。川村というマスターが自分のアリバイを作ったトリックはこれです。私の祖父が市川さんと会うためにお店の中に入った後、仲間がお店自体をそのまま焼畑港に向けて移動させたんです」
 
鎌倉は部下の身内に罪を擦りつけるとは警察への冒涜だと息巻いて、狐塚、西島、鶴岡、猿渡達を総出で現場検証に向かわせた。
 
その頃、喜久右衛門はというと、川村を観覧車へと呼び出していた。川村は市川が持っていた資料をすり替えていたのだが、喜久右衛門はすり替える前の1枚を手元に所持していたのだ。喜久右衛門はそのことを告げると、その資料と引き換えに自分の無実を証明してほしいと告げるが、川村は聞く耳を持たなかった。
 
喜久右衛門は川村が座る座席に接着剤を塗り付け、動けなくなった川村を置いてその場から立ち去った。
 
川村はなんとか観覧車から逃げ出すことに成功。今度は美和子を誘拐し、資料と引き換えだと喜久右衛門を脅した。
喜久右衛門は必死の思いで美和子を助けにやってくると、後から続いて大谷が姿を現した。
 
美和子は喜久右衛門と一緒に大谷が助けに来てくれたのかと喜んだのも束の間、喜久右衛門を嵌めたのは大谷張本人だったのだ。
 
市川は大谷が違法カジノバーの摘発の情報を漏らし、摘発に失敗させるように仕向けていたことを知ってしまったため、大谷の息のかかった川村に殺されてしまったのだった。
 
「自分1人の力ではどうにもならないと思った市川はあなたに相談を持ちかけた」
 
「わしにはなんの力もないと言ったんじゃがのう。あんたがあんな汚い連中と繋がってることすら見抜けなかった」
 
「さ、あなたの持ってる資料を返してもらいましょう」
 
「持ってはおらん。あの時市川に全部返した。持ってるフリしてあんたと取引しようと思っただけじゃ」
 
「なんだって?」
 
「代わりにあれで勘弁してくれないか?」
 
喜久右衛門はトラックで運んできた大量の現金の札束を大谷の目の前に差し出した。
 
しかし大谷は多額の現金に臆することもなく、それならここで死んでもらうと告げた。
 
 
救世主登場!?
そこへ高級車に乗った瀬崎がやってきた。
喜久右衛門はすんでのところで大谷の銃を奪い、発砲を阻止した。
 
「喜久右衛門め、またしても」
 
「はて、あなたどなた?」
 
喜久右衛門は瀬崎を見るなりそう呟くと、瀬崎は怒って帰ってしまった。
 
喜久右衛門は大谷に銃を向け、美和子を解放するよう命じた。
 
「大谷よ、これが私にできる最後の罪滅ぼしじゃ」
 
その時鎌倉達がやってきた。
 
喜久右衛門はこれで終わるはずがないと、大谷に銃口を向けたまま離さない。
 
「おじいさまやめて!」
 
喜久右衛門は美和子に説得され銃を手放した。
 
鎌倉が大谷を署まで連行しようと手をかけたとき、大谷は素敵な笑みを浮かべた。
 
「相変わらず詰めが甘いですね、鎌倉警部。同じ県警の人間として恥ずかしいです」
 
「なに?」
 
「全員動くな!動くとあの老人の命はありませんよ」
 
大谷が叫ぶと、皆の視線の先にいた喜久右衛門が川村のライフルのレーザーポインタで狙われていた。
 
「さてと、皆さんどう始末しましょうかね?」
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」
 
「おい神部」
 
「お金で命は守れないって言いましたよね?あなた達は間違っています」
 
美和子は喜久右衛門の周りに札束を撒き散らした。
すると大谷の取り巻き達は金に目が眩み川村の視界の邪魔をしだす。
 
美和子が隙をつくと、猿渡や布引達が力を合わせて川村や大谷達を拘束した。
 
突風が吹き、そこにあったお札が風に吹かれそこら中に撒き散らされていった。
 
「喜久右衛門様、お嬢様、お迎えにあがりました」
 
「勝手に帰るなー!」
 
「雪が降ってるみたいですね、おじいさま」
 
「綺麗じゃのう」
 
「お金じゃなくて本物の雪だったらよかったのに」
 
美和子と喜久右衛門は2人微笑んだ。
最終回(第10話)の感想はここをクリック
最初からちょこちょこ顔を出していた瀬崎が、最終回では何かやらかすのでは!?と思ってはいましたが、結局あまり出番はなかったですね。
 
富豪刑事のエンディングテーマは及川光博さんが歌う愛のメモリーでしたが、その及川光博さんが重要な役所となって登場していました。そして、愛のメモリーつながりで松崎しげるさんも登場、2人が愛のメモリーを掛け合いで口ずさむ姿が印象的でした。
 
面白い事件や推理もたくさん見ることができましたが、やはり全体的にコメディ要素が強い作品なので、最後もコメディらしい終わり方といったところでしょうか?もう少しシリアスとコメディがはっきり分かれていても面白いのではないかなと思いますが、これはこれで、笑いながら気軽に楽しめる刑事ドラマでした。富豪刑事は第2シーズンもあるので、そちらでは美和子達がどんな掛け合いを見せてくれるのかも楽しみですね!
<見逃し動画>第9話
 
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第9話の公式あらすじ

焼畑市内の高校のラグビーコーチが、何者かによって次々と襲われる。市内最強豪校の熊谷コーチは、焼畑署に捜査強化を依頼。最も疑わしいのは、元ラグビー部員の非行グループなのだが、拘束することができない。
 
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第9話のネタバレはここをクリック
ラグビーコーチ奇襲事件
焼畑市内の高校のラグビーコーチが次々と襲われるという連続襲撃事件が起きた。
襲われた人達には共通点があり、皆に脅迫状が届いていたとのことだった。警察は襲われたラグビーコーチから事前に相談を受けながらも対応を怠ったとし、非難の的となっていた。
 
神山は鎌倉を呼び出し、脅迫状があったにも関わらず悪戯だと言って対処しなかったことを責め立てる。押し問答を繰り返していると、新たな脅迫状が届いたと連絡があった。
 
その辺りの地区の全ての高校のラグビーコーチ宛に脅迫状が届いていたのだ。コーチ達は団結し、なんとしても犯人を捕まえてほしいと警察に訴えてきた。
 
今まで被害に遭ったのは3人。犯人はヘッドギアにサングラス、マスクをつけて、被害者を金属バッドで殴るという凶行に及んでいた。
 
脅迫状はいずれも同じもので、『コーチをやめないと近いうちにお前を痛い目にあわせる』と書いてあった。靴跡から焼畑市内の多くの高校で採用されている運動靴で、サイズが27センチということがわかると、ラグビー部のコーチに恨みを持つ高校生の犯行ではないかとの予想なされた。西島は事件が起きた地区のラグビー部のある高校の中で、ここ1、2年で退部し、犯行時のアリバイがない生徒たちを37名まで絞り出した。
 
しかし37名の動向を監視し続けるためにはかなりの人員が必要となり、鎌倉は困り果てる。そんな中美和子が突拍子もないことを言い出す。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」
 
「なんだ?」
 
「学校を創って、その不良の皆さん達を入学させてしまえばよろしいのではないでしょうか?」
 
「はぁ?」
 
「コーチを恨んでいるということは、学校を辞めさせられてラグビーができなくなったことが悔しいんだと思います。だとしたら、犯人はまだラグビーをやりたいと思っているのではないでしょうか?特待生としてスカウトすれば犯人は入学して、ラグビーをやると思いませんか?」
 
美和子はラグビー部を全寮制にし、合宿させれば24時間監視も容易いと自信満々に言うと、それを聞いた神山がすかさず美和子の案に賛成だと鶴の一声を発する。
 
美和子は自分がコーチとして頑張ると決意を述べると、怪訝な顔をしていた鎌倉が、それなら適任者は自分だと言わんばかりに笑みを浮かべる。
 
 
ラグビーコーチの適任者
美和子は早速喜久右衛門に事情を説明し、学校を作らなければならないと相談する。
 
喜久右衛門はなかなか認可が難しい学校設立を、自分の金の力で意図も簡単に解決しようとしていた。
 
見事に認可がおり、全寮制のラグビー部を併設した焼畑学院高校が設立された。美和子はなぜかセーラー服を着てリムジンで登校し鎌倉からツッコミを入れられる。
 
鶴岡は英語教諭に扮し、鎌倉はラグビーコーチとしてスクールウォーズさながらの熱血指導に力を入れる。
 
ラグビー部の生徒たちは早速いがみ合いの喧嘩になるなど、先が思いやられる中、鎌倉はラグビー最大の大会、焼畑カップを目指し、生徒達に厳しい練習を課せていた。 
そんな中、とうとう鎌倉の元へ脅迫状が届く。鎌倉は帰路に着く途中に背後から人の気配を感じた。犯人を返り討ちにすると息巻いていた鎌倉は意気揚々と振り返るが、そこに立っていたのはラグビーファンを公言するクラブKINGのバーテンダー倉田剛志(皆川猿時)だった。倉田は鎌倉の指導するラグビー部のサポーターとして応援すると豪語すると、鎌倉は倉田と握手を交わす。
 
しかし翌日、その倉田が死んでいるのが発見された。倉田の手にはラグビーのある高校の名前と謎の数字が書かれており、焼畑学院高校の数字は75.0と記載されていた。 
 
美和子はその数値が高い評価を示していると勘違い。生徒達にも情が沸いたのか、突然生徒の中に犯人がいるはずがないと言い出した。鎌倉は美和子を一旦学校の理事から外し、倉田殺しの捜査を手伝うように指示をする。
 
 
ラグビーに迫る黒い影
美和子は探りを入れるため、クラブKINGのホステスに扮して潜入を試みた。すると八木信平(鈴木ヒロミツ)に接触、八木がスポーツ賭博の胴元だという事実を知る。
 
倉田が持っていた紙に書かれた数字は賭博のレートだったのだ。倉田は八木に2000万ほど借金をしており、倉田の保険金で借金を返済してもらう目的で八木に殺害されたとの見方が濃厚となった。
 
警察が八木を追う中、またも奇襲事件が起こる。焼畑学院高校のライバルである南条高校ラグビー部の鷲尾(佐々木仁)が同じく南条高校ラグビー部のコーチの熊谷(松村雄基)に間違えられて襲われたのだ。熊谷は逃げる犯人の赤い髪を目撃、風貌からして焼畑学院高校の小栗(内田朝陽)が犯人だと思われた。
 
鎌倉は小栗が夜明けまでトレーニングをしているのを見ており、小栗が犯人のはずはないと確信していたが、熊谷はウルフと呼ばれていたほどの動体視力の持ち主で、見間違いをするはずがない。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?熊谷さんはウルフと呼ばれているんですか?」
 
「現役時代のニックネームだ。それがどうした?」
 
「逃げている八木さんは熊谷さんのお仲間なのかもしれません」
 
美和子は熊谷がスポーツ賭博に絡んでいる可能性を示唆するが、狐塚は南条高校のレートが低いことから儲けがないのに人を襲うことはないと否定する。
 
「あのー、逆なんじゃないでしょうか?熊谷さんは試合に勝とうとしているんじゃなくて、負けようとしてるんじゃないでしょうか?」
 
「熊谷さんは狙われているのはラグビーのコーチだと私達に思わせたかったんじゃないでしょうか?でも本当の目的は自分のチームの中心選手である鷲尾くんに怪我をさせて、試合に出られなくさせること。だって生徒にわざと負けろとは言えないじゃないでしょうか?」
 
熊谷は自宅に呼び出した鷲尾を襲い、その罪を小栗になすりつけようとしていた。熊谷は以前、中心選手の小栗が南条高校にいた時も、小栗を大会に出させないためにわざと罠にはめていたのだ。
皆が賭けるであろう南条高校を負けさることで熊谷は八木の恩恵を受けていたとみられ、八木に全てを白状させるべく、捜査員達は八木の逮捕に全力を注ぐ。
 
 
青春の汗と涙
焼畑カップ当日。
熊谷の元に八木が現れると、熊谷は賭博に協力するのは今回だけだと念を押した。しかし八木は自業自得だと言い、今後も協力するよう圧をかける。熊谷は約束を破られたことに腹を立て八木をその場で刺殺してしまった。
 
そんな中、南条高校と焼畑学院高校の試合が始まった。熊谷は通常なら南条高校を負けさせにくるところだが、なぜか焦ったような態度をしており、本気で勝とうとする様子を見せていた。
 
美和子は熊谷の様子を見て何かに気付く。
 
「警部こちらが勝てば何かわかるかも知れません」
 
小栗が最後にペナルティーゴールを決め、焼畑学院高校は南条高校逆転勝ち。
美和子は熊谷の目線から優勝カップに秘密があると見ていた。美和子達が優勝カップを置いたまま放置して様子を見ていると、そこへ熊谷がやってきた。熊谷は優勝カップに八木を殺した凶器を隠していたのだった。
熊谷を問い詰めると熊谷は怒りながら自供をし始める。
 
「世の中金だ!金が全てだ!」
 
「そうでしょうか。あなたはお金では買えないずっとずっと素晴らしいものを持っていたはずです」
 
「なに?」
 
「青春の汗と涙です。その一粒一粒をうちにあるダイアモンドと交換すると言われたら私は躊躇わずするでしょう。あなたと八木さんはその大切な青春を踏みにじったんです。たった3億円ぽっちのために」
 
「3億円ぽっち!?」
 
鎌倉が美和子達に襲い掛かろうとする熊谷を取り押さえると美和子の運転手が迎えに来る。
 
「お嬢様、お迎えに上がりました」
 
「はい、では、失礼致します」
 
「勝手に帰るなー!」
第9話の感想はここをクリック
今回はスクールウォーズのオマージュ要素がかなり含まれていましたね!山下真司さんのラグビーコーチももちろんどハマりでしたし、スクールウォーズ繋がりで松村雄基さんと岩崎良美さんも登場していました。私は残念ながら世代ではないのですが、スクールウォーズ好きはテンションが上がるかもしれません。
 
刑事ドラマなのに学園要素が入り込んでいて面白みも増していたような気がします。深田恭子扮する美和子のセーラー制服姿も可愛かったですね。
 
さてさて次回はいよいよ最終回となってしまいましたが、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか?美和子の行く末が気になります!
<見逃し動画>第8話
 
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第8話の公式あらすじ

ネット上に、産業廃棄物処理場建設に反対する市議・大蔵健吾の狙撃依頼が書き込まれる。その報酬は1千万円。焼畑署刑事課は総出で警備に当たることになり、街頭演説でマイクを握る大蔵を私服刑事たちが取り囲む。
 
<出典>U-NEXT公式

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狙撃の名手
産業廃棄物処理場建設反対派で焼畑市議会議員の大蔵健吾(古田新太)に対して、ネット上で狙撃を依頼する書き込みがされた。その報酬は1000万円も支払われると言う。
 
書き込みはすぐに削除されたが、ネット上ではかなりの話題となり、引き受けたという書き込みも多数発見された。
焼畑署にて、神山はその書き込みが悪戯の可能性も考えられるが、大蔵が狙撃されては大変なことになると、大蔵の身辺警護を鎌倉に指示する。
 
鎌倉は早速捜査員達に警護命令を下すのだが、鶴岡はそれぞれヤマを抱えていて動きにくいと言い出し、布引はインターネットが苦手だと言い出す始末。
それでも万が一の可能性を考慮し総員で警備に当たることになった。
 
捜査員達が周囲を見張りながら大蔵の演説が行われると、美和子もサポートとして大蔵の隣に立ち演説を見守っていた。すると、銃弾は美和子が持っていた風船にあたり、大蔵の妻の芳美(濱田マリ)が持っていたプラカードに命中。狙撃は失敗に終わったのか、大蔵の命は辛うじて守られた。
大蔵は射撃の名手でオリンピックに出場したこともあったようで、射撃の名手が狙撃されるというなんとも皮肉の事件に世間は騒然としていた。
 
狙撃の場所や使用されたライフルについては特定されてはいるものの、それ以上よ犯人の手がかりは掴めておらず、狙撃が失敗したとは言え、犯人はかなりの腕前であることが想像された。
 
鶴岡は大蔵に集会などの自粛を説得するが、大蔵は逃げるような事はしたくないと、日曜日の大きな集会に参加する意志を見せた。
 
犯人は一度失敗しているため、今度は近距離で狙ってくる恐れがある。また、大蔵のニュースが大きく取り上げられたことで、それに触発されて大蔵を狙撃する者が増える可能性もあり、皆はどう警備したらよいかどうか行き詰まっていた。
 
八方塞がりとなる中で美和子が手を挙げた。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」
 
「なんだ?」
 
「犯人を、集会に行かせなければいいのではないでしょうか?」
 
「はぁ?」
 
「犯人像はわかっています。たった1000万円のために狙撃をするということは、議員を狙っている人たちはお金で動く人間だと思うんです」
 
「だからなんなんだ?」
 
「しかもその人達は、射撃の腕に自信があると思うんです。でしたら、演説が行われるのと、同じ日の同じ時間に会場の近くで射的大会を開いたらどうでしょうか?」
 
「射的大会!?」
 
美和子は賞金を1億円にすれば皆射的大会の方に参加するのではと踏む。集まった人達の中に大蔵を狙撃しようとした犯人がいるかもしれないと言うと、皆も美和子の案に乗る。
 
 
犯人集めの射的大会
美和子は家に帰ると喜久右衛門に概要を説明し、射的大会を開かなければいけないと告げる。
 
喜久右衛門の協力もあり、あらゆる場所へのビラや、CMを駆使して、賞金1億円の射的大会の開催が周知されることとなった。
 
大蔵の集会と射的大会の当日。
鶴岡や狐塚達が大蔵の警備にあたる中、鎌倉が美和子のいる射的大会の様子を見に行くと、そこには賞金目当てで参加した純子と裕美もいた。
 
美和子は犯人がいないか参加者を観察していると、参加者の1人の栗田厚雄(大倉孝二)の腕前に目をつけ、鎌倉に報告した。美和子はインタビューと称して栗田の調査を行うことにする。
 
栗田は決勝に進んだが、結局優勝したのは小学生だった。美和子は栗田がこの射的大会が大蔵殺しの犯人をおびきよせるものだと知りわざと外したのではないかと思考を巡らす。
美和子はわざと自分達が警察であるということをバラし、栗田がどう出てくるのかを見ていたのだった。
 
栗田と大蔵は先輩後輩の間柄という接点が出てきた事を受け、鎌倉は栗田が狙撃の犯人だと確信を持った。
 
 
狙撃された妻
一方の大蔵の演説は好感触を示し、大成功を収めようとしていた。気温が低くなり冷えてきた事もあり、大蔵は芳美に自分のコートを貸すし、芳美は大蔵のコートを着たままトイレへと向かった。すると大蔵のコートを着た芳美はライフル銃で頭を撃ち抜かれて死亡してしまった。
 
鎌倉と美和子は射的大会の会場を後にし、急いで現場に駆けつける。芳美は大蔵のコートを着て、大蔵と同じブランドの眼鏡をしていたために間違えて狙撃されたものと思われた。
 
現場の検証が行われる中、美和子は現場に落ちていた大蔵のバッジを見てあらゆる考えを巡らせていた。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?芳美さんを殺した犯人は大蔵さんではないでしょうか?」
 
「なんだと?」
 
「でも大蔵さん、芳美さんの遺体を見ていないのに前から撃たれたことを知っていたんです」
 
「知ってた?」
 
「はい。確かあの時、皆さんはこうおっしゃいましたよね?」
 
『奥様は大蔵議員のジャンパーを着ていたために、間違われて撃たれたようです』
 
『フードを被っていたから、顔がわからなかったんだと思います』
 
「普通ならフードを被った顔がわからない後頭部を撃たれたと思いませんか?それなのに大蔵さんは」
 
『眼鏡のせいかもしれない。形がよく似てるんです』
 
「眼鏡のせいかもしれないと前から撃たれたことを前提に話していたんです。遺体を見ていないのに」
 
「だからって大蔵議員が犯人にはならんだろ?」
 
狐塚と鶴岡は犯人の調査した狙撃場所と芳美の狙撃された場所を考えると大蔵に犯行は不可能だと反論した。
 
 
探し物を返しに
美和子は資料室の水漏れを発見し、天井を見上げた。水漏れの水滴がおでこにあたると何かを閃いた。
 
「そっか、そうゆう事だったんですね」
 
狙撃現場には探し物をする大蔵の姿があった。大蔵が議員バッジを見つけるとそこへ美和子が現れる。
 
「あなたは昨日奥さんが亡くなっていると知らされ、下のエントランスに入っただけですよね?なのになぜこんな上の階を探しているんですか?」
 
「失敬だぞ」
 
「あなたは昨日ここに来た。だからバッジを落としたんじゃないかと探しに来たんですよね?ここから下のエントランスにいた奥さんを狙撃したんじゃないんですか?」 
 
「何を言ってるのかな?」
 
「実はそのバッジは1階に落ちてました。私がここに置いたんです」
 
「どういうつもりだ?」
 
「芳美さんを殺したのは大蔵さん、あなたですね?」
 
美和子は推理を続けた。
 
「あなたは奥さん殺害を計画して、あらかじめ、対岸のコンテナの上に誰かがいたような跡をつけておいたんです。そして、対岸から撃たれたように見せるように、エントランスの窓をあらかじめ割っておいた。そして自分に間違われたかのように見せるために、奥さんにパーカー付きのジャケットを着せてここのトイレに送り出したんです。そして鶴岡さん達の隙をついて車から抜け出し、奥さんがこの下に来た時に、ここから見上げた芳美さんを撃ったんです。奥さんが死んだのを確認したあなたは、急いでライフルを隠し、下へ降りて裏口から車へ戻った」
 
美和子は、ネットに狙撃依頼を書き込んだのも、栗田に頼んで自分を狙わせ、わざと外させたのも大蔵本人だと告げた。
 
大蔵は最初こそ否定を続けていたが、美和子の推理を聞き、次第に折れて動機を語り出した。
 
「あいつは自分が目立ちたかっただけだった。政治家の妻というブランドが欲しかっただけなんだ」
 
「ブランドなんて単なる名前に過ぎません。それだけ、価値のある本物かどうか、大切なのは中身です。あなたが本物だから奥さんもあなたのことを愛していたんじゃないですか?」
 
大蔵は追い詰められると美和子の首を絞め殺そうと襲い掛かる。
助けを求める美和子の声を聞き鎌倉と鶴岡がやってくると、大蔵はその場から逃げ去ろうとした。
 
大蔵が逃げ惑っていると銃声が聞こえた。猿渡と布引は大蔵を狙っていた犯人をその場で捕まえた。
 
「大蔵さん、あなたは刑務所に行かれた方がよろしいと思います。さもないとあなたの書き込みを間に受けた誰かに永遠に命を狙われ続けることになりますよ」
 
「お嬢様お迎えに上がりました」
 
「はい」
  
運転手が迎えにくると、美和子はいつものようにリムジンに乗り、そのまま家へと帰って行った。
 
「こらー!勝手に帰るなー!」
第8話の感想はここをクリック
今回の富豪刑事は狙撃予告をされた市議の大蔵を守らなくてはならない、要人警護を任されたという内容でした。
 
結果的には妻を殺そうとするために大蔵が仕掛けた自作自演と言うことでしたが…。富豪刑事のお話は自作自演、または脅されて自作自演パターンがけっこう多いかもしれませんね。しかし美和子のトンデモ推理!?が功を奏して犯人が判明して、今回も事件は解決を迎えました。
 
美和子は度々危ない目に遭いながらも健気に頑張っていますが、富豪刑事も残すところあと2話となります。ラストまでどんな展開が待っているのでしょうか?美和子を待ち受ける運命とは?
<見逃し動画>第7話
 
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第7話の公式あらすじ

某国の幻の古美術品「真実を見つめる肖像」が、博物館へ運搬中に盗まれた。国際問題に発展することを懸念して、焼畑署捜査係は内密に捜査を進めることになった。だが、捜査は行き詰まり、犯人の目処は立たない。
 
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消えた肖像
長らく行方不明になっていたイルベスタンの幻の古美術品『真実を見つめる肖像』が奇跡的に発見され、調査鑑定のために日本に運ばれてきた。
この肖像は2月26日より焼畑市民族学博物館にて一般公開される予定となっている代物。
 
美和子は今日も焼畑署へ出勤しようとしていた。美和子は松江に恋をしているのではと言われ、西島のことを思い動揺するが、立派な刑事になることで頭がいっぱいだと告げる。
 
奉満警備保障の佐々木(福士誠治)と飯田(不破万作)は
『真実を見つめる肖像』をトラックで輸送中、危険物を運んだトレーラーを目前に停止した。運転手が爆発するから逃げろと言い、佐々木と飯田はトラックを離れることに。
 
しかしトレーラーは爆発するでもなく、何事も起きなかった。2人はすぐさまトラックへ戻り美術品を確認するが、箱は盗まれておらず、美術品が無事ならとその出来事を特に報告することはしなかった。
 
ところが、博物館に『真実を見つめる肖像』が運ばれると、研究員の本間英次(矢島健一)が箱が一度開けられていた形跡があることに気付く。箱を開けてみるとそこには『真実を見つめる肖像』はなく、偽物の肖像があった。
 
 
迫る一般公開
『真実を見つめる肖像』の一般公開まであと7日と迫っている中、現物はいまだ見つかっていなかった。神山は肖像を輸送していた警備員の飯田が元焼畑署の刑事だったことを挙げ、なんとか解決しなければいけないと鎌倉に忖度を促す。鎌倉は見つければ自分が出世できると確信し、任務に就く決意をするが、逆に見つけなければクビだと圧をかけられる。
 
鎌倉は捜査員達にあと7日でなんとしてでも『真実を見つめる肖像』を見つけ出すように告げる。
しかし狐塚、布引、猿渡がそれぞれ現在の捜査状況を報告するも、一向に進展は見えなかった?
運搬を担当した奉満警備保障の他の警備員達にもアリバイはあったのだが、肖像の運搬計画に関してはかなり杜撰なもので、外部の人間でもその内容を知る事が容易にできたほどだった。そんな中、美和子は肖像を見つける方法を閃いた。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?『真実を見つめる肖像』を取り戻す一番簡単な方法は、盗んだ犯人に盗んだものを自分で返しにこさせることだと思うんです」 
 
「なに?」
 
「そもそも何かを盗んだら、人に言われなくても自分で返しに行くのが筋というものだと思うんですけど」
 
「バカかお前は!そんなお人好しの犯人がどこにいるんだ?」
 
「盗んだ人は、それを誰かに売ってお金を儲けたいわけですよね?でしたらこちらでその偽物をいくつか作って犯人より先にあちこちに流してしまったらいいんではないでしょうか?そうしたらどれが本物でどれが偽物か分からなくなって、犯人は自分で自分のものが本物だと証明しなければなりません」
 
『真実を見つめる肖像』は、世界で唯一本間だけが鑑定することができるということで日本に持ち込まれたものだった。美和子は犯人が自分の肖像を本物だと証明するためには本間に鑑定をお願いせざるを得ないと豪語。周囲も美和子の発言に納得する。
 
美和子は早速家に帰り、喜久右衛門に『真実を見つめる肖像』の偽物を闇ルートで流さなければいけないのだと相談する。
 
喜久右衛門は宝飾品の贋作士のことを思い出し、依頼することにすると、闇ルートに流す手筈もよく知っているから自分に任せるように美和子に告げた。
 
 
偽物で犯人を誘き出す!?
その後、世間では古美術商の間で『真実を見つめる肖像』が売り買いされているとの噂が流れ、警察はメディアの対応に追われていた。
 
警察の思惑通りに事が進む中、古美術商の輪島浩平(大河内浩)の元へ古美術商の戸塚一彦(嶋大輔)から電話がかかってくる。戸塚は輪島に『真実を見つめる肖像』が本物かどうかを聞いてきた。輪島は本物だと豪語するが、戸塚は他にも『真実を見つめる肖像』を売りたいと言っている者がいると明かし、鑑定書が欲しいと告げた。
 
しかし輪島はその後死体となって発見され、何者かに鈍器で殴られ死亡していた。輪島は普段からかなり汚い商売をやっており、偽物を掴まされて損をした者が山ほどいた。警察は『真実を見つめる肖像』と関係あるのではないかとの見方を進めようとする。
 
一方戸塚は、本間の元へ現れると『真実を見つめる肖像』の鑑定書が欲しいと脅してきた。
見張っていた猿渡と西島がすんでのところで戸塚を捕らえると、狐塚と美和子は戸塚の家を捜索し、『真実を見つめる肖像』を見つける。
しかし、本間に肖像を見せると、戸塚のもとにあった『真実を見つめる肖像』はまったくの偽物だということが判明してしまう。
 
一般公開まであと3日と迫る中、戸塚を取り調べると、戸塚は『真実を見つめる肖像』を輪島から手に入れたと白状する。布引は戸塚が輪島の犯人だと睨み自白させようとするが、戸塚は輪島が死んだことで自分が困っているのだと言い犯行否定する。
 
布引は戸塚の言葉を信じる代わりに、闇ルートに詳しい戸塚を囮にして犯人を誘き出させるため、捜査に協力させようと画策する。
 
戸塚は布引に言われた通り、本物の『真実を見つめる肖像』を持ってきたらいくらでも金を出すと言い回り、布引と猿渡と共に連絡を待つことに。
 
すると犯人らしき人物から電話がかかってきた。相手は輪島は自分が殺したと名乗ると、目印に赤い野球帽子を被り、金を持って風水広場に来いと要求した。
 
犯人はこちらの顔を知らないということが、わかったため、周囲に捜査員達を張らせながら、現場には猿渡が向かうことになった。
 
 
美和子の疑問
『真実を見つめる肖像』の偽物をばらまいて犯人を誘き出す案を出した張本人の美和子は、真犯人が捜査網に引っかからなかったことからとばっちりを受け、資料保管庫の整理をさせられていた。そして、ふと、喜久右衛門が精巧に作らせたはずの偽物を本間がなぜすぐ見破った理由が気になり、本間に連絡を取る。美和子は本間に戸塚の家に来てもらうよう告げた。
 
美和子は戸塚の元へ向かい、偽物を調べたいと告げる、家の中を捜索していた。奥の部屋を見せてもらうと、貴重な美術品がたくさん置いてあったるのが見えた。
 
「あのー、変じゃないですか?あなたは『真実を見つめる肖像』を最初は本物だと思っていたんですよね?だったらそれより貴重な品なんてないはずじゃないですか。どうしてあっちのお部屋に置いておかなかったんですか?もう一度失礼します」
 
美和子がもう一度奥の部屋を見回ろうとすると、ぶつかって割れてしまった壺から麻薬のようなものが出てきた。
 
戸塚は古美術品に麻薬を隠して日本に持ち込むというのを副業にしていた。戸塚は美和子を殴ると口封じに殺そうと目論み、美和子を拘束して倉庫へと連れて行った。
影から様子を見ていた本間がタイミング良くやってきて美和子が殺されそうになるのを助けると、美和子は本間に気になることがあるから研究室に連れて行ってほしいと告げた。
 
「なんですか?気になることって」
 
「もう解決しました。盗まれた『真実を見つめる肖像』がどこにあるか分かったんです」
 
「は?」
 
「これです」
 
「なに言ってるんですか?これは戸塚さんの家にあった偽物でしょ?」
 
「いえ、あなたが偽物だと嘘をついていただけです」
 
美和子は本間の態度を見て、戸塚の家にあった肖像が本物だと分かったのだった。本間が本当に助けたかったのは美和子ではなく、その肖像だった。
 
「本間さんが入り口でこれを受け取ってからこの部屋に来るまでの間に別の箱とすり替えた」
 
「僕があれを受け取ってここまで運んでくる間、ずっと助手の杉浦と一緒だった。いつどうやってすり替えだって言うんです?」
 
「私もそれがわからなかったんです。でも今わかりました。杉浦さんは一度だけあなたから目を離したはずなんです。あなたのためにこの部屋のドアを開けてあげた時、杉浦さんの目はその時絶対にあなたから離れていたはずです。あなたはその瞬間あらかじめ用意していた外見そっくりの別の箱とすり替えた。本間さんなら、包みや箱がどんなものか予想できていたはずです。今の話、証拠は何もないんですけどね。本間さんの顔以外。何かを大事に思う気持ちってなかなか隠せないものなんですね」
 
 
人類の宝を守るために
本間は昔、金に困っていた時、輪島のために偽の鑑定書を書いたことがあったと話し出した。
本間は輪島からそのことで脅され、『真実を見つめる肖像』をこっそり回してくれと言われていたのだ。輪島は危険物のトレーラーで『真実を見つめる肖像』の運搬を妨害し、その時に盗まれたように見せかけ、本間が博物館内で偽物とすり替えた。輪島は本物を戸塚に売ったのだが、偽物が出回り困り果てた末、本間に鑑定書を依頼した。
 
本間はいずれ自分のしたことが辿られると身の危険を感じ輪島を殺した。戸塚に本物を買いたいと言っておびき寄せようとしたのも全て本間の仕業だった。
 
美和子は鎌倉から電話を受け報告をしようとするも、油を売っていると思われたため、二度と戻ってくるなと言われてしまう。
 
「あのー、これから一緒に警察に行ってもらえないでしょうか?手ぶらで帰ると怒られちゃうんで」
 
「いいですよ。もう一度そこで全部話します。そのかわり、頼みがあります。これ、二度と悪い奴の手に渡らないように約束してください。人類の宝ですから」
 
「はい」
 
こうして、『真実を見つめる肖像』晴れて一般公開を迎えることができた。
無事事件が解決し、麻薬取締りもできたことで神山は上機嫌。鎌倉は出世ができると言い笑うが、神山はそれを全て自分の功績にしようとしていた。
第7話の感想はここをクリック
今回は『真実を見つめる肖像』を見つけるために偽物の肖像をばらまくという、美和子の大胆な作戦が登場しました。
 
しかし、これが果たしてうまく行ったのかうまく行ってないのかというのは、イマイチ判断に困るとこでしたね。それでも美和子の推理力でなんとか危機を回避し、一般公開なら間に合わせることができました。本間は罪を犯してしまいましたが、美術品を愛していて、悪い奴に渡るのが嫌だったようです。
 
そして、美和子の西島への恋ですが、こちらも少しだけ進展しているような進展していないような…?というのも美和子の完全な片思いだから進展しないのか…。
 
次回はどんな推理を見せてくれるのでしょうか?
<見逃し動画>第6話
 
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第6話の公式あらすじ

塚越智子は3年前、別荘に行くと言ったまま行方不明となっている。当時、智子の夫・浩一が、超高層ビル群の建築現場に遺体のようなものを埋めていたという目撃者が、今頃になって現れたのだが…。
 
<出典>U-NEXT公式

第6話のネタバレはここをクリック
掘り起こせない遺体
3年前、塚越智子(高橋睦美)は別荘に行ったきり行方不明になっていた。しかし今になって智子の夫である塚越浩一(篠井英介)が犯人ではないかという説が浮上してくる。
 
そのことを証言する橋本孝夫(マギー)は、当時更地だった焼畑ビジネスパークに浩一が遺体のような布袋のようなものを運んでいたのを目撃したとのことだった。
 
その証言が本当であれば、遺体を発見するために焼畑ビジネスパークのビルを全て取り壊さなければならないことになり、経済どころか日本の大損失となりかねない。今後の警察の動向が世間から注目を浴びていた。
 
神山はこのことを受け、3年前に事件を解決できなかったせいで大変なことになったと鎌倉を責め立てると、至急解決策を考えるよう指示する。
 
本部に集められた捜査員達は事件を解決しなければ全員クビだと鎌倉に怒鳴られていた。
 
鶴岡、猿渡はもう一度3年前の事件を洗い出すため整理し始める。
智子と浩一の夫婦仲はあまりうまく行っていなかったようで、近所の証言から怒鳴り合いの喧嘩などもよくしていたということがわかった。智子は若手作家に金をつぎ込んだり、株に手をつけては多額の損失を出したりなど、借金を抱えていたようだった。事件当時、浩一には智子を殺す動機があったため逮捕直前にまで至ったのだが、肝心の遺体が出てこず、浩一を逮捕することができなかった。
 
遺体の捜索を担当した狐塚は当時別荘周辺を隈無く捜索したが遺体は見つからなかったと言う。当時の管理人も、事件当時智子の車が入ってくるところは見たが、出て行く車はなかったということだった。
焼畑ビジネスパークに死体を埋めたにしても、別荘から焼畑ビジネスパークまで車を使わずに遺体を運び出すことは明らかに不可能な業だった。
 
目撃者の橋本は、浩一の顔をはっきり覚えており、浩一が抱えていた布袋から日流商事の株券が落ちてきたのを見たと言った。
智子は当時日流商事の株を買っており、大暴落して紙切れ同然となっていたようで、株券と遺体は共にまだ更地だった焼畑ビジネスパークに埋めたと見られていた。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」
 
美和子はいつものように手をあげて発言をする。
 
「もし塚越浩一と言う人が犯人なら、大体どの辺に遺体が埋まっているのか、自分でわかっているはずですよね?でしたら、犯人が遺体を掘り出したくなるように仕向けたらどうでしょうか?犯人自身に探し出させるのが一番早いと思うのですが」
 
「バカもん。せっかく埋めたものを掘り出そうとする犯人がどこにいる?」
 
「奥様の智子さんは、日流商事の株券と一緒に埋められているんですよね?でしたら日流商事の事業を発展させて、株の値段を釣り上げてみたらいいと思うのですが。夫の塚越さんは奥様のつくった借金をそのまま抱えて困っているはずですから、株券の値段が上がればそれをこっそり取り戻したいと思うのではないでしょうか?」
 
 
株を上げて死体を見つける
美和子は早速喜久右衛門に相談し、日流商事の株を吊り上げなければいけないと告げる。
喜久右衛門は株の値段を釣り上げるのは簡単だと豪語。巨大な資金を投じて買いまくり上がったところで、手に入れた株を手放せば大儲けできると言い出す。
 
美和子は警察が一般市民に損をさせるわけにはいかないと言い、誰にも迷惑をかけずに株を上げなければいけないのだと喜久右衛門に告げた。
 
すると話を聞いていた松江が、日流商事に優秀な人物を送り込み、その事業をどんどん発展させていくのが良いのではないかとアドバイスをした。
 
松江のアドバイス通りに事が運ぶと日流商事の株価はたちまち急上昇していった。
 
その頃純子は証券マンからスマイル食品の株を買えば儲けられると言う口車に乗せられ、株を買っていたのだが、スマイル食品は不祥事を起こし株価は大暴落。純子はまんまとその証券マンに騙されてしまい、全財産を失ってしまっていた。
 
日流商事の株が上がると、鎌倉の元に、焼畑ビジネスパークに不審者が入ったとの連絡が入った。その不審者は近くの生垣をスコップで掘り起こしているとのことだった。美和子達は塚越が現れたのではないかとみて現場に急行する。
 
現場向かうと、そこにいたのは交通課の純子と裕美だった。証券マンに騙され金に困った純子と裕美は株券が埋まっているという噂を聞き焼畑ビジネスパークを掘り起こして日流商事の株券を見つけようとしていたのだった。
 
 
厄介な目撃者
一方の塚越には全く動きが見られず、捜査は行き詰まりそうになっていた。
すると智子の友人だったという日向栄子(川俣しのぶ)から警察に電話が入り、話したいことがあると申し出てきた。
 
美和子と西島が栄子の元へ向かうと、栄子は智子に金を貸していたようで、浩一からそのお金を返してもらうよう警察に協力してほしいと促す。また大きな秘密でも知っているかのように、浩一が有名画伯の絵を手に入れたことを告げる。
 
西島は何も収穫がなかったと言い呆れていたが、美和子は栄子の話に何か引っかかりを覚え、違和感を感じていた。
 
翌朝、橋の上から栄子が突き落とされて死んでいるのが発見された。
目撃者の証言により浩一が犯人として浮上すると、布引と美和子は早速浩一の元へと向かった。
 
落ち着かない様子を見せる浩一を不審に思い家の中に押し入ると、そこには橋本の姿があった。浩一は橋本を監禁しており、橋本は一晩中浩一「見張られ監禁されていたと証言する。しかしそうなると浩一にはアリバイが証明され、浩一は栄子を殺していないことになる。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?その塚越さんと橋本さんがグルってことはありえないでしょうか?橋本さんが塚越さんを庇うために部屋に閉じ込められてたと、嘘を付いてたんです」
 
「バカかお前は2人がグルだとしたら橋本がどうして3年前に塚越を見たなんて言い出したんだ?自分にとって不利な証言させるバカがどこにいる?」
 
「本当に不利な証言なんでしょうか?塚越さんはむしろ自分が奥さんを殺害して、焼畑ビジネスパークの下に遺体を埋めたと私達に思って欲しかったんじゃないでしょうか?そうなれば犯人とわかっていても私達警察は何もできないわけですよね?」
 
警察が焼畑ビジネスパークを掘り起こしてまで死体を掘り起こさないだろうということは目に見えており、死体がなければ浩一を逮捕できるどころか、失踪事件にせざるを得えない。
 
鎌倉は橋本と浩一の接点がないか調べさせると、橋本は一時、浩一が勤める会社で警備員をしていたことがわかった。また、橋本は浩一にかなりの借金をしていたことも判明する。
 
改めて橋本を取り調べると、橋本は浩一に、言う通りにすれば借金をチャラにすると言われ嘘の証言をしたとあっさり白状した。
 
浩一が焼畑ビジネスパークに死体が埋まっていると思わせたいがために橋本に証言させたのだとしたら、別の場所に死体が埋まっているとに間違いない。捜査員達は再度別荘周辺を捜索することになった。
 
 
もう一つの別荘
別荘内を捜索する中、美和子は1枚の絵が目に止まる。浩一からその絵は智子が生前に描いた風景画だと聞かされると、唐突にその絵の風景が見える場所に連れてってほしいと告げた。美和子は道に詳しい浩一に疑念を抱き、絵の風景のことが引っかかっていた。
 
結局、別荘周辺には死体どころか捜査の鍵になるようなものも何も見つからず、捜索が打ち切られそうになっていると、美和子が何か閃き発言する。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?みなさんはどうしてあの別荘の周りだけを一生懸命探しているのでしょうか?」
 
美和子は別荘が一つとは限らないのではないかと言い出すと、浩一が別荘を1軒しか持っていないと思わせたいがためにお金に困っている振りをしているのではないかと推理した。
 
美和子は再度、別荘で見た風景画と同じ景色の場所に向かい、付近を捜索すると、その近くにしばらく使われていない1軒の別荘を発見する。
別荘内を捜索していると、箪笥の裏に隠されるように置いてある絵が発見された。
 
「でもどうしてこの壁の前にわざわざ大きなこんな家具置いたんでしょうか?せっかくの絵が見えなくなっちゃうじゃないですか?」
 
美和子の発言を聞いて何か閃いた鎌倉は絵を間近で見ると突然笑い出した。
 
「こんな立派な絵の前に大きな家具がわざわざ置かれてるのはなぜか、答えは簡単だ。この絵の中に智子さんの遺体が眠ってるからだ」
 
鎌倉は自信満々に言うと狐塚に絵を壊させた。鎌倉と狐塚は絵の裏に遺体が隠されていると確信を持っていた。
 
「警部!裏庭から白骨死体が発見ました!」
 
ところが、絵の中に死体は見つからず、裏庭から死体が出てきたと美和子に聞かされ、鎌倉は唖然とする。
 
しかし死体が出てきたことで浩一は殺人容疑で取り調べを受けることになった。
 
「どうして大切な奥さんにあんなことを…」
 
「大切?あんなどうしようもない女。くだらない絵のためにこんな別荘まで買わされちまった」
 
「嘘です。本当に愛がなくなってしまったのなら、殺したりする前に離婚すれば良かったじゃないですか?」
 
「お前に何がわかる!?別れたくても向こうが別れてくれなかったんだよ!」
 
「それこそが奥さんがあなたを大切に思っていた証拠です!それでは失礼致します」
 
美和子はとんちんかんな事を言うと、またもや勝手に帰っていってしまった。
 
 
黒い影
政財界を牛耳っている怪しい男瀬崎龍平(筒井康隆)の秘書宮島洋子(能世あんな)は瀬崎が掲載されている政界雑誌を瀬崎に渡した。瀬崎は自分が一区画のモノクロで特集されているのに対し、喜久右衛門がカラーの見開きで雑誌に載っていることに気付き、怒りを隠せずにいた。

第6話の感想はここをクリック
今回の事件は掘り起こせない死体が焦点となっていました。最初から犯人の浩一の嘘に踊らされてしまっていたので、美和子達警察も、そして視聴者側もまんまと引っかかってしまったように思います。確かに最初に色々思い込まされると、灯台下暗しになってしまう部分がありますよね。美和子は推理能力には優れていて洞察力もあると思いますが、シリアスなはずな殺人事件なのに、美和子が発言すると犯人の浩一も他の刑事たちもポカンとなってしまい、突っ込みをいれたくなってしまいます。美和子はお金の価値観は元々ズレていますが、それ以外の価値観も完全にズレているみたいですね。
 
個人的には株券はどうなったの!?という疑問が生じました(笑)結局は株券は死体と一緒に埋められていたわけではなく、完全にフェイクだったみたいですが……もし死体と一緒に株券も一緒に埋められていたら、喜久右衛門が散々株を上げた事もあり、とてつもない利益を得られるだろうなと考えてしまいました。
 
とまあ美和子のおかげで事件は無事解決できていましたが、神戸一家の動向を気にする瀬崎と秘書という黒い影のような存在が、今後どうなるのかもあわせて注目していきたいです。

<見逃し動画>第5話
 
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第5話の公式あらすじ

抗争中の暴力団、竜神会と不知火組が、焼畑署管轄内で手打ち式を行うことになり、双方で100人近い組員が集まる。捜査係だけの警備は無理なのだが、鎌倉は暴力団関係の四課・大橋警部の助けは借りたくなかった。
 
<出典>U-NEXT公式

第5話のネタバレはここをクリック
暴力団の手打ち式
長い間抗争を続けていた暴力団竜神会と不知火組が焼畑署管内で手打ち式を行うことになった。神山はこれ以上暴力団に抗争を起こされては困ると、暴力団からも恐れられていて、暴力団専門である4課の大橋(大和田伸也)に手打ち式を成功させるように頼もうとしていた。
 
鎌倉は神山に自分達捜査係だけで十分だから任せて欲しいと告げるが、100人近く集まる組員を見落とさず警備できるのか、神山は不安を隠せなかった。
 
鎌倉は早速近くの宿泊施設を洗い出し、警備体制を敷く手筈を整えようとしていた。しかし組員の宿泊しそうな場所や立ち寄りそうな場所全てに警備を配置するとなると2000人以上の人員が必要とわかり、早々に行き詰まってしまう。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?ヤクザの皆さんを1箇所にまとめて泊まらせてしまったらどうでしょうか?その方が警備しやすいと思いますが。エンジェルホテルなら全員で泊まることができます」
 
「無理無理。手打ちがいつになるにしろ、エンジェルホテルだってもう予約が入ってるだろう」
 
「予約を全てキャンセルしてしまえば」
 
「お前なぁ、金で片付くと思うなよ?ホテルって言うのは信用商売なんだよ。そんなこと簡単に受け入れるはずが…」
 
「エンジェルホテルのオーナーは私の祖父です」
 
皆が唖然とする中、狐塚、鶴岡はエンジェルホテルに全員が泊まる保証はないと反論する。
 
「それは簡単です。その日の他の宿を満室にしてしまえば良いのではないでしょうか」
 
美和子は他の宿に署の家族全員を泊めさせ満室にさせ、エンジェルホテルでの飲食を無償にすれば、組員達が外出することも避けられ、手打ち式もホテル内でやることになるのではと言う。
 
影で聞いていた神山は捜査員達がホテルの従業員に扮して警備に当たれば監視は完璧だと口を挟み、美和子の案に賛成する。
 
美和子は早速喜久右衛門に相談すると、喜久右衛門は自分が悪い事をして稼いだ金で建てたホテルが警察の役に立つということに感動する様子を見せた。
 
 
杯にワインを
組員達を全員エンジェルホテルに宿泊させることに成功し、捜査員達はホテルの従業員になりすまし手打ちを成功させようと息巻いていた。
 
早速竜神会の会長の福本幸吉(細川俊之)、若頭の新谷(ガッツ石松)ら組員が到着し、美和子は館内を案内する。
 
まもなく不知火組が来ようとする中、世界一周旅行中で連絡の取れなかったアメリカの大富豪のリチャード・ジョーダン(ランディ・ゴインズ)と妻のメアリー(イリーナ・スパシキ)が何も知らずに来訪してしまう。
 
美和子はジョーダン夫妻に宿を移ってもらうよう説得するが、聞き入れてもらえず、夫妻を空いている6階のスイートルームに泊めることにした。
 
そんな最中、不知火組組長の水野大吾郎(寺田農)達が到着し、まもなく手打ち式が始まろうとしていた。
 
狐塚達が影から見守る中、美和子によって水野が用意した杯の高級ワインが注がれる。聞くと抗争の原因はクラブのママの取り合いだったことがわかった。
 
福本の身を思い新谷が毒味をしようとするのを福本が止めると、水野は自分が先に飲めば安心だろうとワインに口を付けてみせる。
 
しかし、そのあと福本がワインを口にすると福本はその場に倒れ息絶えてしまった。そばにいた新谷もワインを飲み、苦しみながらワインを吐き出した。
 
 
毒入りワインと銃撃戦
現場を検証していくと、ボトルのワインには毒は入っておらず、グラスに注がれたワインにだけ毒が入っていたことが判明するが、美和子が立ち合っていた中で、誰からも毒を入れる素振りは感じられなかった。
 
猿渡はグラスに毒が塗られていたのではないかと推測するが、グラスを用意したのは猿渡本人で、そのグラスにワインが注がれるまで誰かが触れた形跡はなかった。
新谷は毒を吐き出したため、なんとか一命を取り留めていた。
 
鎌倉はホテルに捜査本部を立ち上げ、犯人を捕まえるだけでなく、抗争が起きないように見張るようにと全員に告げるが、銃撃の音が漏れ聞こえてくる。既に組員同士の抗争が始まってしまっていたのだ。
 
6階で銃撃戦が起こる中、美和子は散歩に出ていたジョーダンに遭遇する。美和子はジョーダンの無事を確認するが、ジョーダンが部屋に戻るとメアリーが死んでいるのを発見する。
 
部屋のガラスには銃弾のあとがあり、メアリーは銃撃戦に巻き込まれたのではという見方がされていた。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?」
 
「なんだ!?」
 
「ジョーダン夫人はニューヨークにお住まいです。あの街に住んでいる方が覗き窓も確認せずにドアを開けるなんて考えられません」
 
「確かにそうだ」
 
美和子は不思議なところにガラスの破片を見つける。
 
「警部!犯人はヤクザさん達じゃありません!ガラスの破片は部屋の中にありました。銃は外から中に向かって撃たれたんです」
 
「どうやって外から撃つんだ」
 
美和子は窓から見える非常階段から身を乗り出せば部屋を見ることができると言った。
 
「とするとメアリーさんを撃ち殺すことができるのは1人しかいません。銃声がした時ホテルの外にいたジョーダンさんです」
 
美和子はジョーダンが外に行くと見せかけて非常階段に行き、メアリーが銃撃戦に巻き込まれたように見せかけたとのだと推理する。
 
銃撃戦が始まる前、組合員は何者かに呼び出され、突然響いた銃声を聞いたため撃ち合いになったのだった。リチャードは散歩から帰ってきたと見せかけ、美和子達と話をしてから部屋を荒らし、破片を片付けた。しかしその時に取りきれなかった破片が残っており、それを美和子が見つけたのだ。
 
「じゃあ連中を6階まで呼び出したのもジョーダンだってのか?」
 
「それはないなぁ、第一ジョーダンは日本語を話せない」
 
「いいえ、彼は日本語が話せるはずです。思い当たる節がいくつかあるんです。外から戻って来た時あの人は6階には誰も泊まっていないのにどうしてここで銃撃戦が起こったのかって不思議がっていました。でも6階にジョーダン夫妻しか泊まっていないことは日本語でしか言っていないのです」
 
 
銃撃に乗じた殺人
美和子達はジョーダンの元へと訪れた。
 
「キャー!社会の窓が全開ですわよー!」
 
美和子がそう言うとジョーダンはすかさずズボンをチェックした。日本語がわかることがバレ、化けの皮が剥がれたジョーダンを鶴岡達は連行する。
実はジョーダンはマフィアの大物で妻とは財産目当てで結婚し、殺す機会を伺っていたのだった。
 
ジョーダン夫人殺害の事件は解決したものの、福本殺しはまだ解決していない。
そんな中、支配人が鎌倉を呼び出すと、純子と裕美がホテルのワインセラーにあるワインを飲んでしまっていると告げた。
 
美和子は安物だから飲んでしまって構わないと言うが、支配人はそのワインが市場に出れば100万は下らないものだと言うと、皆はすかさず飲み漁った。
 
しかし美和子がそれを口にした途端、ワインがダメになっていると言い出した。美和子は他のワインも飲んでみるが、全てがダメになっていると言った。
 
純子と裕美は思い出したかのように、ワインセラーで高級ワインを探していた時に知らない男が入ってきたと告げた。
 
「わかりました!福本組長を毒殺した犯人が」
 
 
意外な犯人と犯行
美和子は今までの出来事を思い出すと途端に閃き、犯人を突き止めるため、竜神会の組員達の元へ向かった。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?」
 
「新谷、お前んとこの組長やった犯人がわかったぞ」
 
鶴岡が新谷に言い放つ。
 
「んなこと最初からわかってるわ。オヤジをやったのは水野に間違いねーんだ」
 
「いいえ、違います。福本組長を殺したのは水野さんではありません。あなたですね?新谷さん。あなたはワインセラーの温度を上げて、わざとワインをダメにしましたね?」
 
「何言ってんだこの野郎」
 
純子と裕美は新谷を見るやいかや、ワインセラーに来たのはこの男だと言った。
 
「あなたは福本組長がワインが好きなことを利用したんです。ワインにうるさい福本組長は味の変化に気が付いた。それで怒ったんです。あれは毒のことではなかったんです。ワインの味のことを怒ったんです」
 
福本はワインのグラスに毒が入っていたのではなく、口を拭いた時、ナプキンに付いた毒を舐めてしまったのだった。新谷は毒入りワインを飲んだように見せかけ、ナプキンに毒を仕込んでおり、そして自分も毒を少しだけ口に含んでからワインを飲み、周囲にワインに毒が入っていると思わせた。
 
「新谷さん、あなたが犯人ですね?それでよろしいですね?」
 
「OK牧場」
 
新谷は自分を跡目にしないつもりだった福本を恨み殺したんだと自供を始めた。
 
「跡目を譲らないのは親分のあなたへの愛情だったんじゃないでしょうか?もっと頑張って立派なヤクザさんになって欲しい、独り立ちしてほしい、ほら、ライオンは我が子を千尋の谷に突き落とすって言うじゃないですか。きっとそれですよ。親分はあなたが這い上がってくるのを待ってたんじゃないんですか?それなのにあなたは…あなたは本当は良い人なんです」
 
「俺は悪人だ」
 
「本当の悪人は自分を悪いとは言わないものです。やっぱりあなたは優しくて良い人なんですよ。あなたは見失ってしまったのですね?ヤクザさんの親分と子分を結ぶ、仁義という絆を」
 
美和子の運転手がホテルに迎えに来ると、美和子はそそくさと帰って行った。
 
「勝手に帰るなー!」
 
今日も美和子は怒られながら勝手に帰っていくのだった。
第5話の感想はここをクリック
暴力団の抗争がメインのストーリーかと思いきや、その闇に乗じてアメリカの大富豪が妻殺しをするという奇想天外な展開が待っていました。そして結局暴力団同士の抗争ではなく、内部争いで会長が死ぬと言う展開になり、てんやわんやな展開でした。ガッツ石松さん演じる新谷が犯人で、OK牧場と言わせるあたりが、富豪刑事のコメディらしい演出でした。
 
にしてもガッツ石松さんはコメディ要素よりもちゃんと演技している感じで上手だなぁと思ってしまいました。
 
次回の事件ではどんなコメディ?要素が詰め込まれているのか楽しみですね。
<見逃し動画>第4話
 
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第4話の公式あらすじ

会社経営者・高森陽一の小学6年生の息子が誘拐された。高森が従業員の給与を流用して作った身代金1千万円をまんまと取った犯人は、子供を返すことなく、追加の金を要求。頭を抱える鎌倉たちは、美和子の声を聞く。
 
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不可解な誘拐事件
小さなおもちゃ工場の社長、高森陽一(吹越満)の息子の映一(佐藤和也)が何者かに連れ去られるという誘拐事件が起き、美和子達は非番、当番に関わらず焼畑署に召集されていた。
 
誘拐事件の犯人から陽一の妻歌子(星野光代)に電話があり、1000万円の身代金を要求されたのだと言う。警察に通報したら息子の命はないと言われ、陽一はたまたま給与などに使用予定で金庫にあった1000万円を他の従業員にバレないように持ち出し、自宅に保管していた。陽一は最初は犯人に従い通報しなかったが、身代金を払えば従業員の給与が払えなくなり、いずれ騒ぎになると思い通報に踏み切ったのだった。
 
焼畑署は通報を受け高森宅には業者を装った布引を待機させ、身代金の受け渡し時に犯人を逮捕しようと画策していた。
 
神山は人命を最優先に慎重に捜査に当たるよう念を押すが、布引のように業者を装って人を出入りさせていては怪しまれる危険性があると指摘する。
 
「あのー、私が参りましょうか?私でしたら近所の主婦のフリをして目立たたないように家の中に入ることができると思いますが」
 
「お前みたいな主婦がどこにいる!?」
 
周囲が批判の目を向ける中、神山はリムジンを乗る刑事などいないだろうと踏み、狐塚と共に金持ちの親戚の振りをして高森宅に潜入する。
 
話を聞くと、どうやら陽一は給料を払えない理由を説明するため、従業員には全てを話していたようだった。陽一は従業員は家族だと言い、疑うどころか信頼しきっていた。
一方の歌子はショックを受け部屋に引きこもっていた。布引は入れ替わりで出て行く際、美和子に、歌子が何か関係しているかもしれないと言い、目を離すなと告げた。 
 
ことごとく先を越す犯人
犯人から電話が入り、30分以内にカフェに金を持ってこいと告げてきた。
陽一は急いで金をバッグに詰め、指定された場所に向かった。
 
カフェに陽一当てに電話がかかってくると、陽一はトイレへと向かった。カフェに張っていた鶴岡が不審に思いトイレへ向かうが陽一の姿はなかった。陽一は裏口から抜けて公衆電話で話をしている様子を見せ、橋から金の入ったバッグを落とした。
 
陽一は追ってきた狐塚達に犯人にカマをかけられて勝手な行動を取ってしまったのだと言い、車体の右横に傷が付いた黄色い車がバッグを拾って逃げたと告げた。
 
皆が総出で捜索するも、もぬけの殻の車だけが見つかってしまい、犯人には警察に通報したことがバレ、追加で1000万円の身代金を要求される事態となってしまう。
 
見つかった車はレンタカーで、その申込書についた指紋を採取することができたが、前歴者に指紋が該当する者はいなかった。
 
「あのー、その車でしたら僕、高森さんの家の近くで見ました」
 
西島は近くで作業員を装い見張っていた際、同じ車を目撃していたのだ。
 
しかし車が発見された場所を考えると緊急配備がなぜすり抜けられたのかという謎が浮き彫りになってしまい、布引は狂言の可能性もあると疑っていた。
 
神山は犯人が緊急配備を容易くすり抜けたことから厳正な対処を考えろと鎌倉に圧をかける。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?犯人を捕まえるためには身代金を受け取った後、犯人が簡単に動けない状態にしてしまえばいいんじゃないでしょうか?」
 
「バカか君は!それができれば苦労しないんだ!」
 
「犯人が1000万円を手に入れて味を占めてお金をまた要求してきたってことですよね?つまり、かなり強欲になっているということじゃ…」
 
「だからなんだ?」
 
「でした、身代金をもっと増やすよう、こちらから犯人を誘導してみたらどうでしょうか?犯人は身代金が重たくて動けなくなるはずです」
 
美和子がそういうと笑い出す。
 
「第一、人の命がたった1000万なんて、安すぎると思いませんか?」
 
皆が笑う中、神山はその計画で行こうと言い出す。美和子は1億円なら簡単に用意できると言うが、神山は警察が身代金を用意しては本末転倒だと言い、気を揉んでいた。
 
美和子はそのことを喜久右衛門に相談すると、喜久右衛門は1億円を貸し付けるのはどうかと提案した。
 
 
浮上した犯人
再度犯人から陽一に連絡が入り、なんとかうまく誘導して1000円札で1億円用意しろとの要求があった。美和子は陽一に自分の知り合いの銀行からお金を借りるようにと告げた。
陽一が銀行に向かうと銀行員になりすました西島がいた。
 
布引が捜査を続けていると、以前経理として勤めており、会社の金を使い込んで陽一に解雇されていた大沢完二(嶋田豪)という男が犯人に浮上した。陽一も犯人の電話の話し方がどことなく大沢に似ているかもしれないと言い出す。
 
布引が大沢の住むアパートに向かうと映一の写真や、誘拐を計画したと思われる物証が見つかり、署は大沢を至急捜索する。
 
西島と鶴岡は陽一のあとをつけると、陽一は地下駐車場に入った。出てきた陽一は駐車場で同じ車を用意した犯人に金を取られてしまったと言う。
 
猿渡が犯人の車を発見し追いかけていると、車に乗る犯人を発見した。大沢は橋から下に停めてあるトラックに1億円が入ったスーツケースをおとそうとするが、スーツケースは重いためかうまく荷台に乗せることができない。猿渡はその隙に逮捕を試みていたが、橋の手すりが外れ、犯人は転落して死んでしまった。
 
一方パトロール中だった純子と裕美は1人歩いている映一と思われる子供を見かけ、後をつけると、小屋のようなところに囚われた映一を発見する。裕美は歩いていたのは映一ではないかと確認するが、映一はずっと縛られていたと言う。
 
映一の証言、指紋などの証拠から大沢が犯人で間違いないとの見方がなされ、映一も見つかり無事だったため、事件は解決したかに思われた。
 
「あのー、私もちょっとよろしいですか?私庶民の気持ちになって、もう一度この事件を考え直してみたんです。そうしたらどうしても不思議な点がいくつか出てきました。最初の身代金受け渡しの時、高森さんが使ったバッグ、あれは新品でした。盗られると分かっているのに新品のバッグなんて使うんでしょうか?」
 
「お前なぁ、1000万円盗られようと言う時にバッグなんかどうでもいいだろう」
 
「もう一つあるんです。この、屋根が汚れているのが気になるんですけど、気になりませんか?」
 
美和子が振り向いた時には話を聞く者は誰もいなかった。
 
 
誘拐事件の真実
美和子は映一の様子を聞きに陽一の元を訪れた。陽一が最初に盗られた1000万円は見つからないのかと聞いてくると美和子は不思議そうに答えた。
 
「1000万円はあなたが持ってるんじゃないですか?」
 
「は?」
 
「誘拐事件はあなたと大沢さんが仕組んだ狂言だったんじゃないんですか?」
 
「ここは1回目の身代金受け渡しが行われた場所です。あの時と同じ天候、同じ時刻です。あなたはここから犯人の車を見たんですよね?あなたは車には大きな傷があったことを証言しましたよね?でも上から見ると真っ先に目に入るのは傷ではなく、屋根の汚れの方です。あなたはどうしてそのことを言わなかったんですか?」
 
美和子は西島に協力を仰ぎ、同じ場所に同じ車を停めさせ、再現をしてみせた。
 
「刑事さん、私が車を見たのは一瞬ですよ?汚れなんて見落として当然でしょ?」
 
「良く見てください。ここからだと太陽の光が反射して、傷なんて見えないんです。あの時車なんてここにはいなかった。大沢さんはレンタカーを借りた後それをそのまま車が見つかった駐車場に停めておいただけなんです。あなたはお金の入ったバッグをここから落としましたね?でも本当は空のバッグをこの橋の下の川にこの落としただけなんじゃないんですか?お金の入ったバッグと空のバッグはおそらく公衆電話ボックスの中ですり替えた。レンタカーから見つかったバッグは大沢さんが予め用意した別のバッグ。お金の入ったバッグは大沢さんがあとから回収した。わざわざ新品のバッグを使ったのは、同じ物をいくつも用意しなければならなかったから」
 
美和子は続けた。
 
「あなたと大沢さんは口裏を合わせて車を見たと証言する予定だった。でもここで問題が起きた。大沢さんがレンタカーを運転している時に車に傷を付けてしまったんです。焦った大沢さんは車を見たはずのあなたが車体の傷に気付かなかったら怪しまれると思った。それで、車の右側に大きな擦った傷があることを証言するよう慌ててあなたに連絡してきた。でも傷は高森さんが想像していたほど大きなものでも目立つのでもなかった。これで犯人がどうやって緊急配備を突破できたなかも説明できます」 
 
美和子はここまでは陽一と大沢が共謀したと言うが、それからは大沢が邪魔になった陽一が橋に細工して大沢を殺したのではないかと告げたる。陽一は自分がやった証拠などないと取り乱すと、そこへ布引が映一を連れてやってきた。
 
布引は陽一が映一を使って橋を細工させ、大沢殺しに共謀させていたのだと真実を突きつけた。映一が囚われていた小屋も、実質上出入りが可能なつくりになっていたのだ。
陽一はその場に倒れ込み、映一は関係ないと訴えながら泣き崩れた。
 
陽一が逮捕されると、以前からも脱税など悪どいことに手を染めていたということがわかった。陽一はそのことを大沢から脅され、仕方なく狂言誘拐に手を貸したのだった。
美和子は喜久右衛門に事件の概要を話し、映一くんが1番可哀想だと口にすると、喜久右衛門はとんでもないことを言い出した。
 
「高森は強欲だが気が小さくいつもその場しのぎの行動しかできていない。事故に見せかけて大沢を消してしまおうという計画が奴に思い付けるとは思えんのだ」
 
「そんな!じゃあ映一くんは両親の罪隠そうと!?」
 
「バレたら自分が一流中学に行けなくなるからな……いやこれはまあわしのただの推測しゃよ」
 
喜久右衛門は不気味に笑い、美和子は複雑な表情を浮かべた。
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今回は誘拐事件!なんとなく最初からきな臭いような、不可解な感じはしていましたが、陽一が大沢という男に脅されて起きた狂言誘拐という事実が発覚しました。
 
しかしラストの喜久右衛門の映一が事故に見せかけて大沢を殺したという発言を鑑みると、たしかにその方がつじつまが合う事件でした。
 
映一が頭が良いということは陽一も歌子も口を揃えて言っていたわけですし、喜久右衛門は推測だと笑っていましたが、そうなるととんだサイコパスですね…純粋な美和子には辛い事件だったかもしれません!
 
そんなこんなでなんとか美和子のおかげで解決した事件でしたが、次回はどんなお金の遣い方で事件を解決してくれるのでしょうか!?
<見逃し動画>第3話
 
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第3話の公式あらすじ

本鋳造社長が、焼死体で見つかった。現場は、完全に密室となっていた自社ビル社長室だ。室内には可燃物もなく、出火原因は不明だ。犯人は、宮本の商売敵・江草竜男とその弟たちしか考えられないのだが…。
 
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密室の火事
焼畑市にある宮本鋳造で火事があり、社長の宮本法男(中山克己)が焼死体で発見された。当時現場に火の気はないのだと言う。
神山は鎌倉に捜査が進展していないことから、上層部が事故で処理するようにとお達しがあったことを伝える。
 
鎌倉は宮本鋳造の火事は事故ではなく、間違いなく殺しで、犯人は宮本の商売敵の江草鋳物工業の江草辰夫(橋本さとし)だと訴える。しかし神山は、江草が取り調べで暴力を受け怪我をしたため、その治療費が出せないならマスコミなら訴えると脅してきたことを鎌倉に告げた。
出火原因や鍵のかかった部屋にどうやって火をつけたのかなども判明しておらず、江草が犯人である証拠は何もなかった。神山は鎌倉に対し、証拠を見つけなければ辞職もあり得ると暗に示す。
 
 
犯人は同じことを繰り返す
その頃、江草辰夫と従業員であり弟の幸男(佐藤二郎)、同じく従業員で弟の正男(濱本康輔)は宮本鋳造の火事について談笑していた。実は辰夫の怪我は真っ赤な嘘で、その上火事の犯人は警察の見立て通り辰夫達だったのだ。辰夫達は警察がトリックを見破れるはずがないと自信満々に笑っていた。
 
鎌倉は狐塚や布引達の取り調べの仕方を叱り、早く証拠を見つけろと息巻いていた。
 
猿渡は捜査状況を報告する。宮本は出火当時、1人で3階の社長室にいた。研究熱心で、社員が帰った後もクラシックを聴きながらアイディアを練るのが日課だった。1階受付の守衛が10時ごろ3階で何か燃えているのに気付き社長室に向かうも、部屋には鍵がかかっており、扉を蹴破った時には既に火の海だった。
 
西島が出火原因について話すも、特定には至っておらず、可燃物もなく、ガソリンが巻かれた形跡もない。宮本は葉巻を愛用していたが、葉巻で大きな火事になることはないと言う。
 
江草兄弟は事件の2時間ほど前、宮本を訪ねていたのだが、15分前には部屋を出ていた。江草兄弟は以前にも、商売敵の火事の犯人として疑われ取り調べを受けたが、当時も証拠は見つからず、結局事故として処理されていたことがあった。
 
手荒な取り調べをする訳にも行かず、証拠も見つからず、皆が手詰まり状態になっている中、美和子が発言をしだす。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?その
江草って人達は5年前にも商売敵を火事で殺しうまく行ったんで、今回またやったんですよね?」
 
「そうだ」
 
「つまり、一度うまく行ったらもう一度同じことをやるような人達ってことですよね?」
 
「だからなんだ!?」
 
「でしたら、その人たちにもう一度だけ同じことをさせてみたらどうでしょうか?商売敵を作って、江草鋳物工業の仕事を全部奪ってしまうんです。3人は困ってまた同じことをするはずです。そこを逮捕するんです」
 
「なんだと?」
 
「社長の役は私が勤めれば、一般市民の方に危険が及ぶ恐れもありませんし、後は江草をみんなで見張っていれば」
 
「お前なぁ、それは会社を一つ作るってことだぞ?」
 
「はい。それはそんなに大変なことなんでしょうか?」
 
 
美和子の会社経営
早速美和子は喜久右衛門にライバル会社を作るための相談を持ちかけた。
喜久右衛門は、また美和子が重大な任務を任されたことと、金を使ってくれることに大喜びし、美和子の言う通り宮本鋳造に似たような会社作りに取り掛かった。
 
美和子はライバル会社としてありす鋳造株式会社を立ち上げ、狐塚達を案内する。そして猿渡が若い頃世話になったという元警官の松平洋平(蛍雪次朗)に守衛をお願いし、祖父に見繕ってもらった優秀な経歴持つ菊田(上田耕一)、榎本(佐々木勝彦)、設楽(奥村公延)を従業員を据え、美和子が社長を務めるありす鋳造株式会社が稼働し出すと、途端に業績を上げだした。
 
警察の予想通り、江草が動き出し、社長の美和子に会いにやってくる。江草兄弟は葉巻やエアコンのことを聞くと美和子を脅し、その場を去っていった。
 
その後、布引と西島が江草兄弟を見張っていると工場で使うはずの真空ポンプを車に積み替えているところを目撃する。江草兄弟はまた火事を起こそうとしているようではあったが、ありす鋳造株式会社が宮本鋳造に似ていることや、話ができすぎていることに疑いを持っていた。
江草達が疑いを見せる様子があったことから、焼畑署は一旦尾行を中止、何か不審な点があったら守衛の松平に連絡を入れてもらう手筈となった。
西島は江草鋳物工業からトラックが消えていることに気付き、松平に確認するが、松平は異常がないと報告。
 
実は、肝心の松平は江草に脅され、江草兄弟がありす鋳造株式会社に現れ火事を起こそうとしていることを報告せずにいたのだった。
 
美和子は外で物音がしたことから異変を感じ、松平を呼び出すも、応答がない。突然停電になり、美和子はマッチで火をつけようとした瞬間、炎が一気に部屋に充満し、燃え上がってしまう。
 
 
危機を脱した美和子
絶対絶命に思われた美和子だったが、胸騒ぎがした西島がありす鋳造株式会社にやってきて、すんでのところで美和子を救出し、ことなきを得ていた。西島は不審なトラックを目撃したものの、誰が乗っていたのかまでは見ることができなかった。
 
現場検証を進めていくうちに、窓からロープが下ろされた跡が発見され、西島の証言からその下にトラックがあったことがわかった。
 
布引はトラックに積んでいたのは真空ポンプではないかもしれないという考えを示すと、美和子が突然ひらめいたように発言する。
 
「あ、わかりました。酸素ボンベですよ」
 
「なに?」
 
「あの人達、そこからホースを引っ張ってドアの隙間から酸素を送り込んだんです。専門的な話で皆さんご存知ないかと思いますが、酸素が充満した部屋では物が燃えやすいんです」
 
居合わせた守衛の松平は腹痛を起こしトイレに行っていたことを告白し、その帰りにトラックの運転席の顔見たが、江草ではなかったと証言をした。松平の証言もあり、捜査は混乱、振り出しに戻ってしまう。
 
 
真実は意外なものの中に
松平は江草に脅され嘘を付いたことを悔やみ、こっそり美和子に電話をかけていた。
松平は美和子に危ない思いをさせたことを謝り、もう耐え切れなくなったと言い、全てを話すとから14時に水門に来て欲しいと美和子を呼び出した。
 
美和子は待ち合わせ場所に向かうが、時間になっても松平の姿はない。探し回るっていると川に浮かぶ松平の死体を発見する。
 
真実を美和子に伝えようとして殺された松平。警察は江草が口封じのために殺したことに間違いないとの見方をするが、松平が殺された死亡推定時刻に、江草兄弟がカラオケにいたことがわかる。そしてなんとそこには純子と裕美も居合わせていたのだった。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?」
 
「松平さんはここで殺されたとは限らないんじゃないでしょうか?死体が見つかった場所より上流であれば、どこでもいいはずです」
 
美和子はそう言うと松平と待ち合わせしていた水門とカラオケの位置と死体のあった場所を地図で確かめた。
 
布引から松平のカツラが見つかったと報告を受け、見てみると、カツラと一緒に純子の電話番号が書いた紙が挟まっていた。
 
純子はカラオケで居合わせた江草に自分電話番号を書いた紙を渡していたのだった。
 
「それがどうして松平さんのカツラに挟まってるんだ?」
 
「あ、わかりました!あなたは松平さんを川へ投げ込むとき、カツラだけ外して川へ投げ込んだんです。だって流れてるときにカツラが外れて、ここより上流の場所で見つかったらまずいじゃないですか?あなたは後でこっそりそれだけ別に川へ投げ込むつもりで、松平さんのカツラを外した。それをポケットに隠したまま、カラオケ店に戻った。そして、そのポケットに樋口先輩が電話番号を書いた箸袋をねじ込んだ時に、カツラにそれが絡まっちゃったんですよ。あなたはそれに気付かず、カツラを川に投げ込み私達に発見させた」
 
江草兄弟は逃げられなくなると、諦めたかのように自供を始めた。
 
「でも、松平さんは嘘をつき続けることに耐えられなくなり、私に全てを告白しようとした。あなた達にだって罪を償ってやり直すことができるはずです」
 
「バカじゃねーのか、お前」
 
江草兄弟は捨て台詞を吐くとそのまま連行されて行った。
 
喜久右衛門の大金を使い果たすために会社を設立した美和子だったが、その素晴らしい技術が功を奏したのか、逆に儲けてしまうことになり、喜久右衛門はまたもや機嫌を悪くしてしまうこととなった。
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今回は同じ火事を起こさせるために会社を設立してしまうというまさに大胆不敵な作戦でした。しかも、短期間に業績も上げて市場を奪ってしまうという、さすが大富豪のスケール といった感じでした。結局儲けてしまうというのも美和子らしいと言いますか、やはり欲がないとそうなるのかもしれませんね。
 
美和子も今回かなり危ない目に遭っていましたが、嫌な予感がして駆け付けた西島に助けられます。西島は普段はミスもするしあまり頼りない感じではありますが、いざという時の危機察知能力に優れていて、いつも美和子を助けてくれていますよね。そのおかげで美和子は危機を脱していて、1番鍵を握っている人物のように思います。同じく交通課の純子と裕美も重要な場面に必ずいる存在となっているので、今後の動向にも注目して行きたいところです!
<見逃し動画>第2話
 
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第2話の公式あらすじ

県内の美術館を次々と襲い、名画を盗む怪盗Xが現れた。怪盗Xの大胆な犯行に、鎌倉警部たちは振り回され続ける。そんななか、七瀬美術館に犯行予告状が届く。館長・三井は、神山署長に厳重な警備を求める。
 
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神出鬼没の怪盗X現る
県内の美術館を襲い、名画ばかりを盗み出す怪盗X。その怪盗Xは大胆な犯行を繰り返しており、警察は今だ捕まえることができず、被害総額は8億円ほどにも上っていた。
 
警察の捜査能力を危ぶむ声が囁かれる中、鎌倉はメディアの取材を受け、全力で捜査していると釈明した。
 
いつものようにリムジンで焼畑警察署に出勤する美和子。狐塚、猿渡、鶴岡は美和子を疎ましく思い辞めさせようと思っていたが、当の美和子本人は警察の仕事が楽しく、自分は頼られる存在だと勘違いしているようで、辞める様子は全くなかった。狐塚、猿渡、鶴岡は意を決して警察の厳しさを叩き込もうと画策する。
 
とある日、七瀬記念美術館の館長である三井孝信(岡田眞澄)が神山と鎌倉の元へやってきた。怪盗Xと思われる者からの予告状があったということで、その内容は1月20日午前0時に最も高価な美術品をいただくと言うものだった。
 
七瀬記念美術館で1番高価なのはルメールの楽器を持つ女という絵画で、オークションに出せば数億は下らないという代物だ。
鎌倉は怪盗Xとは長年のライバルだと言い、
神山からも絶対捕まえるようにとプレッシャーをかけられる。
 
 
突拍子もない警備計画
犯行予告当日。三井や、美術館の職員達が見守る中、焼畑署の刑事達は美術館を隈無く調べて上げ、一丸となって警備に当たった。
 
約束の時間になり、鎌倉が何も起こらないと笑うと、突然毒ガスのようなものが吹き出てきて三井がその場に倒れ込んでしまう。
毒ガスの恐怖から皆一斉に外へ逃げ出すが、美和子はひょんなことから逃げ遅れてその場に倒れ込んでしまう。しかしふと、ガスが毒ガスではないことに気付き、鎌倉に報告すると、すでに絵画は跡形もなくなっていた。
 
鎌倉が動揺していると、ひょっこりと神山と三井が現れる。
実は神山と三井は鎌倉達の警備能力を確かめるべく、テストをしていたのだった。
 
本物の予告状の日付はあと5日後。
神山と三井は自分たちが納得できる警備計画を早急に作るようにと鎌倉に告げた。刑事達はこぞって意見を出し合うが、なかなかいい案は出てこない。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?」
 
行き詰まった空気を様子を破り、美和子が発言した。
 
「この1番高価な絵の周りにもっと高価な絵をいくつか置いたらどうでしょうか?怪盗Xもどれを盗んでいいかわからずにパニックになるはずです」
 
「ばかもん!ばかもん!ばかもーん!そんな高価なもんどうやって手に入れるんだ!?」
 
「それは、私がなんとかします。本当に優れた絵画だったら持っていても損にはなりませんし」
 
「しかしそっちも盗まれたらどうする?怪盗Xを得させるだけじゃないか」
 
「絵を買ったあとこっそりとその偽物を作っって、そっちを置いておくんです。絵が何枚かあれば怪盗Xも咄嗟にはどれが本物でどれが偽物か判断できないと思います。うまくいけば迷っている間に逮捕できますし、万が一盗まれたとしても持っていくのは多分偽物です」
 
 
怪しい人物
美和子は早速喜久右衛門に報告を入れ、高価な絵を購入し、偽物を作らなければいけないと話す。喜久右衛門は早速自分の人脈を使い、世界中の美術館やコレクターから高価な絵を集め、贋作士に偽物の製作を頼むと美和子に告げた。
 
鎌倉は鶴岡と共に今回の作戦についてを三井に報告するが、三井は自分以外には口外しないでほしいと釘を刺す。三井は気にかかることがあると言うと、塞いでいて使用していないはずの裏口の鍵が壊されていたことを話す。そしてその裏口の存在を知っているのは三井と、職員の関口久志(松澤一之)、大槻厚夫(伊藤雅之)、今村信一(菖蒲純一)の3人だけだった。三井はその3人の中に怪盗Xを手引きした者がいるのではないかと疑っていた。
鎌倉は鶴岡に3人の尾行を指示する。今村と大槻は外出すると言い、関口はまだ仕事があるからと美術館に残るとのことだった。
猿渡は今村を張っていたが、怪しい動きをしているように見えた今村は、ポルノ映画を観賞していただけだった。一方の狐塚と西島が張っていた大槻は本人の言う通り画廊で若手画家と打ち合わせをしていた。
美和子と布引は関口を見張っていると、関口が突然館内の彫刻を動かし、怪しい動きをしていることに気付く。そのまま尾行すると、関口は彫刻を家に持ち込み、身体を擦り寄せていたのだった。
 
怪盗Xに関わるような怪しい者はいないかのように思えたその時、画廊にいた大槻が外に出たかと思うと逃げるように車で立ち去って行った。
車をレッカーされた狐塚は身動きが取れず、近くにいた純子と裕美に事の経緯を話すが、純子と裕美は狐塚を置いて独断で大槻の後を追う。
2人は人気のないビルに入って行き、大槻を探すと、ガスが流れる音がし、大槻は死んでしまった。
そしてそこには怪盗Xからの手紙が置いてあり、「悪あがきは無駄だ、約束のものは必ず取りに行く。」と書かれていた。
鑑識の結果が出ると、大槻の死因は毒性のガスによる中毒死だと分かる。
狐塚は現場を調べ、ドアに一度閉めると内側からは開かないように細工がしてあることに気付く。
 
「つまり…」
 
「つまり…犯人は大槻さんをここにおびき出し、中に閉じ込めた。ダクトから毒ガスを注入して、そして殺害した、ということですか?」
 
大槻以外に部屋を出入りした者はおらず、犯人は大槻が息絶えてから手紙を置いたということになると、これは完全な密室殺人となる。美和子が推理をしているて、ふと、手紙を見て何か異変に気付いた。
 
 
犯人は…
犯行予告30分前。
大槻が怪盗Xを手引きしていたことに間違いないという見方がされる中、鎌倉は大槻のロッカーに防毒マスクが入っていたことで、毒ガスが使用される可能性が高いと懸念する。
 
午前0時。約束の時間になり、ガスのようなものが散布されると、皆は用意していた防毒マスクを着用した。裏口からは何かが爆発したような音が聞こえてきて、現場が混乱する中、西島は現場にいた1人を不審に思い正体を尋ねるが、殴られてその場に倒れ込んでしまう。
結局、散布されたガスは毒があるものではなかったとわかり、一同が絵がある場所へ集まると、既に絵は盗まれてしまっていた。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?実は違うんです。実は違うんです。これ、みんな本物なんです」
 
「何ー!?」
 
「おじいさまが手配した贋作士というのが、すごい売れっ子で、直前に別の仕事が入ってしまったんです。だから偽物を作る時間がなくて、仕方なく本物を飾っておいたんです。黙っていてすみませんでした。だからその絵も本当は盗まれたら何十億もするものだったんです」
 
「でもだったら、なぜ怪盗Xはこれらの絵を偽物だと判断したんでしょうかね?おかしくないすか?」
 
「あ!わかりました、怪盗Xの正体が。あなたが怪盗Xだったんですね?三井さん」
 
「私が?」
 
「君、なんてこと言うんだ!?」
 
「三井さん以外に、こんなことする人がいるはずがないんです。今村さんと関口さんは、絵を本物だと思い込んでいました。偽物だと思っていたのは三井さんだけです。あなたは怪盗Xがその場で本物か偽物か見破ったようにしたかったんじゃないんですか?」
 
「面白いことをいう子だ。絵が偽物だと言うのは確かに事前に警察から知らされていましたよ?仮に私が怪盗Xだったらなぜ、職員の中に怪しい人物がいると言うことをわざわざ警察に知らせる必要があったんですかね?殺された大槻は確かに怪盗Xを手助けした」
 
「大槻さんは怪盗Xの手助けをしていたのではなく脅そうとしたんじゃないでしょうか?
その正体に気が付いて。だからあなたはわざと大槻さんに疑いを向けさせ、怪盗Xの仕業に見せかけて殺害した」
 
「何を根拠にそんなことを」
 
「大槻さんの死体の上にあった手紙です。私達は怪盗Xがどうやってそれを、大槻さんの死体の上に置いたのか不思議に思っていました。でもあれは、怪盗Xが書いたものではなく大槻さんが、自分で書いたものだったんです」
 
「何?」
 
「あの封筒を思い出してください。表にXと書かれていました。だから私達は怪盗Xからのメッセージだと思い込んだ。でも手紙の場合は普通、差出人の名前は表ではなく裏に書くはずです。なぜなら表に書いてしまうと、郵便配達の人が間違えて差出人に郵便を配達してしまうからです」
 
「おい、君は何が言いたいんだ!?」
 
「あの手紙は、怪盗Xからのメッセージでらなく大槻さんが怪盗Xに宛てた脅迫状だったんです」
 
美和子はいつもの怪盗Xの予告状には謙った丁寧な言い回しが使われていることに対し、大槻の死体の上にあったものの表現が異なることを指摘すると、本当は正体をバラされたくなければ約束の金を用意しろと言う意味なのだろうと推理した。
 
「仮に私が怪盗Xだとしたら、私が盗んだ絵は一体どこにあるんです?え?私はこの建物から一歩も外には出ていない。隠したって言うならこの建物を隈無く調べてもらいましょう」
 
神山の指示で鎌倉達は館内を一斉に捜索したが、絵が出てくることはなかった。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?絵はビリビリに破いちゃったんじゃないでしょうか?それでなければ燃やしちゃったか」
 
「あんな高価な絵を燃やすバカがどこにいる!?」
 
「あのー、ここにあった楽器を持つ名画は元々偽物だったんじゃないでしょうか?三井さんは事前にこの絵を偽物とすり替えておいたんです。そして今晩あたかも怪盗Xが盗んで行ったかのように我々に見せかけたんです。偽物なら破こうが燃やそうが関係ない」
 
布引が流しのバケツに盗まれた絵の一部の破片が残っていたのを見つけた。すると三井は倒れ込み自白を始めるのだった。
 
「あいつがいけないんだ。全部あの女のせいだ。本部長の親戚だかなんだか知らんが、金遣いの荒い女を女房にしたばっかりに。おまけに見栄っ張りで、こっちは借金に追われる毎日だ…」
 
「だからってこんなことを、あなたは間違っています。奥さんが本当に欲しかったのは、お金なんかじゃなくあなたの愛情だったんじゃないでしょうか。見栄を張ったり、お金を使ったりするのも、本当さあなたに振り向いて欲しかったからじゃないでしょうか。あなたは自分がどれだけ幸せなのか気付いてないだけです。失礼します」
 
勝手に帰ると怒られると、美和子を止めようとする西島に目もくれず、美和子はリムジンで帰って行った。
第2話の感想はここをクリック
今回は世間を騒がす神出鬼没の怪盗Xが名画を盗むという事件でした。怪盗Xは大胆な犯行で謎のヴェールに包まれており、警察もなかなか捕まえることができず、鎌倉とも因縁の相手のようでした。しかし、実際は美術館の館長三井が借金のために起こしたというなんともお粗末な事件でしたね。
 
今回も美和子がお金で解決しようと、高価な絵を買って 飾る言う大胆な計画でしたが、結局贋作が作れず本物を飾ってしまったり、すごいのかすごくないのか、とにかくとんでもない計画でした。さすがに今回は○億円ぽっち…のセリフは出てきませんでしたが…次回はどんな事件にお金をたくさん使うのか楽しみです。
<見逃し動画>第1話
 
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第1話の公式あらすじ

焼畑署に新人刑事・神戸美和子が赴任した。彼女は、政財界にも警察にも顔が利く大富豪・神戸喜久右衛門の孫娘だ。7年前の五億円事件の時効が目前で大忙しの鎌倉警部らはそんな使えない新人は必要ないと憤慨する。
 
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第1話のネタバレはここをクリック
刑事になった大富豪
今から7年前。現金輸送車が白バイ警官を装った男に5億円あまりを強奪された事件が起きた。
 
この、通称5億円事件は実は時効があと10日というところに迫っていたのだ。
焼畑警察署警部の鎌倉熊成(山下真司)はメディアの取材に対し、必ず犯人を捕まえると意気込んでいた。
 
一代で巨万の富を築いた大富豪の神部喜久右衛門(夏八木勲)の孫娘の神部美和子(深田恭子)は晴れて立派な警察官となり、祖父と祖父の秘書鈴木松江(市毛良枝)、お手伝い達に見送られ初出勤に向かおうとしていた。
 
署長の神山郁三(西岡徳馬)に新人警官を受け入れろと言われた鎌倉は、その警官が美和子であることに驚き拒絶するが、喜久右衛門が多額の寄付をしていることや、政界などに顔が利くということもあり、受け入れざるを得なかった。
 
大富豪のお嬢様である美和子は警察学校時代にリムジンで通勤していたことや、持ち前の天然な性格などで周囲から疎まれており、5億円事件のことで余裕がない焼畑署の刑事達も歓迎どころか、なんとか辞めさせようと画策する。
 
美和子の出勤に合わせ、リムジンをパンクさせようと狐塚虎彦(相島一之)や猿渡哲也(鈴木一真)は撒菱撒いて美和子を待ち受ける。しかしそこへやってきたのはヘリコプターから降り立った美和子だった。美和子は喜久右衛門が発作を起こしたことで時間を要してしまい、初日から遅刻してはいけないと、止む無くヘリコプターで出勤したのだった。
 
 
美和子の初事件
早速捜査会議に参加する美和子。5億円事件は、すでに犯人と思われる人物が3人に絞られていた。
 
その中でもテクノゲート社の社長の児玉の運転手をしていた川田隆(木川淳一)は1週間前から行方がわからなくなっており、怪しいとみなされていた。
 
若い刑事の西島誠一(載寧龍二)が映像を提出し、川田について説明をする。西島は川田を尾行していたのだが、児玉も一緒に乗っていた川田の車を見失ってしまっていた。その翌朝、児玉は川田からの迎えも連絡もないことを不審に思い警察に連絡をしたのだった。
 
「とにかく、1番怪しいのは川田だ!草の根をかき分けてでも奴を探し出せ!」
 
すでに川田が立ち回りそうな場所は当たっているものの、手掛かりは掴めていなかったが、鎌倉は足で捜査しろと刑事達に喝を入れる。
 
「あのー、ちょっとよろしいですか?」
 
捜査会議が終わると思われた時、美和子が突然質問をしだし、皆が注目する。
 
「川田さんは、児玉っていう社長に殺されちゃったんじゃないでしょうか?」
 
「なんだと?」
 
「今のビデオを見てみてください。児玉社長は戻ってきて車に乗り込む時、自分でドアを開けています。変だと思いませんか?運転手がいるんだったら、社長が戻ってきたとき、車を真っ先に降りてドアを開けるはずです。少なくとも、うちの運転手はいつもそうしてくださいます。もちろん私は自分でやりますから大丈夫ですといつもお断りしてるんですけど。」
 
「何が言いたいんだ君は?」
 
「川田さんがなぜ車を降りてドアを開けなかったのか。その時すでに中で川田さんは殺されていたのではないでしょうか?そして、戻ってきた児玉社長は後ろから車に乗り込み、前に周って、自分で車を運転して出て行ったんです」
 
鎌倉は下らないと一蹴、他の刑事達も呆れ果て、美和子の言うことを間に受けるものはいなかった。
 
しかし、鶴岡慶一(升毅)が、刑事の中でも強面で柄の悪い布引幸四郎(寺島進)に児玉を問い詰めさせたところ、川田の殺害を自供したと鎌倉に告げた。児玉は浮気現場を目撃されたことで川田から強請られていたのだ。
 
 
囮捜査開始
時効8日前。
 
県警の上層部も参加し、再度調査状況報告がなされた。川田は殺されたことで犯人ではないとされ、残された容疑者はカメラ店店員の幡野鉄也(甲本雅裕)、建設会社社員の須田純(温水洋一)の2人に絞られた。
 
幡野は発明に凝っていると言う情報があり、須田は不法投棄反対の住民運動に取り組んでいるということだった。
 
鎌倉は尾行の継続や家宅捜索を指示しようとするが、上層部からはことごとく否定されてしまい、口を噤ませる。
 
「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」
 
狐塚達はやめろと言わんばかりに美和子に発言をやめさせようとするが、美和子は気にすることなくそのまま続ける。
 
「2人にお金を使わせてみてはどうでしょうか?お金を使えば、5億円の隠し場所もわかるんですよね?そこを逮捕するんです」
 
「バカか君は?どうしたらそんなことができるんた?」
 
「お金を使いたくなるように、こちらから2人を仕向けるんです。私が刑事という身分を隠して2人と接触してみたいと思います」
 
鎌倉は美和子の提案を問題外だと一蹴しようとするが、上層部はただ尾行だけしているよりましだと言い、美和子に賛同しだす。上層部の意見を受け、上層部に言われるままの神山はすかさず美和子の意見を取り入れ、囮捜査を開始することになる。
 
美和子は早速家に帰ると、喜久右衛門に概要を説明する。
まずは発明に凝っているという幡野に接触を試みようとした美和子は発明家になろうとしていた。
喜久右衛門は美和子が重大な捜査を任されたことに感銘を受ける。喜久右衛門は巨万の富を得たことで、若い頃には悪事にも手を染めたこともあったが、老いてからはそのことを後悔していた。そして、美和子が捜査のために財産を使ってくれることが罪滅ぼしだと考えていたのだ。
 
喜久右衛門は自分が昔設立した研究所を使い、ノーベル賞候補になっている者を使えばいいと言うが美和子はノーベル賞候補などではなく、いい加減でいいのだと話した。
 
「よいか、金を使わせたかったら、まず徹底的にそいつを持ち上げることじゃ、持ち上げて持ち上げて、金銭感覚を失わせ最後に突き落とす。これでどんな人間も地獄を見る。んふふふふ、んはははは!」
 
 
2人の容疑者
美和子は早速大きな荷物を持って特許庁に向かうと、椅子に座って待っている幡野を発見する。美和子は自分の発明を見て欲しいと言い幡野と接触することに成功。そして祖父の研究施設に才能のある人を紹介してくれないかと申し出ると、幡野は自分の発明を見てほしいと次々の発明品を取り出して見せてきた。美和子は幡野を持ち上げると、広い研究施設へと連れて行き、全てを好きに使っていいと告げた。
 
着替えた美和子はもう1人の容疑者須田のもとへと向かい、反対運動に参加する。須田とうまく接触した美和子は須田に不法投棄の反対について、もっと大きな場で世界中に主張すべきだと言い、大きな取材を受けるようにと告げた。
 
時効4日前。
鎌倉は幡野と須田が21世期を動かす知識人としとして大々的に雑誌に紹介されていたことに腹を立て美和子を問い詰める。
 
「一度いい思いをした人間は、それを守るために、お金を使わざるを得なくなる、と祖父が申しておりました。事実幡野さんはアルバイト先からお給料を前借りしてスーツを慎重しました」
 
併せて須田も住民運動の打ち上げを高級フランス料理店でやっていたと狐塚が報告を上げた。
 
「2人とも手持ちのお金は尽きています。盗んだお金に手を出すのも時間の問題」
 
「時間の問題だと?時効まであと4日しかないんだ!大丈夫なんだろうな?」
 
「あっ!」
 
「まさか忘れてたんじゃ!?」
 
「大丈夫です!多分……」
 
美和子は西島から計画は中止され、鎌倉が強引に引っ張って吐かせるつもりになるだろうと聞かされる。
 
家に帰り喜久右衛門に報告を入れる美和子は最後に突き落とす方法が見つからないと嘆いた。すると松江がこのまま続けるべきだと言い出すと、少し経費がかかるが、必ず時効の日までにお金を使わせる方法があると告げる。
 
 
最後に突き落とす方法
明くる日、美和子は幡野と須田にパーティーの招待状を渡し、注目の人達に集まってもらうという口実で2人を誘い出した。
 
そしてリムジンを見て文句を言うなどし、美和子をよく思っていない交通課の樋口純子(野波真帆)と菊池裕美(中山恵)にお願いがあると言いだす。
 
時効前日。
パーティー当日。美和子は純子と裕美に幡野と須田に近付き高いプレゼントを強請るようにと仕向ける。
 
幡野に指輪をおねだりした純子。計画は順調に思われたが、幡野は純子を拘束し、車で連れ去っていった。
パーティーに紛れて張り込みをしていた刑事達も状況から幡野が犯人だと思い、皆が幡野を追いかけた。美和子は須田に今までのことは囮捜査だったと詫びを入れると、須田は幡野を捕まえるのに協力すると言い美和子を自分の車に乗せた。
 
一方幡野は純子を研究室に連れて行くと、自分の発明品を全て見せ、指輪よりもっと素敵なプレゼントだと自慢げに言った。
 
須田は捜査に協力したと見せかけて美和子を気絶させ、住民運動を行っていた場所へと連れて行った。須田は5億円事件の犯人は自分だと名乗り、お金を土の中に埋めたと告白する。
 
須田が熱心に不法投棄の反対運動を行っていたのは、自分がお金を埋めた土地農地に廃棄物が置かれていたからだった。
そして須田は美和子をゴミと一緒に埋めるつもりで美和子を連れてきたのだ。
 
後を付けてきた西島に助けられ、美和子はすんでのところで危機を脱することができた。西島は須田の車を調べている最中に美和子達が来たため、咄嗟に車にしがみついていたのだ。
 
気を失っていた美和子は目を覚ますと逮捕された須田に声をかけた。
 
「須田さん、どうしてこんなことを……あなたはあなたを信じてくれてたたくさんの人を裏切った。たった5億円ぽっちのお金のために」
 
美和子は運転手が迎えくると、現場を後にしてそのまま帰って行った。
第1話の感想はここをクリック
「ちょっとよろしいでしょうか?」というセリフが特徴的な神部美和子。巨万の富を得た大富豪の孫娘でなんと刑事になってしまうという不思議な展開。本当に大丈夫?と思ってしまいそうですが、そのふんわりした天然なキャラとはうってかわって、推理に関してはかなり鋭く的を得ています。キャラのせいか、周りからは疎まれ、煙たがられ相手にされていませんが…
 
唯一西島だけが普通に接してくれて、しかもその西島が美和子の危機を救出だしてくれました。
 
美和子が奇跡と言い感動した西島との今後の2人の関係が気になります。
 
それにしてもたった5億円ぽっちとは…是非本心から口にしてみたいものですね。笑

富豪刑事1(ドラマ)の内容

公式サイト

焼畑署に新人刑事・神戸美和子が赴任してきた。彼女は、政財界にも警察にも顔が効く大富豪・神戸喜久右衛門の孫娘だ。目の前の事件で大忙しの鎌倉警部たちは、そんなやっかいな新人は必要ないと大憤慨。何とか早く辞めさせようと手を尽くすが…。
 
<出典>U-NEXT公式

<出演者>

・神戸美和子:深田恭子
・神山郁三:西岡徳馬
・鎌倉熊成:山下真司
・鶴岡慶一:升毅
・布引幸四郎:寺島進
・狐塚虎彦:相島一之
・猿渡哲也:鈴木一真
・西島誠一:載寧龍二
・樋口純子:野波麻帆
・菊池裕美:中山恵

<各話の視聴率>

第1話 富豪刑事の囮 16.2%
第2話 美術館の富豪刑事 11.1%
第3話 密室の富豪刑事 12.6%
第4話 富豪刑事のキッドナップ 12.6%
第5話 ホテルの富豪刑事 13.2%
第6話 富豪刑事の遺体捜索 11.6%
第7話 富豪刑事の古美術品騒動 10.6%
第8話 富豪刑事の要人警護 12.3%
第9話 学園の富豪刑事 11.7%
最終話 絶体絶命の富豪刑事 12.3%

第1話から最終回まで全話配信中です

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富豪刑事1(ドラマ)の感想

30代女性

ドラマの見どころは深田恭子さん演じるヒロイン神戸美和子のお嬢様ぶり、事件解決のためのお金遣いです。彼女がリムジンの送迎で出勤するシーンはまさにドラマのタイトル「富豪刑事」そのものでした。お金絡みの事件では「たった〇億ぽっちのために殺すなんて」と言っており、富豪ぶりが伺えます。お金があるからの発言で、人生で一回はこんな台詞言ってみたいと美和子のセリフに憧れていました。作中にはお金持ちを感じさせるシーンがありますが、事件の解決のためだけに会社をひょいと立ち上げる、賞金一億円の射的大会を開催するシーンには驚きました。毎回金銭感覚が狂ったようなお金の遣い方をするので、次はどんなお金の遣い方をして何をしてくれるんだろうとワクワクします。さらに原作者の筒井康隆さんが俳優として作中に登場しているのも、この作品の面白いところです。美和子の祖父に恨みを持っている役として一話から少しずつ登場しますが、少しだけなのにその存在感はなかなか強いものでした。作者が出ている!と意識して観ていることもあったかもしれません。毎回主人公のぶっ飛んだお金遣いと原作者の登場に注目して観ていましたが、最後までお金遣いの勢いが止まらず飽きることなく楽しめたと思います。

50代女性

深田恭子さんが、焼畑署捜査課新人刑事で大富豪神戸喜久右衛門の孫娘で、天然な性格で一般人からは想像もつかない金銭感覚を持っている神戸美和子を、熱演していてとても可愛かったと思いました。ふわっとした見た目と違い、推理力がすごく見事にトリックを暴いたりするところはカッコ良かったです。世間ずれしているので、ヤクザや不良と対峙する時もあるけれど、物おじせずに接して相手を刺激してしまう説教をする時があって、天然ボケぶりがはまり役だと思いました。虎牙光輝さんが、神戸家の使用人兼運転手で、基本的に無口でポーカーフェイスでヘリコプターや飛行機も操縦できて、時系列が解決する頃になるとどこからともなく美和子を迎えに来る伊東隆行を、とてもいい味を出して演じていて良かったと思いました。夏八木勲さんが、美和子の祖父で溺愛していて、一代で巨万の富を築いたが若い頃に悪行をしてきたことを悔いていて、美和子が仕事をする時に自分の資産をつぎ込むことが贖罪だと考えている、神戸喜久右衛門町をさすがの演技力で演じていて、存在感がすごかったです。山下真司さんが、昔ながらの熱血刑事で部下に説教して、部下の失態の責任がいつも回ってくる気の毒な中間管理職の鎌倉熊成を、熱演していて良かったと思いました。

40代男性

ドラマ「富豪刑事」が原作と一番違うところは、主人公が男性から女性に変更されている事です。この変更と、主人公の神戸美和子役を深田恭子さんの組み合わせが、意外と良かったです。深田さんの容姿と神戸の天然ボケがとてもマッチしており、原作では出せなかった華やかさが出ています。新人刑事にもかかわらず、一般の金銭感覚とはかけ離れている事で、一風変わった主人公になっており、そのせいか、ドラマで起こる事件に悲壮感はあまり感じられないという副作用もありました。一方で、神戸の上司である鎌倉捜査課長は、山下真司さんが演じていた事で、熱血漢なキャラクターに仕上がっています。鎌倉の設定には、学生時代にラグビーをしていたとあり、これは山下さんが過去に出演していたドラマ「スクールウォーズ」シリーズを連想させ、ドラマファンには心憎い演出だと思います。ドラマ版は、原作とはかなり設定を変更しているので、原作を知らなくても楽しめる作りになっていたのは良かったです。一方で、原作をイメージして観る作りでは無いので、同じ題名であっても、途中でオリジナルストーリーが入ってくるので、全く別作品に感じるかもしれません。深田さんの衣装が結構かわいいので、ファッションに注目して観ても楽しかったです。

30代男性

まず主人公「神戸美和子」として、深田恭子さんはハマり役であったと思います。原作は未読ですが、もともと主人公は男性だったとのこと。男性から女性へと主人公を替えて、アレンジしたものと思いますが、ピッタリの配役でした。「あの、ちょっとよろしいでしょうか?」の決め台詞?は耳に残り、若干ぶりっ子っぽくも一途で一生懸命なキャラクターをうまく演じていたように思います。そのキャラクターがどハマりしたことで作品自体が非常に良くなったのは間違いないです。また主人公の回りの配役も良く、夏八木勲さんや山下真司さんなど過剰な演技にも見えるところがおもしろおかしく、ドラマをさらに良い方向へ導いていたと思います。ドラマの内容としても事件自体は引き込まれるものがあり、神戸美和子が事件を解決するために、常識はずれで非常に費用のかかる手段を用いることも、今までのドラマにない興味深い刑事物作品でした。一話完結型で最後までテンポ良く見続けることができる内容です。シーズン1は全10話で、シーズン2も同様の話数となります。シーズン1だけでなくシーズン2も十分におもしろい作品です。個人的にはシーズン3以降もやっていただきたいくらい、おもしろい作品でした。

40代男性

ばかばかしいけど面白い。そんなドラマであり、キャスティングがドンピシャな気がします。途中で挫折せず、最終回まで一話目から楽しむことができました。
深田恭子のキャスティングが見事である、そんな作品であり馬鹿馬鹿しさを演じて彼女の右に出る者はいないと言ったような気がするのです。それぐらいマッチしているため最高のドラマとなっています。まず見所と言えばバリバリのセレブの役にもかかわらず、すごく嫌味が無くそんな女性を演じることができていると思いました。綺麗で可愛い彼女を見ているうちに、そのような嫉妬に似たようなお金持ちへの感情も消え失せ、まさに可愛いは正義と言える。そんな役どころを演じることができていると思いました。本当にこのドラマは、深田恭子を綺麗に撮ることにかけてはすごく、そこに全ての力を注力していると言っても過言ではないぐらいに思いました。そのほか意外に推理力があるといったようなところも感じられ、金銭感覚がぶっ飛んでいるといったようなところ、五億円もの大金を「たったコレぽっち」と言ってしまうようなところもすごく金銭感覚がずれていると思います。純粋無垢で汚れを知らない美学、その上セレブであるのに刑事だと言ったようなギャップがこのドラマもすごく面白くさせています。

30代男性

富豪刑事は有名なので知っている人は結構いるかもしれません。深田恭子さんは見た目的にもいかにも富豪刑事ではないかという存在なのでいいと思います。
刑事もののシリーズは色々とありますが、作品が作品だけにうんざりするような内容にもなってしまいかねないものだと思います。犯罪をメインにドラマを作っているわけですから、見ている方としては嫌な気分になりうんざりしてしまいかねないわけですが、こういった面白い設定のドラマになっていると、設定が面白いので気分良く毎週見ていくことができる。少し気持ちを和らげていくことができると言うような感じになるのではないかと思います。ヒーロー系のドラマにも似ている感じがして警察とは関係ないスーパーマンや月光仮面のような独自で悪を許さない活動をしているという存在?に近いような面白い設定になっているのではないかと思います。ストーリーを見ても、特に飽きてしまうようなマンネリ化しているようなストーリーと言うのは少ないような気がしましたし、どれもなかなか脚本を見る限り面白いのではないかと言うようなストーリーになっていると思います。なのでそこまでつまらないと言う作品ではないので見ていくといいと思います。

50代男性

深田恭子さんが演じる主人公の警察官・神戸美和子は大富豪の孫娘という設定で、そこだけ見ればよくある現実離れしたコメディですが、深キョンの天然風の演技によって最初から最後まで気軽に楽しめるドラマでした。常人離れした金銭感覚や徹底したド派手で大掛かりな捜査態勢は、ある意味西部警察のハイソ版的なイメージも感じます。西部警察ならすべて税金で用意した車両や装備・人員ですが、そこは富豪刑事ですから「おじいさま」の財産のホンの一部というのが面白いところです。また、単にドタバタやっているだけなら飽きてしまうところですが、周囲の面々が神戸美和子に対して見せるさまざまな感情を映すシーンが適度に配置されており、ほどよいスパイスになっています。シリアスなドラマなら、金持ちへの嫉妬や自分たちとは違う金持ちの感覚に対する人間模様のドロドロした部分に多少の嫌悪やイライラを感じてしまうものですが、そういったタイプの作品ではありません。どのようなシーンであっても、深キョンの絶妙な演技力によって微笑ましく思えてしまいました。神戸美和子が中途半端なお嬢様ではなく、正真正銘の令嬢だからできる嫌みのないピンボケぶりを抜きにしては語れない作品です。

50代男性

刑事にはどんな人が向いているのか?と聞かれると、人を信じないことや疑う心、現場100回の積み重ねが大事だと答えてしまいます。科学捜査が主流になってきた現代社会では、靴をすり減らすことは少なくなってきました。これまでの常識を覆す神戸美和子はお金をかけて捜査する珍しいやりかたでした。お金に糸目をつけない心は、生まれた時からお金持ちの家だったのでお金で苦労したことがないからです。数億円のために人を殺すなんてというので、お金の価値観が桁外れでした。犯罪には、必ずといっていいほどお金が関係しています。お金の誘惑に負けてしまう人間の弱さや、お金のためなら人の命まで奪ってしまう恐ろしさがあります。お金があれば生きていけることは確かなので、みんな考えていることは同じです。それでも踏みとどまる人と実行してしまう人に分かれます。神戸美和子は、浮世離れした生き方と、一般人には思いつかないことで捜査します。この発想力はお金持ちだから考え付くことでした。鎌倉警部は昔ながらの捜査で熱い刑事でしたが、神戸美和子とは正反対だったので気に入らないように見えました。時代の流れについて行ける人が、世の中を制することができます。

50代女性

最終回に筒井康隆が出演していたので、驚いた。殺人事件が毎回起きるという殺伐としたドラマだ。深田恭子の印象に反し低俗な殺戮が事件となり、低俗映像である。あっまた死んだ!ほら!死んだよ!と簡単につぶやけるのが富豪刑事の良いところである。時間内に死人が上がり、あっ!死んじゃったよ!!と簡単に呟き合う。死人が起き上がり歌を歌い出した!という警視庁がやっている奇妙な殺人や死体の話より数段いい。最終回のラストシーンで大量の一万円札が落ちてくるのは、何度見ても爽快だ。古い映像から引っ張ってきたのか!?と疑うような古臭い感は否めないが、大量に落ちてくる一万円札を拾いたいもんだ!とこんなシーンを見るたびに思う。拾って一万円札を一枚一枚数えている人とタッパにご飯を詰め込めるだけ詰めたという人は、同じ人のように見えた。どこまで人は入りこんでいるのか?疑わしい話ばかりだ。金の争いというのは悲惨だ。ドラマの中にも何重にも古い映像の回想シーンが入り、その回想シーンの中で更にお金の争いと札束とが映り込んでいる。回想シーンから回収したお札と通し番号を合わせるのが大変だったという話を聞いたことがある。どうやって回収するのだろうか?